作業療法士は人生に埋め込まれた作業という視点を理解すべし

投稿日:2018年6月12日 更新日:

本記事は「作業と人生はどう関わっているの?」という疑問にお答えしています。

本記事のポイント

  • 人間は生物学レベルで作業的存在です
  • 作業療法士はクライエントの人生は作業で構成されていると理解しましょう

人生は作業で構成される

作業療法の創始者のひとりであるDuntonは「作業は飲食物と同じように、人生に欠かせないものである」と述べました。

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つまり、作業療法は提唱された当時から作業と人生のつながりに着目していました。

この着目は生物学的にも解題されており、人間は生き物として作業的存在だとわけです。

障害の有無にかかわらず、人間はさまざまな作業を行うことによって人生をつむいでいます。

何らかの理由によって、作業ができなくなれば(作業機能障害)、それはその人にとってこれまでの生き方の危機をもたらすことになります。

作業は健康と幸福にとって重要なパラメータですが、それ以前にそれは自分の人生を構造化するものなのです。

これは単純なお話です。

作業療法士は、人の生き方に関わる以上、人生に埋め込まれた作業に着目し、人々の営みに対して支援していきましょう。

まとめ

本記事は「作業と人生はどう関わっているの?」という疑問にお答えしました。

人生は作業によって構成されるものです。

作業療法士はそのための知識と技術を身につけましょう。

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