副業したい作業療法士は本業で頑張るべし【具体策あり】

2019年6月29日

きょうごく
本記事では「作業療法士していますけど、副業したいと考えています。おすすめの副業はありますか」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • 作業療法士の副業に興味がある
  • おすすめの副業を教えてほしい

本記事を書いているぼくは15年ぐらい前から本業しつつ、いわゆる副業も細々やってきました。

働き方改革のおかげで、国も副業を推進しています。

年金の受取額は減るし、終身雇用の崩壊で退職金は当てにならないし、この20年間で給与は下がり続けていますから、本業+副業という働き方はますます重要になってきます。

本記事では、だいぶ前から副業しているぼくが上記の疑問にさくっとお答えします。

副業したい作業療法士は本業で頑張るべし

結論:副業したい作業療法士は本業で頑張るべし

結論をいうと、副業したい作業療法士はまず本業を頑張るべしです。

理由は、本業で突き抜けた後に、水平展開で副業した方が無駄がないからです。

本業を活かした副業の例

  • 執筆業・・・書籍、連載で書く
  • 講演業・・・知見を広く伝える
  • 研修業・・・技術を広く教える
  • コンサル・・・問題解決を提案する
  • 企業提携・・・他の企業と手を組む
  • 非常勤・・・他の臨床・教育現場などで経験を活かす
  • web事業・・・webで知技を発信する など

上記はすべて、本業で頑張った成果を活かして、副業に水平展開したものになります。

そして、これらの副業の多くは依頼というかたちになります。

つまり本業で頑張って認められて、副業の依頼が自然と集まる状態を目指すのです。

ぼくは20代後半から講演業、執筆業の依頼が入りはじめました。

その後から現在に至るまで、細々とですけども一度も途絶えることなくいろいろ取り組んできました。

本業を頑張れば、その成果を副業に活かせるので、めちゃ効率的だったなぁと思います。

良くある疑問:本業に関係ない副業でもよいのでは?

良くある疑問の1つに「本業に関係ない副業でもよいのでは?」というものがあります。

確かに、ぼくが知っている範囲でも本業に関係ない副業に取り組んでいる作業療法士がいらっしゃいました。

本業に関係ない副業の例

  • ファーストフード店の店員
  • コンビニエンスストアの店員
  • 居酒屋の店員
  • 日雇い派遣 など

確かにそれも立派な副業です。

けど、皆さん総じて「作業療法士としての経験が活かせないからしんどい」などとおっしゃっていました。

臨床業務後にファーストフード店の店員するわけです。

そのやり方だと人生がハードモード化するので、ぼく個人的にはあまりおすすめできません。

その結果として、患者さんの生活と人生がかかった作業療法が疎かになったら、患者さんに取り返しがつかない迷惑をかけることになります。

それは、作業療法士として一番やってはいけないことです。

良くある疑問:ポジショントークじゃないの?

