
本記事の内容
- 研究法の無料講演のお知らせです
- 事例報告から臨床研究へつなげるコツを解説しています
本記事ではそんなぼくが行う研究法の無料講演についてお知らせします。
※今回は大学主催で開催しますので、完全無料になっていますm(_ _)m
【無料講演】臨床家のための研究法「超」入門〜事例報告から臨床研究へつなげるコツ
スケジュール
無料講演は下記の通り実施します。
無料講演
- 日時:2019年9月28日(土)13:00〜14:30(開場12:30)
- 場所:吉備国際大学岡山駅前キャンパス1号館5階多目的室
- スケジュール
- 開会 13:30
- 第一部 講演(13:05〜13:45)
- 京極真 臨床家のための研究法「超」入門〜事例報告から臨床研究につなげるコツ
- 第二部 付属研究所センター発表&質疑応答(13:45〜14:30)
- 原田和宏 リハビリテーションによる機能的利得のさらなる向上をめざす臨床研究
- 藤吉晴美 シニア動作法の取り組み
- 鈴木英治 印象派絵画の修復及び科学調査
- 質疑応答
- 閉会 14:30
他のところで、このテーマの講演やセミナーやるときは、安くても参加費8000円とか普通にかかります。
しかし、今回はぼくが所属する大学が主催なので完全無料で実施させていただきます。
関心がある人は、ぜひぜひお越しください。
なお、場所は岡山駅から徒歩3分ぐらいのところで、めちゃくちゃ便利です。
詳細につきましては、以下のサイトをご覧になってください。
臨床家のための研究法「超」入門〜事例報告から臨床研究へつなげるコツ
ぼくがお話しするテーマは事例報告から臨床研究へつなげるコツです。
結論をいうと、それは事例報告で仮説生成し、徐々に仮説検証型のデザインにつなげていく、です。
詳しくは当日お話ししますが、具体的なステップの例は以下の通りです。
事例報告から臨床研究へつなげる例
- ステップ①:事例報告
- ステップ②:集積型事例報告
- ステップ③:質的研究
- ステップ④:ケースコントロール研究
- ステップ⑤:シングルシステムデザイン、前後比較試験
- ステップ⑥:非ランダム化比較試験
- ステップ⑦:ランダム化比較試験
こんな感じで事例報告から臨床研究へとつなげていきます。
ここで重要なこととして、ステップ②以降につなげるには、生成した仮説から研究疑問の構造化を行う必要があります。
そこでつまづくとうまく展開できません。
今回の無料講演では、そのあたりも含めてわかりやすく解説します。
CAse REport guideline(CAREガイドライン)
事例報告から臨床研究でつなげるには、良質な事例報告が不可欠です。
良質な事例報告のために、CAREガイドラインが提案されています。
これは、事例報告の質を担保する13のチェック項目から構成されたものでして、事例報告の質を高めたければ、13項目のチェックリストを満たすように書けば良いです。
13のチェック項目
- タイトル
- キーワード
- 要旨
- はじめに
- 患者情報
- 臨床所見
- 経過
- 診断・評価
- 治療・介入
- フォローアップとアウトカム
- 考察
- 患者の視点
- インフォームドコンセント
CAREガイドラインにそった事例報告の書き方については、以下の電子書籍でまとめていますからぜひお読みください。
まとめ:【無料講演】臨床家のための研究法「超」入門〜事例報告から臨床研究へつなげるコツ
本記事では研究法の無料講演についてお知らせしました。
無料講演は下記の通り実施しますので、万障繰り合わせのうえお越しください。
無料講演
- 日時:2019年9月28日(土)13:00〜14:30(開場12:30)
- 場所:吉備国際大学岡山駅前キャンパス1号館5階多目的室
- スケジュール
- 開会 13:30
- 第一部 講演(13:05〜13:45)
- 京極真 臨床家のための研究法「超」入門〜事例報告から臨床研究につなげるコツ
- 第二部 付属研究所センター発表&質疑応答(13:45〜14:30)
- 原田和宏 リハビリテーションによる機能的利得のさらなる向上をめざす臨床研究
- 藤吉晴美 シニア動作法の取り組み
- 鈴木英治 印象派絵画の修復及び科学調査
- 質疑応答
- 閉会 14:30
詳細は以下からどうぞ。
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