期待に応えるか?それとも我が道を行くか?【結論:両方も大事】

投稿日:2019年6月6日 更新日:

きょうごく
本記事では「周囲の期待に応えるべきか、自分の道を進むべきかで悩んでいます。どっちが正しいですか」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • 周囲の期待に応えるべきかどうかで悩んでいる
  • 「AかBかどちらか選べ」といわれるとどっちを選ぶべきかで迷いやすい

本記事を書いているぼくは、信念対立解明アプローチという哲学的実践論を体系化しています。

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これは、意見の対立を解くものでして、AとBのどっちが正しいかと迷ったときなどに使えます。

本記事ではそんなぼくが上記の疑問にさくっとお答えします。

期待に応えるか?それとも我が道を行くか?

結論:どっちも重要です

結論をいうと、周囲に期待に応えることも、我が道を進むことも、生きていくうえではどちらも重要です。

理由は、人間は社会的存在であるため、周囲の期待に応えるだけでも、我が道を進むだけでも、生きたいように生きられないからです。

自分の人生を生きるには、周囲に期待に応えつつ、我が道も進みつつやっていくしかないです。

なので、まずは「期待に応えるか?それとも我が道を行くか?どっちが正しい判断なのか?」という問題設定を変える必要があります。

「AかBかどちらか選べ」という問いはほぼ間違っている

この問いに限らず、「AかBかどちらか選べ」という問いはほぼ間違っています。

理由は、Aがよいのか、Bがよいのかは、その時々で変わってくるからです。

「AかBかどちらか選べ」といわれると、どっちか選ばないといけない気分になりがちです。

けど、原理的に考えたら答えは「条件による」ので、「AかBかどちらか選べ」という問い自体が問いとして成り立っていないのです。

間違っている問いの例

例えば、以下のような問いは問いのフリしていますけども、ぼほ間違っています。

間違っている問いの例

  • 信頼すべきか?疑うべきか?
  • 義理を果たすべきか?不義理でよいか?
  • 従うべきか?従わざるべきか?
  • 正しいか?間違っているか?
  • 敵か?味方か?
  • 白か?黒か? など

すべて条件による

これらの問いが間違っている理由は、「すべて条件による」のにそれが考慮されていないところにあります。

つまり、AかBかどちらを選ぶかという問いは、それを解くために必要な情報が隠蔽されているのです。

だから、そのままでは適切に問題を解けないし、たとえ解いたとしても間違った解になるわけです。

最適解を導きたければ、どういう条件のもとの問いなのかを明確にする必要があります。

そして「〜〜という条件のもとであれば○○だが、**という条件のもとでば□□」というような解を導き出す必要があります。

期待に応えるかどうかは、柔軟に考えたらよい件

生き方に関わる条件は多様性を極める

単純な問題であれば、背後にある条件は単純に仮定できます。

けど、上記の問いのように、生き方に関わる条件は多様性を極めます。

つまり、どういう条件のもとで考えるかといっても、その条件が多重性を帯びていて一意に決められないのです。

このことは強調してもし過ぎることはないです。

条件はいくらでも組み替えられる

条件が多様性を帯びると言うことは、背景にある条件は認識できることだけでなく、ぼくらには認識できないこともあるという話になります。

多様性は響きがよい言葉ですけども、認識の範囲を超えたものもあるという話であるため、当然のことながらそうなります。

ということは、どういう条件のもとの問いなのかを明確にしようとしても、そこには常にあいまいさが残ってしまいます。

そのため、問いの背景にある条件はいくらでも組み替えることができるという話につながっていくのです。

期待に応えるかどうかは、柔軟に考えたらよい件

つまり、考慮すべき条件もあいまいさが残るわけです。

なので、「期待に応えるか?それとも我が道を行くか?」は柔軟にやったらよいという判断に落ちつくことになります。

「○○という条件なら期待に応える」と判断しても、その条件に遊びがあるので「期待に応える」といっても幅を持たせた方がいいです。

他方「○○という条件なら我が道を行く」と判断しても、同様に条件に幅があるので「我が道を行く」といっても方向転換の可能性を持たせた方がよいからです。

したがって、期待に応えるかどうかは、柔軟に考えたらよいという結論になります。

期待に応えるかどうかで迷いやすい人が読むべき本

期待に応えるかどうかで迷いやすい人は、この本を読むとよいです。

「医療関係者のための」となっていますが、ぜんぜん違う領域の人も普通に使える内容になっています。

以下のような問いで迷いやすい人は必読です。

間違っている問いの例

  • 信頼すべきか?疑うべきか?
  • 義理を果たすべきか?不義理でよいか?
  • 従うべきか?従わざるべきか?
  • 正しいか?間違っているか?
  • 敵か?味方か?
  • 白か?黒か? など

まとめ:期待に応えるか?それとも我が道を行くか?【結論:両方も大事】

本記事では「周囲の期待に応えるべきか、自分の道を進むべきかで悩んでいます。どっちが大事ですか」という疑問にお答えしました。

結論は両方とも大事です。

期待に応えるかどうかは、柔軟に考えたらよいです。

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