ウォーキングやサイクリングは全死因死亡率を減少させるか

2016年11月8日

 

ウォーキングやサイクリングは全死因死亡率を減少させるか

作業療法では、ウォーキングやサイクリングといった作業を通して健康状態の改善を目指すことがあります。

うちの研究室でも精神領域の作業療法におけるウォーキングの効果研究の準備中です。

そのため、先行研究をいろいろ調べているわけですが、ちょっと前に面白いレビュー論文を見つけました。

レビュー論文の本文は以下からどうぞ。

これは、全死因死亡率に対するウォーキングやサイクリングの影響に関するメタ分析&システマティックレビューです。

研究論文の選択基準は、健常者集団、ウォーキングやサイクリングをあつかっている、でした。

方法は標準的なメタ分析&システマティックレビューにしたがっていました。

特に関心相関的に面白かったのは、運動量が11.25 MET.hours/週に変換したうえで推定すると、11.25 MET.hours/週のウォーキングとサイクリングは全死因死亡率を減少させたという点です(ウォーキング(0.89(95% CI = 0.83 〜 0.96))、サイクリング(0.90(95% CI = 0.87 〜 0.94))。

11.25 MET.hours/週というとかなりの運動量ですから、心疾患などのリスクがないようであればある程度の強度がある運動習慣をもつとよいという話になるでしょう。

精神領域の作業療法という文脈でいうと、どの程度の運動量が必要になるのかはまた別のお話ですが。

ちなみにぼくは、週3〜4回の頻度で1回あたり6キロほどノルディックランニングすることで鍛えています、笑。

その他にも興味深い結果が示されているので、関心がある人は上記のリンクから本文を読んでください。

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