コミュニケーションできない人は模倣からはじめるべし

2019年7月21日

きょうごく
本記事では「コミュニケーションが苦手で上手くできないです。努力しているのですが、昔からいっこうに改善しません。どうしたらよいですか」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • コミュニケーションできないで困っている
  • 努力しているけどもなかなか改善しない

本記事を書いているぼくはコミュニケーション論である信念対立解明アプローチを体系化しています。

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これは特に人間関係のトラブルに対応したものでして、コミュニケーションができないために生じる課題にも対応できます。

本記事ではそんなぼくが上記の疑問にさくっとお答えします。

コミュニケーションできない人は模倣からはじめるべし

結論:摸倣

結論から言うと、コミュニケーションできない人は模倣からはじめるとよいです。

理由は、自力でどうにかしようとするよりも、摸倣からはじめる方が挑戦のハードルが低いからです。

具体例

具体的にお話しすると、コミュニケーションができない人は、「どう思いますか?」などと問われると緊張で絶句してしまい、数分たっても具体的なリアクションがほとんどできないことがあります。

「うーん、、、」ぐらいは発することはありますけども、ひどいときはそもそも声がでないです。

また、表情も身振り手振りも極めて乏しいので、非言語的に意志を伝えることもできないです。

こんな感じなので、自力でどうにかしようとするのは、ハードルが高すぎるのです。

自力で頑張ろうとすると、「できない→頑張る→できない」という負のループにはまるので、メンタルが不安定になって今までできていたこともできなくなります。

なので、自力でどうにかしようとするのではなく、摸倣かはじめるという視点をもった方がいいです。

よくある質問:摸倣からおすすめする理由は?

「どうして摸倣をおすすめするのですか」と疑問に思う人がいらっしゃいます。

結論をいうと、摸倣はもっとも平易な行動学習の方法だからです。

ポイント

摸倣するには「観察する→真似る」というステップを踏みます。

つまり、自分よりもちょっとだけ上手な人をよく観察し、そのやり方に似せていくのです。

こう書くと難しそうに感じるかもしれませんが、実のところ摸倣は○歳時でもできるぐらい簡単な方法です。

本記事を読んでいる方は、きっと0歳時よりも年上ですよね。

つまり、あなたの発達レベルは0歳時に比べて相対的に高いわけでして、何らかの器質的な問題がない限りにおいて、あなたは0歳時よりも能力的に高いはずです。

能力的に高いということは、摸倣はあなたならほぼ確実にできるということです。

しかし、自力でやろうとするとそうは問屋が卸さないです。

摸倣よりも高度な機能が要請されるからです。

したがって、コミュニケーションできない人は摸倣からやった方がいいです。

よくある質問:自分らしさがなくなるのでは?

「真似ると自分らしさがなくなるのでは?」と思う人がいます。

そう感じる気持ちはわからなくもないです。

けどそれは取り越し苦労です。

理由は、自分らしさは存在そのものが十分支えているからです。

よくわからない人は、鏡で自分を見た後に、周囲の人を見てみるとよいです。

自分と区別ができないぐらい似ている人はいますか?

たぶんほとんどいないはずです。

たまに他人の空似が起こるほと似ている人はいます。

けども、それでもまったく一緒というわけではないはずです。

ここから導ける答えのひとつは、自分らしさは自分の存在によって十分支えられているということです。

もちろん、何かすることによって、自分の存在が規定される側面があります。

なので、真似ることによって、真似する自分という同一性が生成されるでしょう。

けど、すべて真似ているかというと、決してそんなことはありません。

コミュニケーションできない問題を解決するために真似ているときでも、全体の比率で言わば真似る行動はごくわずかしかないです。

つまり、コミュニケーションできない問題を解決するために真似ても、自分らしさが損なわれる事態はほぼ起こりえないわけです。

よくある質問:何らかの病気では?

