
本記事の内容
- 仕事がつらくて働きたくないなら、いったん逃げるべしです
- 働きたくないからといって、ニートになるのは極力避けよう
- 逃げるときは意志にそった方向に逃げるべし
- 働きたくないと思うのは普通の気持ちです
結論:仕事がつらくて働きたくないなら、いったん逃げる【ニート除く】
結論です
先に結論をいうと、仕事がつらくて「働きたくない」なら、無理に我慢せずいったん逃げるのもありです。
厚生労働省によると、仕事がつらい理由(強いストレス)の上位5つは以下の通り(資料)。
強いストレス上位5つ
- 仕事の質・量
- 対人関係
- 役割・地位の変化等
- 仕事の失敗、責任の発生等
- 事故や災害の体験
「働きたくない」という気持ちが一過性のものなら、気分転換したり、我慢したりしながら働き続けるとよいです。
でも、以下のような状態があるならば、いったん逃げるべしです。
早く逃げた方がよいサインの例
- 朝目が覚めたら身体が動かない
- つらすぎて嘔吐してしまう
- 夜になっても眠れない
- たとえ眠ってもたびたび途中で目が覚める
- 休日も仕事つらさが頭から離れない
- 出勤途中で涙が止まらない などなど
上記のような状態があるならば、無理に耐えしのばずにさくっと辞めたらよいです。
なかには「自分が辞めたら会社が潰れる」と心配する人がいますが、それは自分を買いかぶりすぎですし、かりに潰れたらその程度の会社だったので潰れる前に辞めることができたと喜びましょう。
逃げた方がよい理由
ぼくは、意見や価値観の対立で生じるトラブルを研究しています。
その関係上、仕事がつらいから働きたくないという人によく出会います。
ぼくが提案している信念対立解明アプローチでつらさが軽減することはあります。
また、ストレス解消法で持ちこたえる人もいます。
だけども、仕事がつらすぎるのに我慢し続けることで心の病気になる人もいます。
うつなどは相当つらい状態が続きますし、その後の再発率も高いですから、できれば予防したほうがいいです。
そう考えると、仕事がつらくて「働きたくない」なら、無理に我慢せずいったん逃げるのもありだ、という話になるわけです。
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逃げるなら八方塞がりになる前が良い
多くの人は、とことん追い込まれてから「逃げる」という選択肢を採用しがちです。
けど、これは心身にダメージを負うし、時にそれは深手になります。
また、追い込まれてから逃げると、判断力などもろもろの能力が著しく低下しているので、泥沼にはまりやすいんですよね。
なので、逃げるなら余裕があるうちに逃げる、というのが鉄則です。
それによって、素早く体勢を立て直すことができますし、人によっては次の職場に移る前に新しいスキルを身につけて華麗にステップアップすることもできるでしょう。
だけども、とことん追い込まれてから逃げると、マジで長期間休むしかなかったり、ドツボに陥ったりしやすくなります。
そうすると、さらに状況が悪くなって、次の一手を打てなくなります。
なので、八方塞がりになる前に逃げましょう。
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逃げるに逃げられないときは退職代行業者を活用しよう
ところが、本当にやっかいな職場だと、退職を切り出した途端に嫌がらせが激しくなったり、そもそも辞めさせてくれないところがあります。
また、仕事でつらい状態が続いたあまり、自分で退職を切り出すエネルギーさえ枯渇していることもあります。
本当は逃げたいのに、もろもろの事情で逃げられないときは、有料になりますけども退職代行を活用するのもありです。
これを使えば一切出社せず即日退職も可能です。
やばいブラック企業で働いている人は、退職代行サービスの活用を検討するとよいでしょう。
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働きたくないからといって、ニートになるのは避けよう
とはいえ、仕事がつらくて働きたくないからといって、逃げる先がニートというのはできるだけ避けた方がいいです。
ここでいうニートは、働ける状態なのに働かないことを意味しておりまして、病気療養、学生、アルバイト、非常勤などは除きます。
また、本記事では、この概念に働きたくても何らかの理由で働けない人は含んでいません。
さて、本題に戻しますが、ニートになれば一時期に気持ちが楽になってよいかもしれません。
けど、いったんニートになると、次はそこから抜け出しがたくなります。
実際、仕事がつらくて働きたくないから、といっていったんニートになった人が、その後で社会復帰できずにずっと家に引きこもっているという事例なんてふつうにあります。
そうなると、かなり悲惨なのでニートは避けるべしです。
働きたくないなら、意志にあった方向に逃げてみよう
すると、「働きたくないなら逃げるべしと言いつつ、結局は働けというのか」といぶかしむかもしれません。
でも、ぼくの提案は必ずしもそうではありません。
つらいことしている「働きたくない」と思ってしまうわけです。
なので、ぼくの提案は発想をくるりんぱと変えて、少しでも意志にそくした生産的作業(仕事・教育など)へと逃げるべし、というものになります。
そうした観点で言うと、ざっと思いつく方向性は以下の通りです。
