
本記事の内容
- 作業療法士を辞めたい人におすすめ転職エージェント3選
- 作業療法士を辞めたい人が他の業種に転職する前に考えておくべきこと
- 作業療法士を辞めたい人は行動しつつ考えるべし
作業療法士を辞めたい人におすすめ転職エージェント3選
作業療法士を辞めたい人におすすめ転職エージェント3選
結論から言うと、大手の一般総合の転職エージェントを中心にいくつか登録したらOK。
どこのサイトも大差ないので、「作業療法士だけども、作業療法士以外の仕事に就きたい、、、」という人は辞める前提で登録しましょう。
おすすめ転職エージェント3選
リクルートエージェント転職支援サービス ※最大級の転職エージェントして、非公開求人が豊富。まずはここに登録すべし。
DODAエージェントサービス ※こちらも定番。上記と一緒に登録すべし。
- パソナキャリア ※上記2社に比べると求人数は少ないですが、そのぶん質の高さが評判で、登録して損しないはずです。
いずれも1分程度で無料登録できますので、作業療法士を辞めたいなら今すぐ登録したらOK。
転職エージェントをおすすめする理由
作業療法士から他の業種に転職するなら、ハローワークや転職サイトよりも、転職エージェントを活用すべしです。
理由は、転職エージェントなら専任キャリアアドバイザーが、あなたの希望や強みを一緒に考えて、それぞれにあった解決法を提案してくれるからです。
作業療法士から他の業種に転職する人は、まったく知らない業界に飛び込むわけなので、これまでの知識も技術もほぼほぼ通用しませんから、作業療法士業界内で転職するよりも難易度が高いです。
つまり、転職で失敗するリスクが高い。
なので、専任キャリアアドバイザーから情報をもらいつつ、相談もしながら、自身にあった業種、会社を慎重に選んだ方が無難です。
そうしたニーズを満たすのが、転職エージェントです。
ハローワーク、転職サイト、転職エージェントの比較は以下の通り。
ハローワーク | 転職サイト | 転職エージェント | |
求人情報の入手方法 | ハローワークに直接行って調べる インターネット検索 |
インターネット検索 合同説明会 |
インターネット検索 専任キャリアアドバイザーによる紹介 |
求人数 | ◎ | ◎ | ◎ ※非公開求人が豊富 |
求人の質 | △ | ○ | ◎ ※専任キャリアアドバイザーが求職者の条件にあわせてマッチングをしてくる |
サポート体制 | △ | ○ | ◎ ※専任キャリアアドバイザーが情報収集、応募、面接、労働条件の交渉、採用後のフォローなど無料で支援 |
掲載された会社の情報量 | △ | △ | ◎ ※専任キャリアアドバイザーから興味ある会社の内部情報を提供してもらえる |
※転職エージェントのサービスは登録したら完全無料で活用できます。
結局は「やってみなくちゃわからない」です
転職エージェントを活用しても、成功するかどうかはやってみないとわかりません。
つまり、作業療法士を辞めて、他の業種への転職がうまくいくかどうかは「運次第」でして、最終的には自分で判断するしかないです。
まずは、転職エージェントに登録してみて、担当のキャリアアドバイザーと相談したり、支援を受けつつ、面接で話を聞きながら、自分で決断するしかないです。
成功した具体例は以下の通り。
具体例
- 作業療法士として働く
- ブラックな働き方に疲れて転職を考える
- 転職エージェントに登録する
- 前から興味のあったアパレル業界を紹介される
- 無事に転職して、給与もアップして、いろいろありながらも楽しくやっている
こんな感じで、うまくいくケースはあるものの、実際にうまくいくかどうかはやってみないとわかりません。
他方、失敗した具体例は以下の通り。
具体例
- 作業療法士として働く
- 人間関係に疲れて転職を考える
- 転職エージェントに登録する
- 食品業界に転職する
- 人間関係がさらに悪く消耗する
- 再び作業療法士に戻る
こんな感じで失敗するケースもあるので、自身が悔いないよう転職エージェントで支援を受けつつ、しっかり見極めていきましょう。
よくある疑問:どんな理由で作業療法士が他の業界に転職するの?
