やる気に頼らない

投稿日:2017年4月25日 更新日:

やる気があってもなくても、やるべきことはきちんとできる人」と「やる気があるときは頑張れるけど、そうでないときは必要なこともできない人」は、いったい何が違うのでしょうか。

教育現場にいると、毎年のように前者の人と後者の人に遭遇し、後者の人がものすごーく苦労している姿を見ることになります。
この差は、いったいなんだろうかということは、教員やっているとどーしても考えてしまうのです。
少しでも「やる気があってもなくても、やるべきことはきちんとできる人」に近づけるにはどうしたらよいかと苦心するわけです。
人間の行動に影響を与える要因は、人間作業モデルでいうと環境、意志、遂行能力、習慣化です。
モチベーションの程度が学習行動に影響を与えると考えると、意志がとても重要な要因であるように感じます。
だから、意志が高まるように周囲もなにかと支援するわけです。

ところが、意志によって人間の行動が変化させようと考えると、「やる気があってもなくても、やるべきことはきちんとできる人」に近づけることができないんですよね。
だって、そのストラテジー自体がそもそもやる気に依存しているわけですから。
こういう事例の場合、逆説的ですけど、やる気に頼らないことが大切になるはずです。
やる気があろうかなかろうが、つべこべ言わずにやる。
この繰り返し。
冒頭の前者の人と後者の人を分ける大きな要因は、それができているかどうかではなかろうか、と思うわけです。
やる気がない、しんどい、つらい。
その気持ちはよくわかります。
でも、やる気があるかどうかは関係なく、時間は進むのです。
ならば、学習行動の動因として、やる気に頼るのはやめましょう。
つべこべ言わずに、息を吸うかのごとく勉強したらよいんですよ。

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