
本記事の内容
- 習慣化とは何か
- 習慣化とは役割と習慣から構成されている
- 習慣化とは何かがわかると、物事を継続するコツが理解できる
- 習慣化構築の留意点
習慣化とは何か
「物事を継続する=習慣化」です。
つまり、物事を継続するには、習慣化を構築するしかないです。
習慣化の理論に「人間作業モデル」があります。
人間作業モデルは、人間が作業(仕事、遊び、日課、休息)するメカニズムを解き明かしたものでして、国内外で盛んに研究・臨床・教育されているものです。
これによると、習慣化とは「環境にあわせて半自動的に行える首尾一貫した行動パターン」です。
つまり、習慣化とは、あれこれ思案することなく、自然に日課を行えている状態です。
「物事を継続する=習慣化」なので、物事を継続するには「あーでもない、こーでもない」と迷うことなく、気がついたらやっていたという状態を創る必要があるわけです。
習慣化とは役割と習慣から構成されている
習慣化は以下の2つのパラメータで構成されています。
ポイント
- その①:役割
- その②:習慣
その①:役割
役割とは「やらなけれならない」という感覚です。
それは、周囲からの期待でもあるでしょうし、自分が自身に課した義務でもあるでしょう。
例えば、ぼくには父親役割がありまして、父親として振る舞うことは家族からも期待されていますし、ぼく自身も子どもたちに対する責任として認識しています。
物事を継続するには、それを自らの役割だと思いさだめて、日々の生活の中でやり遂げるようにするんです。
その②:習慣
習慣とは自動的に行える繰り返し行うことです。
それは、決まりきった手順で行われますが、他方でその都度柔軟に変わっていくものでもあります。
例えば、ぼくには歯磨きという習慣があって、これは「歯ブラシを軽く水洗いする→歯磨き粉をつける→歯を磨く」という手順が決まっていますが、その内実はその日その日でちょっとずつ違います。
物事を継続したいならば、決まりきった手順の中にそれを組みこむとよいです。
習慣化とは何かがわかると、物事を継続するコツが理解できる
以上を踏まえると、物事を継続するコツが理解できます。
結論は以下の通りです。
毎日やるコツ
毎日やる
難しい対策は特になくて、物事を継続するには、毎日やるしかないです。
これ以外に方法はない。
ただし、毎日やるにしてもやり方にコツがあって、おすすめは以下の通りです。
毎日やるコツ
朝一でやる
習慣化するには最低でも1ヶ月は毎日やり続ける必要があります。
つまり、習慣化するまでは日々の生活に取り込めていないので、ちょっとした表紙で止めてしまいがちです。
なので、物事を継続したいならば、それを優先的にやる必要があって、個人的には朝一でやることが圧倒的におすすめです。
「物事を継続したい=習慣化=毎日朝一でやる」を実践していただけたらと思います。
やりがちなミスは、朝一のメールチェックです。
メールチェックすると、既読メールを削除したり、返信したり、その文面を考えたり、などなどいろいろ対応しないといけません。
それやっていると、朝一でやることができなくなります。
なので、結論としてはメールチェックは後回しです。
習慣化構築の留意点
留意点としては以下の通りです。
留意点
- その①:毎日朝一でやること自体を目的にしない
- その②:マンネリ化に注意する
その①:毎日朝一でやること自体を目的にしない
習慣化に取り組むと、毎日朝一でやること自体が目的になりがちです。
でも、習慣化は物事を継続するための手段であって目的ではないです。
そもそもの目的は「物事を継続する→知識・技術を向上させる」であるはずです。
習慣化の構築にあたっては、目的を見失わないようにしましょう。
その②:マンネリ化に注意する
毎日朝一でやっているとマンネリ化してくることがあります。
それは、仕方がないことでして、誰にでも起こりうるものです。
マンネリ化を予防するには、パターン化しつつ工夫する必要があります。
毎日のように同じことしつつ、成果を出すために毎日のように改善していきましょう。
まとめ:物事を継続するには、毎日やるしかないです【習慣化とは何か】
本記事では「物事を継続したいですけど、なかなかできません。どうしたらよいですか」という疑問にお答えしました。
結論は「物事を継続する=習慣化」でして、毎日朝一でやるようにしてください。
習慣化のポイントは以下の2点ですので、意識しながら取り組むと良いです。
ポイント
- その①:役割
- その②:習慣
習慣化の理論を詳しく知りたい人は以下の記事でおすすめ本を紹介していますのでぜひどうぞです!
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