【体験談】精神科における作業療法士のやりがい

きょうごく
本記事では「精神科における作業療法士のやりがいって何だろう。どうしてもやりがいを見いだせないときの対策なども知りたいなぁ」という疑問にお答えします

本記事の内容

  • 精神科における作業療法士のやりがい
  • 精神科で作業療法士がやりがいを見いだすコツ
  • 作業療法士が精神科でやりがいを感じない理由と対策

本記事を書いているぼくは作業療法士&博士(作業療法学)でして、精神科でキャリアをスタートしました。

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また、精神科作業療法の教科書の編集も行っております。

本記事ではそんなぼくが上記の疑問にさくっとお答えします。

精神科における作業療法士のやりがい

結論:生活の再構築

結論をいうと、ぼくは担当させていただいた方々の生活の再構築に貢献できたときに、めちゃやりがいを感じました。

やっぱどんな状態になっても生きたいように生きたいじゃないですか。

そこに貢献できたかも、、、とちょっとでも感じられるとやっぱやりがいを見いだしますよね。

具体例

例えば、「復職したい、、、」と思いつつも、鬱があるからなかな難しい、、、みたいな状態の対象者がいると仮定します。

その方が、作業を通して精神的健康を改善し、ついには復職、、、というような過程をたどったとしたら最高じゃないですか。

個人情報の関係で仮想事例で簡単に示していますが、この背景には数多の対象者がいらっしゃって、少しでも生きたいように生きる可能性を支援できるとやりがいを感じるものです。

こんな感じで、生活の再建にちょっとでも貢献できたかも、、、と思えるときはやりがいを感じますね。

よくある疑問:精神科の作業療法はやりがいでいっぱいですか?

はてな

「精神科の作業療法はやりがいでいっぱいですか?」と聞かれることもあります。

結論をいえば、全然そんなことないです。

むしろ、自分のチカラのなさにウンザリする日々です。

具体例

例えば、多くの対象者はできれば完治したいと心の中で思っていらっしゃいます。

けど、現状の精神科作業療法ではそこまでパワーはなく、どちらかというと病とともに生きる状態を目指していたりします。

青っぽいかもですが、対象者の願いに応えられない、、、という前提があるので、やりがいがいっぱいというよりも不甲斐なさでいっぱいという気分です。

こんな感じで、ぼくは精神科の作業療法でキャリアをはじめたけど、基本的にはなかなかしょっぱい気分でいっぱいです。

精神科で作業療法士がやりがいを見いだすコツ

結論:作業療法の本質の実質化

精神科で作業療法士がやりがいを見いだすコツは、作業療法の本質の実質化です。

つまり、作業療法本来のアプローチを誠実にやればOK。

具体例

具体的にお話しすると、まずは対象者の目線で生活の仕方を把握しましょう。

そのうえで、作業療法の専門家としての判断も織りまぜつつ、より健全な生活になるよう支援していけばOK。

作業が精神的健康を改善し、生活の再構築につながるよう注意深く実践しましょう。

こんな感じで、最新で最善の科学的根拠を踏まえつつ、ていねいに作業療法を実践したらよいです。

よくある疑問:作業療法の本質を実質化にはどんなツールがありますか?

はてな

「作業療法の本質を実質化にはどんなツールがありますか?」と疑問に思う方がいます。

結論をいえば、OBPに関連する理論、評価、介入技法を活用したらOKです。

国内外でいろんな研究があって、整備されつつあるので積極的に実践応用しましょう。

具体例

例えば、ぼくらが開発しつつあるOBP2.0は、作業療法の本質の実質化に役立つツールです。

また人間作業モデル、作業遂行と結びつきのカナダモデルなども有益でしょう。

それぞれに評価、介入技法があるので、各自の臨床に落とし込めばいいです。

このように、作業療法の本質を実質化したいなら、OBPに関連する理論、評価、介入技法を活用しましょう。

以下の本はOBPに関連するツールを知りたいなら必読です。

作業療法士が精神科でやりがいを感じない理由と対策

作業療法士が精神科でやりがいを感じない理由

とはいえ、OBPに関連する理論、評価、介入技法を活用しても、やりがいを見いだせない人もいます。

その理由の1つとして信念対立があります。

精神科はひずみが大きいので、作業療法の実践が信念対立で阻害されることありだからです。

具体例

例えば、精神科の作業療法って集団が基本なので、それぞれの対象者の生活スタイルにあわせた実践ができないことがあります。

頑張ってやろうとしたら、上司や他職種から頭ごなしに怒られる、、、なんてこともザラにあります。

OBPに関連する理論、評価、介入技法を活用しても、そんな日々が続いたら萎えますよね。

このように、軋轢がひどすぎてやりがいを感じない、、、ことは普通にあります。

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やりがいを感じないなら環境を変えるのもあり

やりがいを感じないなら、現職で頑張るのは当然として、、、思いきって環境を変えるのもありです。

ひずみがひどすぎる職場で孤軍奮闘してもどうにもならず沈み込むだけ、、、なんてこともありえるからです。

具体例

例えば、ぼくの知人の精神科作業療法士は、若手時代からしっかりした考え方をもって実践していましたが、最初の職場はあまりにもひどかったので作業療法士を辞めたい、、、と悩んでいました。

けど、思いきって環境を変えたところ、むしろ対象者の生活の再構築に向けた実践が推奨されて活き活きと働いていました。

一時期は「作業療法士を辞めたい」とまで思いつめていたのに、環境が変わっただけで「作業療法士としてもっと頑張りたい」と考えるようになりました。

このように、信念対立で疲弊しまくっているなら、思いきって環境を変えたらOK。

まとめ:精神科における作業療法士のやりがい

本記事では「精神科における作業療法士のやりがいって何だろう。どうしてもやりがいを見いだせないときの対策なども知りたいなぁ」という疑問にお答えしました。

ぼく個人は、生活の再構築に貢献できたときにめちゃやりがいを感じましたが、たいはんは不甲斐なさを味わいつつ頑張る、、、みたいな状態です。

ちょっとでもやりがいにつなげたいなら、OBPに関連するツールを使えばOK。

ただし、中には信念対立がひどすぎて、やりがいも何もないときもあり、にっちもさっちも行かないなら環境を変えるのもありです。

環境を変えるなんてうまくいかない、、、と不安に感じる人もいます。

けど、その不安でチャンスをなくす必要はないです。

いろいろ不安はつきないかもですが、適切な方法でチャレンジすればチャンスは訪れるものですよ。

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