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作業療法
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CAOD(作業機能障害の種類と評価)

Makoto KYOUGOKU
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本記事では、CAOD(作業機能障害の種類と評価)について紹介します。

CAOD(作業機能障害の種類と評価)

尺  度   名:作業機能障害の種類と評価(classification and Assessment of Occupational Dysfunction、CAOD)

開発責任者:寺岡睦

目   的:

CAODの目的は以下の通りです。

  • 作業を基盤にした評価と介入を促進する。
  • 予防的作業療法で健常者の健康増進のために作業機能障害の状態を自記式で測定する。
  • 障害がある人々の作業機能障害の状態を測定する。ただし、CAODはあくまでも健常者を対象にした予防的作業療法のための設計であることに注意が必要である。

結果の解釈:CAODは得点が高いほど作業機能障害の状態であると解釈します。健常者のカットオフ値は52点以上で高作業機能障害群であると判断します。障害者を対象にしたカットオフ値は不明です。CAODの得点が高いと、作業機能障害であると同時に心身機能にも問題が生じやすくなります。

主 な 文 献:Teraoka M, Kyougoku M (2015) Development of the Final Version of the Classification and Assessment of Occupational Dysfunction Scale. PLoS ONE 10(8): e0134695. doi:10.1371/journal.pone.0134695

無料ダウンロード:CAOD(作業機能障害の種類と評価)

関心のある方は無料でダウンロードできるので、ご自由にお使いください。

Download:CAODは特設サイトから入手してください。

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著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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