
本記事の内容
- 仕事できない人にイライラしないコツ
仕事できない人にイライラしないコツ
結論:他人に期待しない
仕事できない人にイライラする、、、という問題を減らしたければ、他人に期待しないようにしたらOK。
ぼくらの仕事に必要な能力は思っているよりも低めだからです。
経済協力開発機構(OECD)はPIAACという社会生活に必要な能力(読解力、数学的思考力、ITによる問題解決力)に関する国際調査を実施しました。
その結果、以下のような結果が明らかになっています。
具体例
- 日本人の27.7%が「書名と著者を一致させる」、76.3%が「設問と本の要旨を対応させる」という文章を読解できない
- 日本人の36.3%が立体図形の展開、80%が単純な棒グラフを読み取れない
- 日本人の91.7%が会議室予約の申し込みメールの処理ができない
こんな感じで、多くの人が社会生活に必要な能力を備えていません。
つまり、あなたがイライラしている仕事できない人は、わりと普通にいらっしゃる可能性ありです。
なので、「こんなのできて当たり前だろ」と期待する方が無理ゲーだといえるかも、、、です。
よくある疑問:仕事なんだから期待しないというのは無理では?
「仕事なんだから期待しないというのは無理では?」と思う方がいらっしゃいます。
確かにそれはその通りです。
けど、多くの労働者が社会生活に必要な能力を備えていない、、、という事実は受け入れるしかないです。
具体例
例えば、メールで打ち合わせすると、たびたび誤解を生んでモメる人がいらっしゃいます。
周囲から「性格が悪い」「認識が歪んでいる」と言われたりしますが、そもそも文字を読めていない可能性を疑った方がいいかもです。
PIAACの調査結果は、多数の文字が読めない労働者の存在を示しているからです。
「仕事なんだから期待しないというのは無理では?」という気持ちはわかりますけど、事実は事実として受け入れつつやっていくしかないです。
よくある疑問:もしかしたら自分自身も問題ありかもですよね?
「もしかしたら自分自身も問題ありかもですよね?」と思う方もいます。
これも確かにその通りでして、自分にも問題あるかも、、、という認識はしっかりもっておいた方がいいです。
具体例
例えば、パソコンを使って仕事できているつもりでも、他の人から見たらとても変な使い方になっている人がいらっしゃいます。
本人はその自覚なし、、、でしたので、案外、自分も自覚がないだけで社会生活に必要な能力に欠けている、、、ということはありえます。
社会に不適応を起こしているときって、当事者は気づきにくいからです。
なので、「もしかしたら自分自身も問題ありかもですよね?」という疑問は大事にしたほうがいいです。
仕事できない人にイライラするのは時間の無駄
仕事できない人にイライラするのは時間の無駄
仕事できない人ってわりと普通にいらっしゃいますので、イライラするのは時間の無駄かな、、、と思っています。
ありふれた事象にいちいち反応していたら、自分の人生を自分でコントロールできなくなるからです。
具体例
例えば、打合せの前に事前資料を読んでも、トンチンカンな発言ばかりする人っていますよね。
PIAACの結果だと、76.3%が「設問と本の要旨を対応させる」という簡単な文章を読解できないので、事前資料を読解できない人はもっと多い可能性ありです。
それでいちいちイライラしていたら、どうしようもないですよね。
なので、仕事できない人に対して、イライラするのは時間の無駄だと思っておいた方がいいです。
イライラするヒマがあるなら具体的な対策すべし
仕事できない人にイライラするヒマがあるなら、もっと具体的対策を施すべしです。
社会生活に必要な能力を満たさない人と一緒に働くわけですから、合理的配慮を考えた方がよほど有益だからです。
具体例
例えば、文章読解に問題がある人と働いているなら、図解するなどしてわかりやすい資料を作成したらOK。
数学的思考力に問題がある人と一緒に働いているなら、文学的説明を心がけてみましょう。
3名中1名は仕事でパソコンを使えないので、電話、FAXなどもあわせて使えるようにしておいたらいいかも、、、です。
こんな感じで、人生は短いですからイライラしているヒマはないので、いろいろと具体的対策を実施したらOK。
相手に気づきを促すことも、ときには必要です
合理的配慮しつつ、ときには相手との信頼関係をベースに気づきを促すことも必要です。
社会生活に必要な能力に満たない人はそもそもその問題に気づいていない可能性ありだからです。
具体例
例えば、メールのやりとりでエラーが生じやすい人は「もしかしたら文書を読んでいるけど、実際にはちゃんと理解できていないのでは?」とそれとなくお伝えしたらよいです。
相手も周囲からのプレッシャーで苦しんでいることあるので、その理由への気づきを促したらわりとスッキリされることもあります。
気づきが得られたら改善への努力も生みやすいものです。
こんな感じで、信頼関係をベースにしながら、ときに気づきを促してみましょう。
まとめ:仕事できない人にイライラしないコツ
本記事では「仕事できない人がいます。一緒に働いているとイライラします。どうしたらいいかなぁ」という疑問にお答えしました。
結論をいえば、社会生活に必要な能力を満たさない人ってわりといるので、他人に期待しないようにしましょうね、、、となります。
医学的な疾患・障害がないにもかかわらず、読解力、数学的思考力、ITによる問題解決力が足らない人は普通にいらっしゃいます。
そういう認識のもとでやっていけば、仕事ができない人がいてもイライラしにくいですよ。
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