本記事では、「他人から暴言を言われた!ショック!どうしたらいいの?」という疑問にお答えします。
本記事のポイント
- 言葉の意味は人によって違います
- 暴言に感じたら、基本的にスルーしましょう
正義と暴言
「そんな簡単なこともわからないのか」
「お前には愛想がつきた」
「信じられないぐらいアホ」
「キミはどこにいっても生きていけない」
「存在がクズ」
世の中には、ひどい言葉を平気で投げかける人がたくさんいます。
そうした言葉をぶつける人はたいてい「自分は正しい。相手は間違っている」と確信しています。
正義は本来、公正公平をめがけるものです。
でも、暴言暴力の免罪符だと勘違いしている人が多いのも事実。
なので、そう確信した人は、ひどい言葉も平気で放てるようになります。
言葉の意味は一意に決まらない
ひどい言葉が真実を反映していることもあります。
しかし、例えそうであっても暴言をまともに受けていては身が持ちません。
なので、基本的には気にとめずに受け流す、つまりスルーする必要があります。
では、どう考えたらスルーできるか。
結論から言えば、あらゆる言葉の意味は一意に決まらない、と考えるとよいです。
一意に決まらないとは「1つに確定しない」ということです。
例えば、「キミはどこにいっても生きていけない」と言われても、「どこ」が何かは人によって違うし、「生きていけない」と言われても何をもってそう判断しうるのかは、それこそ人それぞれです。
また「存在がクズ」と言われても、役立たずという意味なのか、植物のクズに例えられているのか、はこれだけではわかりません。
かりに、役立たずという意味であったとしても、何をもって役に立つと言えるのかは欲望や状況によって変わりますから、それこそときと場合によってどーとでも変わります。
他方、植物のクズに例えられているならば、人間なんかよりも遙かにたくましく自生できるんですから、むしろ褒め言葉だとさえいえるかもしれません。
さぁ、スルーしよう!
こんなふうに、あらゆる言葉の意味はそう簡単には一意に決まりません。
なので、上記のようなひどい言葉を投げかけられても、「侮蔑された」「怒られた」「傷つけられた」と考えてもしょうがないという話しになります。
だって、どういう意味で言ったのかはよくわかんないんですから。
いちいち気にしてもしょうがないんです。
なので、他人にひどい言葉を投げかけられて、どうしても傷ついてしんどい人は、気軽にスルーするようにしましょう。
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