「コミュニケーションできない人は何らかの病気では?」と疑問に思われる方がいらっしゃいます。

確かにその可能性はありえるかもです。

しかし、実際には病院を受診しても明確な診断がつかないけども、コミュニケーションできない人というのはいらっしゃいます。

平均的な人(そんな人は存在しませんが)よりも何かができない人を見ると、「病気では?」と思ってしまう気持ちはわかります。

そう思うことによって何となく安心できるし、自分とは異なると区別することで不可解さも消えるからです。

けども、「コミュニケーションできない=病気である」という構図がいつも成立するわけでもないのです。

もちろん「診断がつかない=病気ではない」という構図がいつも成立するわけではありません。

「何らかの病気では?」と思うことによって問題が解決するならそれもよいですが、実際には思考停止への第一歩になることもあります。

なので、病気というわけではないけども、多くの人ができるレベルのコミュニケーションに到達しない人がいらっしゃるという視点をもっておく必要があります。

コミュニケーションできない人が模倣するコツ

摸倣するコツは以下の通りです。

コツ

  • その①:自分より少し上手な人を観察する
  • その②:できそうなところから真似る
  • その③:上手くできたら伸ばす

その①:自分より少し上手な人を観察する

摸倣するときは、自分よりも少しだけ上手な人を観察するところからはじめましょう。

理由は、圧倒的に上手な人よりも少しだけ上手な人のやり方のほうが真似やすいからです。

具体例

例えば、コミュニケーションがめちゃくちゃ上手くて、強力なリーダーシップを発揮している人がいるとします。

そういう人は、自他の目的と状況を把握するチカラが非常に高くて、瞬時に文脈を読み解きつつ心を掌握していくことができます。

それをやろうと思ったら、膨大な操作を同時多発的に展開する必要があります。

これは、コミュニケーションできない人にとっては、ハードルが高すぎるので、真似ようと思ってもできません。

なので、摸倣する場合は、自分よりもめちゃくちゃ上手い人を観察するのではなく、「これならできそうだな」と感じられる程度の人を観察した方がよいです。

観察するときは、「自然な場面で自然に観る」ようにしてください。

くれぐれも実験対象を客観的に注意深く観るようなことはないように。

それすると、「こいつやべぇ、、、」と思われて、結果としてよそよそしい行動を観察することになり、真似るところがなくなりますよ。

その②:できそうなところから真似る

観察したら「あっこれならできそうだな」とか「これぐらいだったら自分でもやれるかも」と思う行動を見つけることができます。

そういう行動を見つけたら、実際に真似ていくとよいです。

具体例

例えば、相手の言動に対して「へぇ、そうなんだ」「なるほどね」などと応答している様子を観たとします。

それに対して「あれぐらいならできるかも、、、」と感じたらやってみたらOKです。

「え?そんなことでいいの??」と思うかもです。

それに対するぼくの解は「いいです」です。

できない人はそういうことからできていないからです。

最初は、真似ようとしてもぎこちなかったり、文脈にあわなかったりして、変な行動になるかもです。

けど、もし「ぎこちない」「流れにあってない」と気づくことがあれば、それはそれで大きな前進です。

今まではそれすらできていなかったわけですから、実際にそれを試せたこと自体に価値があるからです。

なので、難しいことは考えず、まずは自分よりも少し上手な人を真似ることからはじめたらOKです、

その③:上手くできたら伸ばす

真似ていくと、「上手くできること」と「上手くできないこと」が明らかになっていきます。

具体例

例えば、「笑顔でうなずくこと」はできるけども、「ユーモアをまじえながら応答すること」はできない、などのようにコミュニケーションの難易度によってできる不出来がわかれるはずです。

何ができて、何ができないかは、個体差があって一概にはいえません。

けど実際に真似ると、それぞれの得意不得意がわかれて、できることとできないことが明確になってきます。

そうなったら、できることから伸ばしていくようにしてください。

理由はできないことに着目すると、もともと苦手意識が強いのに、さらに負の強化が働いてできなくなる可能性があるからです。

苦手なことを克服する過程では、できることを伸ばして相対的にできない比率を減らしていく、と挫折せずに改善を続けることができます。

なので、コミュニケーションできない問題を解決したければ、自分の強みを伸ばしていくようにしましょう。

まとめ:コミュニケーションできない人は模倣からはじめるべし

本記事では「コミュニケーションが苦手で上手くできないです。努力しているのですが、昔からいっこうに改善しません。どうしたらよいですか」という疑問にお答えしました。

結論を言うと、コミュニケーションできない人は模倣からはじめるべしです。

自力でできるようになろうとするよりも、摸倣からやった方がハードルが低いからです。

摸倣するコツは以下の通りなので、コミュニケーションできない問題を解決したければぜひチャレンジしてみてください。

コツ

  • その①:自分より少し上手な人を観察する
  • その②:できそうなところから真似る
  • その③:上手くできたら伸ばす

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