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習慣化のメリットとデメリットを決める唯一のポイント

京極真
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本記事では「習慣化のメリットとデメリットが知りたい。ついだらだら過ごしてしまうので、この行動を習慣化してもメリットを得られるのだろうか」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 習慣化のメリットとデメリットが知りた
  • 習慣化のメリットを増やし、デメリットを減らす方法を知りたい

習慣化のメリットとデメリットを決める唯一のポイント

結論:行動

習慣化のメリットとデメリットを決める唯一のポイントは「行動」です。

習慣化は健康と幸福に影響を与える。

良い行動は習慣化のメリットを引き出し、健康と幸福を向上させます。

他方、悪い行動は習慣化のデメリットを引き出し、健康と幸福を低下させます。

良い行動は習慣化のメリットを引き出し、他方、悪い行動は習慣化のデメリットを引き出すのです。

習慣化すると良い行動

習慣化すると良い行動は例えば以下の通りです。

具体例:良い行動
  • 没頭する
  • 運動する
  • 瞑想する
  • 感謝する
  • 人一緒に何かする
  • 適度に寝る など

習慣化のメリットを引き出したい人は、例えばこれらの行動を生活に定着させるとよいです。

習慣化すると悪い行動

習慣化すると悪い行動は例えば以下の通りです。

具体例:悪い行動
  • ダラダラ先延ばしにする
  • つい夜更かしして寝不足になる
  • 薬物を乱用する
  • 危険なセックスに没頭する
  • 小さなことで繰り返し悩む
  • 強迫的に行動する(何でもかんでも完璧にしようとする) など

習慣化のデメリットを抑えたい人は、例えばこれらの行動を生活から除いていくとよいです。

習慣化すると良い行動ばかりやっていられない!?

習慣化のメリットとデメリットはどんな行動を習慣化するかによって変わってきます。

なので、習慣化のメリットを引き出したいならば、良い行動を習慣化すべしです。

けど、習慣化すると良い行動ばかりやっていられないという意見もあるでしょう。

確かにそれはその通りの一面もあって、ぼくだって感謝ばかりしていられないです。

それに、だれだって習慣化すると悪い行動をしてしまうときがあるものです。

だけども、習慣化すると良い行動ばかりやっていられないということと、習慣化すると悪い行動を促進するとよいということには大きな隔たりがあります。

少しでも自身の人生を素晴らしいものにしたいならば、自身の生き方に習慣化すると良い行動を取りいれたほうがいいです。

習慣化のメリットを増やし、デメリットを減らすコツ

ここからさらに深掘りして、習慣化すると良い行動を増やし、習慣化すると悪い行動を減らすにはどうしたらよいかについて解説します。

結論:分析→計画→行動

結論から言うと、自身の習慣化を分析し、その結果を基に対策を立てて、行動することです。

自分の習慣化がどうなっているかを知らなければ、習慣化すると良い行動を増やし、習慣化すると悪い行動を減らすことはできないからです。

作業療法の世界的理論である人間作業モデルによると、習慣化は役割と日課から構成されています。

役割とは義務、日課とはパターンです。

習慣化はこの2つのパラメータで構成されているので、この切り口から分析するとよいです。

つまり、自分の役割が何で、どんな行動パターンをもっているのかを把握したらよいのです。

人間作業モデルについて詳しく知りたい人は以下の記事でおすすめ本を紹介していますのでご参照ください。

あわせて読みたい
【買って損しない!】人間作業モデルを学べる本【3冊+1】
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具体例

例えば、以前のぼくは運動不足でした。

そこで役割と日課という切り口から分析しました。

すると、運動するために特別な時間を確保しないとできないことがわかりました。

そこで、朝とか夕方とかに無理くり運動する時間をぶちこみました。

最初は忍耐が必要ですけども、つべこべ言わずにたんたんと運動し続けているうちに、いつしか習慣化できていました。

自分でできるものなの!?

習慣化すると悪い行動が多い人はそもそも認知が歪んでいる可能性があるため、役割と日課の分析は認知が歪んでいると難しいのではないかとおっしゃる方がいます。

確かにその通りかもしれません。

けども、誰しも認知の歪みがあるし、社会参加できているなら病的な歪みはたぶんないだろうから、大丈夫じゃないかと思います。

よほど心配なら信頼できる人(家族、恋人、友達など)に相談したら良いです。

まとめ:習慣化のメリットとデメリットを決める唯一のポイント

本記事では「習慣化のメリットとデメリットが知りたい。ついだらだら過ごしてしまうので、この行動を習慣化してもメリットを得られるのだろうか」という疑問にお答えしました。

結論をいうと、習慣化のメリットとデメリットを決める唯一のポイントは「行動」です。

また、習慣化すると良い行動を増やし、習慣化すると悪い行動を減らすにはどうしたらよいかというと、自身の習慣化を分析し、その結果を基に対策を立てて、行動することです。

本記事が皆さんのより良い習慣化の構成に役立つようならうれしいです。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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