意志にあった方向に逃げる例
- その1:条件がよいところに転職する
- その2:「好き」を仕事にしてみる
- その3:スキルアップする
その1:条件がよいところに移動する
たぶん一番良い方法は、今よりも条件がよい職場を探して、そこへ確実に移動することです。
よい条件とは現職に比べて、仕事の量・質が適切である、人間関係が良好である、待遇がよい、などがあると思います。
自らの意志をよく振り返って考えつつ、現実的制約を考慮しながら、優先すべき条件を決めておくと、円滑に移動先を決めることができるでしょう。
その際、自らの市場価値をある程度把握しておくとよいです。
無料で目安となる市場価値を計算し、条件にあう求人情報を送ってくれるサイトもあるので活用してみましょう。
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その2:「好き」を仕事にしてみる
次に、自分が得意なことで仕事を作ってみるというのもありです。
つまり、自分の知識・スキル・経験を活かした仕事に挑戦してみるのです。
例えば、イラストを描くことが得意なら、それを活かしてイラスト作成の依頼を受け付けてみるわけです。
他にも、データ解析が得意なら、それを活かした仕事を立ち上げみるのです。
パソコンで音楽を制作することが特技なら、それをお金に換えてみることに挑戦してみてもよいでしょう。
仕事つらいと思いながら、生活と健康をリスクにさらして過ごしているよりも、なんぼか健全です。
幸運なことに、いまの時代は好きを仕事にするハードルはめっちゃ低くて、実は無料で簡単に挑戦しはじめることができます。
そのプラットフォームとして、ココナラが有名ですので関心がある人は無料登録してみるとよいですよ。
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また、ライティングが好きならば、以下の2つもオススメです。
仕事の内容は記事作成、記事校閲・チェック、アンケート回答などがありまして、面白そうなのでぼくも時間があるときに試してみようと思って登録しています。
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その3:スキルアップする
すぐ転職したり、得意なことを活かして仕事するのではなく、自身のスキルアップに時間を割くというのも有益な選択肢です。
ぼくは以前、夜間の作業療法士養成校(専門学校)で働いていましたが、一般職、営業職、警察官、自衛隊、プログラマーなどだった方々が進学してきていました。
社会人学生はモチベーションも高く、積極的に作業療法を学び、立派に臨床家として巣立っていきました。
社会人が何らかの理由で現職を離れて、スキルアップのために学び直すというのは素晴らしいことです。
そのために、専門学校、大学、大学院に進学するというのは、とても意味のある選択肢です。
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ちなみに、ぼく個人がスキルアップするなら、間違いなくプログラミングにしますね。
これは、現在すでにコツコツと勉強しているところなんですが、何だかんだいってIT、Web、機械学習などの領域って右肩上がりでして、その波にのって楽しいことに挑戦したいと考えています。
最近いろいろ調べているんですが、まだやったことないけどもTechAcademyがかなり良さげです(まじで一度やってみたいと考えています)。
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働きたくないと思うのは普通の気持ちです
以上、働きたくないなら逃げようと提案した者として、逃げる方向性について論じてきました。
ところで、仕事がつらいと「働きたくない」と思う人は、その気持ちを否定することによって、さらにつらい気持ちになりがちです。
だけども、仕事がつらいから「働きたくない」と思うのは普通の感情です。
厚生労働省の調査によると、約60%の労働者が「強いストレスとなっていると感じる事柄がある」と解答しています。
資料
また、ある調査によれば、働きたくないと思っている人は約50%いるそうです。
資料
こうしたことから、多くの人は仕事で強いストレスを感じており、働きたくないと感じるのはおそらく特殊なことではないと解釈できるでしょう。
なので、あなたの「働きたくない」という気持ちは否定しなくてよく、仕事がつらいとみんなが感じる当たり前の感情だと認めるとよいですよ。
まとめ:仕事がつらくて働きたくないなら逃げよう
本記事では「仕事がつらい過ぎて死にそうです。もう働きたくないです。でも、仕事を辞めた後の生活が不安です。どうしたらいいでしょうか?」という疑問にお答えしました。
結論は、仕事がつらくて働きたくないなら、生活と健康にダメージがでる前にさくっと逃げることも検討しましょう。
特に以下のような状態の人は我慢したらダメですよ。
早く逃げた方がよいサインの例
- 朝目が覚めたあ身体が動かない
- つらすぎて嘔吐してしまう
- 夜になっても眠れない
- たとえ眠ってもたびたび途中で目が覚める
- 休日も仕事つらさが頭から離れない
- 出勤途中で涙が止まらない などなど
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