作業療法教育における学部・大学院一貫教育の実際【動画対談の解説】

きょうごく
本記事では「作業療法教育における学部・大学院一貫教育の実際が知りたいです」という疑問にお答えするために対談しましたので、そのポイントを解説します

こんな方におすすめ

  • 学部・大学院一貫教育を受ける現役学生の声が聞きたい
  • 現役生からみた学部・大学院一貫教育のメリットとデメリットが知りたい

作業療法界ではかなり珍しい学部大学院一貫教育にも挑戦してきました。

そのノウハウは以下の研究論文でまとめています。

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作業療法教育における学部・大学院一貫教育の実際

本対談のお相手は、学部・大学院一貫教育プログラムで学ぶ現役学生である三上さんです。

三上さんは現在、学部3年生として学びつつ、大学院講義とゼミ活動に参加し、研究に取り組んでいます。

作業療法学科はどこも学ぶべき科目が多く、普通にしていてもわりとハードです。

もちろん、大学院は高度な研究活動を行うところですから、学部に比べるとはるかにハードです。

本対談では、そんなリアルハードゲーマーな三上さんに学部・大学院一貫教育で学ぶ意味などについて語っていただきました。

対談動画の大きなポイントは以下の通りです。

ポイント

  • 学部・大学院一貫教育は学部のみに比べて、、、
    • 研究について深く理解できる
    • 現役の臨床家(大学院生&修了生)らと忌憚なく議論するのでコミュニケーションスキルが向上する
    • 学部と大学院が同時並行に進むため、勉強する時間がめちゃくちゃ増える
    • 大学院はディスカッションがメインなので質疑応答に強くなる
    • 文章の執筆力と執筆速度が向上する

これらは学部・大学院一貫教育のメリットでもあります。

他方、対談で語られたデメリットはリアルハードゲーマーらしく「忙しすぎる」ぐらいでした。

こればっかりはどうしようもないところがあるので、教員としては両立の支援体制を整えていくしかないです。

作業療法界において学部・大学院一貫教育で育った人は数名しかいないはずなんで、かなり貴重なケースだといえます。

ぼくが知る範囲では3名しかおらず、全員うちの研究室出身です(1期生は新進気鋭の研究者として注目されているOBP2.0の寺岡睦さん)。

なお、学部・大学院一貫教育の詳細は以下の研究論文で書いていますので、ぜひそちらも参照してください。

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まとめ:作業療法教育における学部・大学院一貫教育の実際

本記事では「作業療法教育における学部・大学院一貫教育の実際が知りたいです」という疑問にお答えするために対談しましたので、そのポイントを解説しました。

ぼくは、作業療法界を底上げするためにさまざまな作業療法士養成校で学部・大学院一貫教育に挑戦すべしと前から考えています。

この対談動画がそのきっかけのひとつになればよいなぁと考えています。

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