また良くある疑問に「それって生存バイアスかかっているよね?ポジショントークじゃん」というものがあります。

はい、その通りです。

完全にポジショントークです。

けど、このポジショントークにはメリットがあると思っておりまして、それは副業が本業にもプラスの影響を与える、です。

例えば、執筆業で著書を書くとしますよね。

すると、その過程で思考が深まっていくから、本業の深化も同時に促進されることになります。

結果として、患者さんに対する作業療法の質も向上する可能性があります。

つまり、以下の構図が成り立つわけです。

好循環

  1. 本業で突き抜ける
  2. 副業の依頼が入る
  3. 本業と副業を頑張る
  4. 副業の影響で本業が伸びる
  5. さらに副業の依頼が入る

もちろん、本業に関係ない副業でも学びはあると思います。

けど、人生は有限でして時間は限られています。

そう考えると、同じ学びがあるなら最大化したいじゃないですか。

作業療法士が本業から副業へと展開するコツ

本業から副業へと展開するコツは以下の通りです。

コツ

  • その①:本業で結果を出す
  • その②:研究論文を書く
  • その③:人脈を作る
  • その④:webで発信する

その①:本業で結果を出す

まずは本業で結果を出すべしです。

臨床家で言えば、患者さんに対する作業療法にしっかり集中し、現時点における最善で最良の結果を出す努力を重ねましょう。

理由は本業で結果を出さなければ、副業の依頼は入ってこないからです。

本業で結果を出すためには自己研鑽が不可欠です。

とにかく本業で結果が出るように、日々の自己研鑽を欠かさないようにしてください。

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その②:研究論文を書く

次に、本業で培った知見を踏まえて、研究論文を書くべしです。

研究論文には新規性が必要です。

作業療法はまだ謎が多く残されているので、本業で真剣に取り組んでいたらそれを解く新しい仮説を生成したり、検証したりしているはずです。

その結果を研究論文というかたちで世に問いましょう。

ぼくの経験上、はじめて研究論文を書くときは事例報告がおすすめです。

多くの人に読まれる事例報告を書きたい人は以下の電子書籍を読むべしです。

購入者向けにQ&Aがありますので、執筆中に困ったことがあれば相談することもできます。

その③:人脈を作る

人脈を作ることも重要です。

本業を頑張って副業の依頼をゲットする必要があるので、「この人に頼んでみよう」と思ってもらう必要があるからです。

「飲み会に参加して酒を飲んで楽しんで帰ってくる」みたいなやり方はNGです。

そのやり方でできる人脈は、遊び友達だけですから広がっていきません。

学会、協会、都道府県士会、各勉強会などに関わると仕事につながる人脈を作れます。

けど、一番のおすすめは自分が研修会、勉強会を主催するという方法です。

「採算は赤字にならなければいい」ぐらいの気持ちで、自分が専門として極めたい勉強会などを主催し、その道のフロントランナーとつながり、名前と顔を覚えてもらって、何かあったら頼もうという信頼を勝ち取っていけばOKです。

その際、ご自身が書いた研究論文があると渡せるので展開が速いです。

ちなみに参考までに行っておくと、20代後半からのぼくは、研究論文の主な読者に出版社の編集者を想定していました。

もちろん、実際に読むのは同業者でしょうけども、当時のぼくは執筆業を獲得したかったので、編集者からみて「書き手として将来性がある」と思ってもらうために、気合いの入った研究論文を書いていくようにしました。

その④:webで情報発信する

また現代なら、webでの情報発信も積極的にやるべきです。

おすすめは以下の媒体です。

おすすめ

  • Blog
  • YouTube
  • Twitter

webの情報発信がしっかりできていれば、人脈作りもかなり容易です。

例えば、ぼくがBlogやYouTubeで書籍を紹介すると、まとまった注文が入ることがあるので編集者から直に御礼メールをもらうことがあります。

こちらから会いにいかなくても、相手からアポイントをとってくれるわけです。

webの情報発信は上手くやれば、現実世界にプラスの作用をもたらしてくれます。

また世界的に著名な研究者を除いて、webの情報発信を積極的にやっていればそうでない場合に比べて研究論文の存在も知ってもらいやすくなります。

研究論文って普通に書いているだけだと、著者と査読者以外は読まない論文みたいなものも生まれたりします。

その点、webの情報発信をやっていれば広報できるのでお得です。

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悲報:最後は運次第

ここまで書いておいてあれですけども、最後はやっぱり運次第です。

本業を頑張っても副業の依頼が入らない可能性はあるからです。

その場合は、諦めるか、惨憺たる結果を踏まえて改善して再チャレンジし続けるか、で道は変わります。

ぼくの経験上、諦めたらゲーム終了なので、結果を踏まえて改善して再チャレンジし続けたほうがよいと思います。

運は確率の問題なので、改善し続けながらチャレンジし続ければ、いつか日の目を見る可能性があります。

諦めずに頑張っていきましょう。

まとめ:副業したい作業療法士は本業で頑張るべし

本記事では「作業療法士していますけど、副業したいと考えています。おすすめの副業はありますか」という疑問にお答えしました。

結論をいえば、副業したい作業療法士はまず本業を頑張るべしです。

本業で結果を残しつつ、水平展開で副業した方が効率的だからです。

本業を活かした副業の例

  • 執筆業・・・書籍、連載で書く
  • 講演業・・・知見を広く伝える
  • 研修業・・・技術を広く教える
  • コンサル・・・問題解決を提案する
  • 企業提携・・・他の企業と手を組む
  • 非常勤・・・他の臨床・教育現場などで経験を活かす
  • web事業・・・webで知技を発信する など

本記事が副業に関心のある作業療法士の参考になればうれしいです。

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