他人の心に土足で踏み入らないために
人間関係が希薄な方が良い理由
信念対立研究に取り組んでいると、わずらわしい問題をなるべく減らしたければ、人間関係は基本的に薄いほうがよいだろう、という気づきにいたります。
信念対立が生まれる
人間関係が濃いとお互いの生き方に干渉しがちで、これが信念対立のきっかけになります。
例えば、求められていないのに助言したり、自分の価値観を押しつけたり、ともに行動してくれるように期待したり、あの人なら自分のことをわかってくれると思ったり、などなど。
細かい話ですが、ぼくたち人間は、こういう心情になりはじめると、ちょっとした違いが気になりはじめてしんどくなりがちです。
身も蓋もないこと言えば、以上の例えはぜんぶ大きなお世話ですから、それによって神経をすり減らすのはもったいないです。
信念対立が好きな人は、べたべたしていたらよいでしょうけど、そうでないなら程よく希薄な人間関係をめざすとよいでしょう。
もちろん、親子、夫婦、恋人などは、濃厚な人間関係が前提で成立するので、この限りではありません。
特に子供が小さい間は、濃い人間関係がないと生きられませんからね。
また夫婦や恋人はお互いに甘えたり、わがまま言ったり、支え合ったりすることが関係の特徴でもあるのである程度しょうがない。
でもまぁ、だからといって他人の心に土足で入るような真似はやっちゃいけないけどね。
おすすめ本
信念対立解明アプローチ
本記事の背景にある理論的立場は信念対立解明アプローチという哲学的実践論です。
詳しく知りたい人は以下からどうぞです。
まとめ:人間関係は薄いほうがよい【人間関係&トラブル】
人間関係は健やかに生きるために重要です。
が、その構築の仕方を誤るとトラブルの温床になります。
わずらわしいトラブルが嫌ならば、親子、夫婦、恋人などの特殊な関係を除いて、人間関係は基本的に希薄な方よいんですよ。
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