【解説】対立軸は自分にある!?セルフパートナーと良好な関係を築こう【対策あり】

2019年11月21日

きょうごく
本記事では「対立というと、他人との間で生じる問題をイメージしがちですけど、対立って自分の中でも生じませんか」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • 自分自身との対立を体験している
  • 自分とおりあいをつける方法を知りたい

本記事を書いているぼくは、信念対立という切り口で対立について研究しています。

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対立(信念対立)は避けられない問題でして、放っておいたら信頼感が損なわれたり、チームワークがダメになって生産性がだだ下がりしたりします。

対立というと、他者との対立をイメージしがちですが、ぼくらはさまざまな次元で対立を経験します。

ココに注意

  • 個人内対立
  • 個人間対立
  • チーム内対立
  • チーム間対立 など

なので、自分自身との対立は起こる問題です。

本記事では、その問題についてさくっと解説します。

対立軸は自分にある!?セルフパートナーと良好な関係を築こう

結論:対立は個人内でも生じる

結論をいうと、対立は個人内でも生じます。

対立は複数の選択肢があって、相互に排他的な関係になれば生じるからです。

個人内の対立には、例えば以下の種類があります。

個人内対立

  • Approach–Approach Conflict(接近ー接近型コンフリクト
  • Approach–Avoidance Conflict(接近ー回避型コンフリクト)
  • Avoidance–Avoidance Conflict(回避ー回避型コンフリクト) など

コンフリクトは葛藤と訳されることがありますが、対立、意見の対立とほぼ同義です。

また、信念対立はビリーフ・コンフリクトでして、意見や価値観の葛藤・対立にフォーカスした概念ですが、ここでいうコンフリクトと本質的に異なるものではないです。

では、それぞれ解説します。

Approach–Approach Conflict(接近ー接近型コンフリクト)

Approach–Approach Conflictは、2つ以上の魅力的な選択肢があって、その中からどれか1つしか選べないときに生じます。

いい選択肢といえども、対立構図が成立することには変わりないからです。

具体例

例えば、転職活動中に同等に魅力的な2つの求人をみつけたとします。

2つとも選ぶことはできませんから、どれか1つを選びとる必要があります。

その際、どれにしようか迷うはずですが、それはまさにApproach–Approach Conflictを体験している状態です。

こんな感じで、いい結果が予想されるだけに悩む!みたいな状態です。

対策は目標に向かって前進することです。

Approach–Approach Conflictは目標を明確にして達成するために行動し、目標達成に近づくほどに解消していくことができるからです。

Approach–Avoidance Conflict(接近ー回避型コンフリクト)

Approach–Avoidance Conflictは、1つの選択肢しかないときに生じます。

選択肢は1つしかないにもかかわらず、そこがメリットとデメリットをあわせもっているときに起こる問題です。

あるいは、デメリットを経由した後にメリットが得られるような場合も、Approach–Avoidance Conflictです。

具体例

例えば、給与は高い、しかし激務、、、みたいな状態です。

他にも、成果報酬型でハードワークをこなしたら、その後に大きな成果がえられる場合なども、これに該当します。

いわゆる「必要悪」みたいなもんですね。

こんな感じで、Approach–Avoidance Conflictはメリットとデメリットが併存した選択肢が1つしかない場合に生じる問題です。

対策は目標を達成することです。

なお、Approach–Avoidance Conflictは目標達成に近づくほど不安を感じやすくなり、目標達成を放棄するとメリットが魅力的にみえて不安を感じる、みたいなサイクルが発生しますので、わりとやっかいです。

Avoidance–Avoidance Conflict(回避ー回避型コンフリクト)

Avoidance–Avoidance Conflictは、2つ以上の選択肢があるものの、いずれを選んでも望ましい結果が得られない場合に生じる問題です。

倫理的ジレンマに似たような構図ですが、これは選択肢に倫理的正当性が必要です。

その点、Avoidance–Avoidance Conflictはそういう制約がないです。

具体例

例えば、潰れそうな会社に残って働くか、不況下で転職活動に乗り出すか、みたいな状態がこれに該当します。

どっちを選んでも苦労することは目に見えているからです。

また、ムカつく相手に対して怒鳴るか、殴るか、、、みたいな気分で悩んでいるときも、Avoidance–Avoidance Conflictを体験していると思っておけばOK。

これの対策はなかなか難しいです。

たいていは、視点を変えることによってポジティブに解釈したりとか、コンフリクトを抱えながら前に進むとかになるでしょう。

セルフパートナーと良好な関係を築くコツ

対立構図そのものを消す

個人内対立の特徴は選択肢からくるメリットとデメリットによってもたらされていました。

注意ポイント

  • Approach–Approach Conflict|メリットのみ
  • Approach–Avoidance Conflict|メリットとデメリットあり
  • Avoidance–Avoidance Conflict|デメリットのみ

原理的に考えたら、この対立を解消するには、メリットとデメリットを実体化せず、柔軟に構成できるようになれば良さそうだ、と直観できますよね。

対立構図そのものから消すことができるからです。

状況と目的を見定める

そのためにはまず、状況と目的を見定めていけばOK。

メリットとデメリットは状況と目的によって変わりうるからです。

具体例

例えば、「仕事が忙しい」は「ゆっくり過ごしたい」という目的があるときにデメリット化します。

他方、「余計なことは考えたくない」という目的があれば「仕事が忙しい」ことがメリット化することがあります。

忙しいと余計なことを考える暇がないからです。

こんな感じで、状況と目的を見定めていけば、個人内対立をうまく解消できる可能性ありです。

自分を大切にすることも必要です

また、自分を大切にするという感度も必要です。

いわゆるセルフコンパッションですね。

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具体例

例えば、Avoidance–Avoidance Conflictに陥って、「デメリットしかない状態になったのは、自分がダメだからだ」となったら、さらにしんどい状態になりますよね。

自分で自分を傷つけると、個人内対立は悪化するばかりです。

これを予防・軽減するには、自分自身を認めるという感度は重要です。

このように、自分を受け入れることも、この問題には使えるでしょう。

まとめ:【解説】対立軸は自分にある!?セルフパートナーと良好な関係を築こう

本記事では「対立というと、他人との間で生じる問題をイメージしがちですけど、対立って自分の中でも生じませんか」という疑問にお答えしました。

結論は、自分の中でも対立は生じる、です。

対立は複数の選択肢があって、相互に排他的な関係になれば生じるためです。

自分とうまく折りあいをつけながら、だましだまし生きていきましょうね。

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