後悔の意味と本質【悲報→頭から離れないです】

きょうごく
本記事では「後悔することが多くてつらいです。そもそも後悔って何なんですかね。」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • 後悔の意味が知りたい
  • 後悔の本質を理解したい

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後悔の意味

人間は感情存在です。

だから、ぼくたちの人生は苦楽で彩られます。

信念対立研究していると、ほんとーにそう感じいります。

生きる目的は楽しく過ごすことだから、できることなら苦は避けたい。

苦を構成する感情のひとつに「後悔」があります。

例えば、後方確認を怠ったために、愛車を傷つけたら「ちゃんと確認しておけばよかった」と感じるでしょう。

また、カッとしたために愛する人に暴言を吐いたら、「言わなければよかった」とじくじく心が痛むはずです。

後悔とは、過去の失敗に対して「別の仕方でやっておけばよかった」という感覚とともにやってくるのです。

では、過去とは何でしょうか。

過去とは、すでに起きてしまったことです。

例えば、朝飯でパンを食べたら、それは過去です。

また昨日、昼寝したとしたら、それも過去です。

では、どんな過去に対しても後悔するか、というと、そんなことありません。

例えば、先週に友達と仲良く話していたとしたら、後悔しないはずです。

しかし、その友達とカッとなってひどく喧嘩したら、「怒らなければよかった」と後悔するはずです。

では、ぜんぜん関係のない人たち同士が喧嘩している様子をみて、自身が後悔するかというと、そんなことないでしょう。

人は自身に関係ないことは他人事で、失態があったからといって後悔しないのです。

後悔の本質

ここからわかることは、後悔は以下の条件を満たすときに味わう感情だといえそうです。

後悔の本質的条件

  1. 過去に何らかの関心がある
  2. 自身の行為に関連している
  3. 過去の行為で望ましくない結果がもたらされた
  4. 他に良いやり方があったと気づいている

その意味で後悔はどこまでも欲望相関的な感情です。

人はなぜ後悔するのか、という問いに対する解答は(1)から(4)で満たされているのではないでしょうか。

ここまでくると、後悔という感情を解消できる可能性をつかめます。

(1)から(4)の条件を組み替えたら、後悔という感情を成立させるものはなくなるからです。

そして、これらの条件を踏まえると、後悔という感情から抜けだすのは至難の業だということがわかります。

なぜなら、後悔は現在を起点に過去の解釈によって生じるため、いくら気分を切り替えようとしても、どう説得しようとしても、「あーでもない」「こーでもない」となんぼでも後悔し続けることができるからです。

構造上、際限がないのです。

だから、後悔のスパイラルに陥ったら、基本的に忘れる以外に出口はないはずです。

そう考えたら、忘れるというのは辛い過去から逃れるための適応戦略なのかもしれないね。

後悔しているときは、ひととおり悔やんだら積極的に忘れるようにましょう。

でないと、負の連鎖に陥ってどんどん悪い方向に進んじゃいますよ。

とはいえ、忘れるのも難しいでしょうね。

だって、(1)があるからじくじく記憶を保持し続けるから。

後悔おそるべし。

まとめ:後悔の意味と本質

本記事では「後悔することが多くてつらいです。そもそも後悔って何なんですかね。」という疑問にお答えしました。

後悔の意味と本質は以下の要点で示せそうだと論じました。

後悔の本質的条件

  1. 過去に何らかの関心がある
  2. 自身の行為に関連している
  3. 過去の行為で望ましくない結果がもたらされた
  4. 他に良いやり方があったと気づいている

なお、信念対立解明アプローチをベースにした議論は以下の記事でもまとめているので、よろしければご参照ください。

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