結果と考察はわけて書く

2017年2月7日

 

結果と考察はわけて書く

日本作業療法学会の〆切が近いので、他人の抄録を見ていて気になること。

ときどき、「結果」と「考察」がクリアに分かれていない抄録をチェックすることがあります。

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基本ルールは以下の通り

  • 結果は事実をたんたんと書く
  • 考察は結果に対する解釈を書く

量的研究の場合

量的研究の場合、この基本ルールは守りやすいようです。

量的研究の結果は、数式から統計モデルを立ち上げたりしなければ、ソフトウェアにデータを入力すると半自動的に出力されるので、事実と解釈を区別しやすいのでしょう。

質的研究の場合

他方、質的研究になると元のフレームが「結果と考察」になることがあります。

そーすると、著者が曖昧模糊な視点で抄録を書きつづると、どれが結果で何が考察なのかを他人が読解できない内容になります。

ではこーゆーときはどうしたらよいか

答えは単純で「結果と考察」というフレームで書くときも上記の基本ルールを守ればよいのです。

具体例を示すと、「結果と考察」というフレームのときは「結果は〜〜〜、〜〜〜だった。そのため、本研究では〇〇と考えられた。一方、×××、×××という結果も示された。これは、△△△と理由から▢▢▢と考えられた。」というように結果→考察という構造を意識しながら書くとよいです。

そーすると、査読者や読者はどれが結果で何が考察なのかを読解しやすくなります。

研究は他者に新しい知見をプレゼントする営為です。

特定の個人が理解できればよい日記とは違います。

他人が研究の意味を理解しやすいように、例えフレームが「結果と考察」であったとしてもそれらはクリアにわけて書きましょう。

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