読書の速度を上げるコツ【速読術】

投稿日:2018年5月4日 更新日:

にゃんた
読書の速度を上げたいにゃー
ぶーたん
速読術の練習しても、ぜんぜん駄目だぶー

などとお困りの方へ読書速度を上げる方法を紹介します。

本記事のポイント

  • 読書速度は読書量にある程度比例します
  • なので、読書速度を上げるには、地道にコツコツと読書し続けるしかないです

速読術の誤解

速読術って目の動きなどを工夫することによって、読書の速度を飛躍的に上げようとすると思います。

でも、読書の目的がページめくり、すでに知っている内容を大まかに確認する、読んでいる気になる、などでなければ、一部の天才を除いておそらく不可能です。

読書の速度については、以下の研究が役に立ちます。

この研究でも、速読術は魅力的だけども、速度と精度にはトレードオフの関係があって、理解の精度を保ちながら読書の速度を2倍、3倍に高めることはできない、と指摘しています。

つまり、目の動きなどを工夫することによって速読すると、しっかり理解しながら読めないわけです。

本当の速読術

読書の目的がページめくりならそれでいいですが、しっかり理解したいという目的のもとでそこそこ速く読むにはどうしたらよいか。

上記の研究でも明らかにしていますが、最も良い方法は、様々な種類の書籍を大量にしっかりじみちに読書することです。

遠回りのようですが、大量に丁寧に読み込むことによって、知っている知識が徐々に増えていき、言葉に精通していくことができ、その結果として、読解する速度が向上していくようになるわけです。

読書の速度を上げるには、地道にコツコツと読む経験を積むしかないんですね。

もちろん、読書の速度は劇的にアップしません。

ぼくの経験でいうと、多数のジャンルの大量の書籍を読み続けて、気づけばうん十年かけてだんだん読む速度は上がってきた、という感じです。

ただし、ぼくの場合、目的やテーマによって速度はぜんぜん違ってきます。

研究目的で読むならば、ちょびっと既知の内容でも数行読むのに数日かかることがあります。

他方、趣味目的でよむならば、ちょびっと既知の内容なら数時間で読み終わります。

ただし、まったく知らない領域の書籍になるとガクンと低下します。

趣味目的で新書を読むときでも、まったく知らない領域になると数日かかることがあります。

では、丁寧に読み込むにはどうしたらよいか。

その方法は、以下の書籍に詳しいので、関心のある人はぜひどうぞ。

なお、読書の応用技術である輪読については別の記事で詳述していますので、よろしければそちらもご覧ください。

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