
本記事のポイント
- 常にみんなと仲良くする必要はない
- でも、嫌いだからといって批判・否定する理由もない
- お互いに「生きたいように生きる」と承認しよう
「皆で仲良く」はトラブルの温床
嫌いな人と無理に仲良くする必要はありません。
子どもの頃のイデオロギーのひとつに「みんなと仲良くしましょう」があります。
もちろん、みんなと仲良くできるなら理想的でしょう。
でも、人間は十人十色ですから、仲良くできる相手もいれば、どーやっても馬の合わない相手もいます。
ですから、「みんなと仲良くしましょう」というイデオロギーは実態にあっていない。
またこのイデオロギーを前提にすると、「みんな」の枠におさまらない人は「いじめ」の対象になりがちです。
だって、枠におさまらない人は、みんなと仲良くできない悪い人になっちゃいますから、イデオロギーになじまないこと自体が攻撃の正当性を与えるからです。
では、どーしたらよいか。
生きたいように生きることを承認しあおう
まず「みんなと仲良くする必要はない」という前提のもとで、「馬の合わない人でもきちんと承認しましょう」という考え方を浸透させるとよいはずです。
気に入らない人がいるのは当然。
苦手な人がいるのも当然。
許せない人がいるのももちろん当たり前。
だからといって、それを理由に相手を攻撃してはいけない。
嫌いな人と仲良くする必要はない。
けど、せめて「そーゆー人もいるのね」と承認することだけは実行しましょう。
こーゆー考え方が「みんなと仲良くしましょう」をこえる市民権を得るようになると、ずいぶん子どもたちも生きやすくなるだろうと思います。
そして、その子たちはやがて社会を担うようになるわけですから、今よりも風通しのよい社会になるんじゃないかな。
まとめ
皆で仲良くというイデオロギーに騙されてはいけません。
このイデオロギーにしたがうと、どーしても肌の合わない人に対して攻撃に転じがちですから。
皆で仲良くしようというスローガンの代わりに、多様性の相互承認を推進しましょう。
人それぞれ違うのだと深く了解できてれば、皆で仲良くできなくても攻撃に転ずることはありませんから。
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