理由は人それぞれでして、例えば以下のような理由があります。
理由の例
- 想像以上に楽しくなかった
- 給与のわりに責任が重すぎる
- 休みの日も基本は勉強なのでしんどすぎ
- 人間関係がひどすぎる
- 多忙すぎて子育てと両立できない など
こんな感じで、自身の想定を越える事態に消耗したため、他の業種に転職すると決断される方がたまにいらっしゃいます。
なかには、作業療法士という仕事に絶望→他の業種に移動、、、という方もいます。
もちろん、多くの作業療法士は作業療法士業界内で転職しています。
けど、例えば人の命がかかった仕事なので融通が利きにくく、「多忙すぎて子育てと両立できない」と感じた方などが他の仕事を選ぶ、、、などの事象は起こっています。
ぼくらは作業療法士である以前に人間です。
だから、自分にあった生き方を模索する過程で、作業療法士になったり辞めたり、、、というのはあって当然です。
それに「作業療法の本質」を理解したうえで作業療法士になっている人はほぼ皆無なので、実際に働いてみたら思っていたものと違った、、、というミスマッチが起こってもしょうがないです。
作業療法士を辞めたい人が他の業種に転職する前に考えておくべきこと
結論:根本的な問題解消を考えるべき
結論をいうと、根本的な問題解消を考えましょう。
残酷な理由として、転職は基本的に対処療法なので、移動した先で同じ問題で苦しむ可能性があるからです。
具体例
例えば、「作業療法士の仕事が想像以上につまらなかった」として、他の業種に思いきってうつったとしましょう。
最初は楽しく働けるかもですが、会社が傾いたり、職位が変わって激務になったり、人が入れ替わって人間関係がオワコン化すると、再び「思っていたよりも楽しくない、、、」となりますよね。
すると、また移動するか、、、という話になるわけですが、これは同型の問題なので原理上いくらでも繰り返します。
なので、「転職=問題解決」みたいな感覚で移動していると、条件次第でいつまでたっても同じ問題で苦しむことになって、人生のムダ遣いみたいな状態に陥ってしまいます。
隣の芝生は青い、、、というのは幻想ですから、そういう感覚はさくっと破り捨てましょう。
おすすめは問題を生む構造ごと消し去る努力です
基本、転職は対処療法なので、自身がつらかった事象を生む構造を変えないと、いつまでたっても同じ問題で苦しむことになります。
その具体的方法は以下の通り。
具体例
- 問題を明確にする
- それが成立する条件を考える
- 条件を組み替える
例えば、「給与のわりに責任が重すぎる」という理由で他の業種に移動するか、、、と考える人は、他の業種に単に移動するだけでは対策として不十分です。
サラリーマンの給与の上限はたかがしれているし、どの業種にも何らかのかたちで責任の重さはついてまわるからです。
なので、そういう人はダブルインカム以上を実現するために、例えば、復業しやすい業種に転職するという選択肢を選ぶのもありかな、と思います。
あなたが体験している問題は必ず何らかの条件のもとで生じています。
作業療法士を辞めたい、、、なら、そこから打ち消すよう努力しつつ、転職も手段の1つとして考えるとよいでしょう。
会社はステップアップのための踏み台にする
また、問題を生む構造を消し去るには、会社とのつきあい方も変えるとOK。
おすすめは、会社に尽くしながら生きるのではなく、会社をステップアップのための踏み台にする、です。
具体例
- ×・・・会社のために働く。会社の発展が自分の幸せ。
- ○・・・自分のために働く。自分の幸福を最大化するために会社を利用する
こういう考え方は賛否両論ありかもです。
けど、実存しているのはぼくら個人であって、会社ではありません。
つまり、「会社>個人」ではなく「個人>会社」です。
会社は個々人がこころ楽しく生きるためのツールに過ぎず、それに尽くしすぎて消耗する人生は避けた方がよいです。
作業療法士から他の業種に転職する、、、というのは、かなり大きな決断です。
「作業療法士の仕事が想像以上につまらなかった」などの理由でそう決断するかもという方は、会社とのつきあい方を再検討して問題の構造ごと変えるきっかけにしてみましょう。
作業に根ざす努力もやってみる
ぼくの経験上、作業療法士の仕事が「想像以上に楽しくなかった」という方は作業に根ざした実践を行えず、ミニ理学療法士、ミニ看護師、ミニ介護福祉士みたいな仕事ばかりしていることがあります。
具体例
例えば、せっかく作業療法士になったのに、職場では理学療法士の上司から「作業とかいうな。心身機能の治療をしろ。それが嫌なら他にいけ」と言われるようなケースで、「もう嫌だ。作業療法士なのに作業療法ができないなら、作業療法士を辞めたい、、、」と思い込むことがあります。
こうしたケースでは、作業療法士を辞める、、、という大きな決断をする前に、作業に根ざした実践に取り組む努力をしてみた方がいいでしょう。
実際、それで「やっぱり作業療法士は楽しい仕事だ!」となって、その後、活躍されている方もいらっしゃいます。
なので、作業療法士の仕事が「想像以上に楽しくなかった」という方は、他の業種に行く前に作業に根ざした実践に挑戦すべしです。
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作業療法士を辞めたい人は行動しつつ考えるべし
とはいえ、まずは動いてみないと、何もわからないです。
実際に行動してみると、いろいろ変化が生まれますから、その結果をモニタリングしつつ、どうするかを決めていくしかないです。
すると、「どのタイミングで行動したらよいのだろう??」と思う方がいます。
いま「作業療法士を辞めたい、、、。他の業種に移りたい」と感じているなら、今すぐ行動がもっとも妥当なタイミングです。
「仕事しつつ、他の業種への転職活動はたいへん、、、」と思うかもですが、悩んでいるだけなら1ミリも変化しないので、少し行動してみることも大切です。
それに、転職エージェントに登録してしまえば、後は専任キャリアアドバイザーと相談しつつ、興味ある案件にエントリーしていくだけで、わりとイージーです。
いずれも1分程度で無料登録できますので、ぜひこの機会に行動してみましょう。
おすすめ転職エージェント3選
リクルートエージェント転職支援サービス ※最大級の転職エージェントして、非公開求人が豊富。まずはここに登録すべし。
DODAエージェントサービス ※こちらも定番。上記と一緒に登録すべし。
- パソナキャリア ※上記2社に比べると求人数は少ないですが、そのぶん質の高さが評判で、登録して損しないはずです。
なお、実際に行動してみた結果、「やっぱり作業療法士がよい」と思うかもしれませんが、それは作業療法士のぼくにとっては大歓迎な結果ですので、ともに頑張っていきましょう。
まとめ:作業療法士を辞めたい人におすすめ転職エージェント3選【辞める前提で登録すべき】
今回は以上となります。
作業療法士から他の業種に転職するなら、ハローワークや転職サイトではなく、転職エージェントを活用したらOK。
そして、
行動しつつ考える
ようにしましょう。
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