学習が必要な人ほど学習しない事象に対応するにはどうするか

投稿日:2016年11月12日 更新日:

本記事では「学習する必要があるのに学習しようとしない場合にはどのように対応すればいいですか」という疑問にお答えします。

学習が必要な人ほど学習しない事象に対応するにはどうするか

学習して欲しいけれど、学習しようとしない

「ぜひこの知識と技術を学んでほしい!」と思う人ほど、それを学ぼうとしない現象って何て呼ぶのでしょうか。

例えば、以下のような事象です。

  • 多職種連携でトラブルを起こす人ほど、多職種連携に関連する勉強会やワークショップへ参加するように誘っても参加しない。
  • クライエントからのクレームが多い人ほど、クライエント中心の実践や接遇を学ぶ機会をスキップしてしまう。
  • 機能しかみずに偏った介入を行う人ほど、作業に根ざした実践など生活支援の知見を学ぼうとしない。
  • 教えるのがヘタな人ほど、教育の技術を学ばない。

全国各地で講演・研修に行っていると、こういう事態をたびたびお聞きします。

学習の必要性が高い人に限って、なぜかその必要性を自覚していないことがあるので、知識と技術が届かないわけです。

本当に悩ましいですね。

対策:伝達講習

その具体的な対策のひとつとして「伝達講習」があるのだろうと思います。

それだけで学習が成立するわけではないですが、学習の必要性に気づく機会にはなります。

伝達講習とは、各自が講演・研修で学んだ内容を職場の会議などでエッセンスを伝えることです。

古典的な方法ですが、学習が必要なのに学習しない人に、必要な知見を届けるきっかけとしては使えます。

もしかしたら、そういう人は耳を閉じているかもしれませんが、一切それに触れないよりかはちょっとでも知れる機会があったほうがマシというものです。

真面目な人は、業務終了後や土日に講演・研修に参加していることでしょう。

もし、「学んだほうがよい人がいるけど、その人はそもそも学ぼうとしない」という事象が身近にあるようなら、ぜひ伝達講習を行ってください。

伝達講習がきっかけになって、適応への力動が働くかもしれませんから。

まとめ:学習が必要な人ほど学習しない事象に対応するにはどうするか

本記事では「学習する必要があるのに学習しようとしない場合にはどのように対応すればいいですか」という疑問にお答えしました。

エッセンスを伝える方にも勉強になるので伝達講習をオススメします。

やる気に頼らない

やる気に頼らない 教員として苦心すること 「やる気があってもなくても、やるべきことはきちんとできる人」と「やる気があるときは頑張れるけど、そうでないときは必要なこともできない人」は、いったい何が違うの ...

続きを見る

おすすめ記事一覧

1

きょうごく本記事では「現在の職場は人間関係が最悪で、労働条件も悪く、日々消耗しています。より好待遇な職場に移りたいです。おすすめの求人転職サイト・エージェントを教えてください」という疑問にお答えします ...

2

きょうごく本記事では「いまの職場は人間関係も労働条件も悪いので、より好待遇な職場で働くために転職したいです。医療福祉系の転職は転職サイトや転職エージェントを使ってもよいですか。おすすめはどこですか」と ...

3

きょうごく本記事では「コミュニケーション能力を高めたい。けど、そもそもコミュニケーション能力って何だろう?コミュニケーション能力の本質を理解したい」という疑問にお答えします こんな方におすすめ コミュ ...

4

きょうごく本記事では研究を学べるおすすめ本を紹介した記事のまとめます こんな方におすすめ 研究を学べるおすすめ本を知りたい 選りすぐりのおすすめ研究本で学びたい 本記事を書いているぼくは作業療法士であ ...

5

大学院に進学したい作業療法士向けのまとめ記事。 本記事では、大学院進学に興味のある作業療法士向けに書いた記事をまとめました。 今後も記事は増える予定ですが、これから大学院進学を検討している人はぜひ参考 ...

6

きょうごく本記事では、このブログで解説した作業療法士を目指す高校生のための記事をまとめています 本記事の内容 『作業療法士が何なのかよく分からない』という人から、『作業療法士になりたい』といった方向け ...

7

きょうごく本記事では学会発表・学会参加で失敗したくない人向けの記事をまとめています こんな方におすすめ 学会発表・学会参加のコツを知りたい 本記事では学会発表・学会参加で失敗したくない 学会発表のレベ ...

-信念対立解明アプローチ
-

Copyright© 京極真の研究室 , 2019 All Rights Reserved.