WFOT教育最低基準2016

投稿日:2017年5月19日 更新日:

本記事では「WFOT教育最低基準2016」についてサクッと解説しています。

WFOT教育最低基準2016

WFOT教育最低基準2016が話題になっていたので原文チェックしました

以下のリンクから無料で読めます。

目的

これの目的は、作業療法教育の質を保証するために国際基準を確立することと、それの維持を通して専門性の形成に影響を与えること、ということです。

各国の事情にしっかり配慮しながら導入せーよと書いてありますが、作業中心で教育しなさいよという点は共通しています。

上記の資料では、作業に関する理解として、

  • 作業の本質と意味
  • 人間の作業的性質
  • 作業に関連して人びとが経験する問題と満足の種類
  • 各文化における作業参加の問題とその対応の理解

を含むよーにと書いてありました。

ライリーの流れは教育基準として健在

ライリーからはじまった「最初のアイデアを最新のアイデアとして発展させる」という流れは教育基準でも健在です。

それを実質化させるフレームとして、Person-Environment-Occupation (PEO)  Modelが採用されています。

30ページからはじまるその内容は、クライエントの意味ある作業への取り組みを促進するために、人間はどー理解したらよいか、作業と人間の関係はどう捉えたらよいか、環境が人間と作業に与える影響はどう理解するか、などについて端的明瞭に書いてあります。

作業中心の実践っていまいちよく理解しにくいという人は必見だと思います。

また、用語の定義集が最後にのっています

これも、理解しやすいように書いてあるので、作業ってなに?作業を通してwell-beingを高めるっていうけど、そもそもwell-beingってなんなの?という人にはお勧めです。

なお、ぼくも教育研究しているので個人的には、WFOTがどーゆー方法でこれを作っているのか、ということと、過去のWFOT教育最低基準が実際にどのような成果をもたらしてきたのか、ということが気になっていました。

方法については、上記の資料で概観を拝むことができます。

他方、後者についてはいまいちよくわかりませんでしたが、どこかで報告されているでしょうから探してみたいと思います。

まとめ:WFOT教育最低基準2016

本記事では「WFOT教育最低基準2016」についてサクッと解説しました。

兎にも角にも、WFOT教育最低基準2016は、作業を通して健康とwell-beingを促進する知識を教えよう、という内容なので、皆さんしっかり作業の知識を教育していきましょう。

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