これから研究職に就きたい作業療法士は博士号が必須です

きょうごく
本記事では「作業療法士として病院で働いていますが、将来的には研究職に就きたいです。どうしたらいいかなぁ」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • 作業療法士だけども将来的に研究職に就きたい
  • 研究職として働くために必要な事柄を教えてほしい

本記事を書いているぼくは作業療法士であり、博士(作業療法学)を取得しております。

33歳の頃から大学&大学院で准教授しています(現在は教授)。

うちの研究室で育った大学院修了生のうち4名が研究職に就いています。

本記事ではそんなぼくが上記の疑問にさくっとお答えします。

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これから研究職に就きたい作業療法士は博士号が必須です

結論:作業療法士で研究職に就きたいなら博士号は必須です

結論をいうと、作業療法士で研究職に就きたいなら博士号は必須です。

昔々は臨床経験年数が長ければ研究職に就けた時代もありましたが、いまはもう博士号がないと基本的には無理ゲーだと思っておけばいいです。

研究職の求人はJREC-INに掲載されています。

案件によっては「修士以上の学位を有する者」と書いています。

これは、修士号があればエントリーできるという意味に過ぎず、修士号でOKという話ににはなりません。

実際には、「修士以上の学位を有する者」という求人に、博士号をもった作業療法士が応募してくるわけでして、そうなると修士号の人は負けることになります。

したがって、作業療法士で研究職に就きたいなら博士号は不可欠だと思っておけばOK。

よくある疑問:修士号でも研究職に就いている人がいますけど?

はてな

「修士号でも研究職に就いている人がいますけど?」と疑問に思う方がいます。

確かにそういう作業療法士はいらっしゃいます。

ただ、そうした方は「既に」研究職についていて、これからどうこうという話ではないですよね。

この記事で想定しているのは、これから研究職に就くにはどうしたらいいか、と悩まれている方々です。

なので、過去の想定はあまり当てにならないです。

また、若手で修士号で研究職に就いた人はたいてい博士後期課程に在籍していますし、任期付きの研究職で働いていらっしゃることが多いです。

具体例

例えば、修士号しかもっていないまま任期付きの研究職についたとします。

任期更新のときに公募がでることがあるので、そこに博士号をもった人がトライしてきたら、そのまま失職することがあります。

また、修士号しかないまま助教で任期なし研究職になっても、助教→講師→准教授→教授と上がっていけず、ずっと助教のまま、、、みたいなことも起こりえます。

修士号でも研究職に就いている人がいますけど、博士号ありに比べると条件的に不利だったりするので、研究職を目指すなら博士号は確実にとるべしです。

よくある疑問:修める専攻分野はどこがいいですか?

はてな

「修める専攻分野はどこがいいですか?」と疑問に思う方がいます。

学位は専攻分野によって表記が異なります。

例えば以下のような感じ。

具体例

  • 博士(医学)
  • 博士(保健学)
  • 博士(作業療法学)
  • 博士(理学療法学) などなど

人によっては、「博士(医学)でなければならない!」「博士(医学)以外はレベルが低い!」と言います。

けど、そう思うのは個人の自由ですが、ぜんぜん関係ないです。

少なくとも、研究職に就きたい、、、という目的を達成するうえで、学位の専攻分野でどうこうなった、、、という話は、ポジショントーク以外で聞いたことないです。

なので、個人に好みの域をでないと思っておけばOK。

よくある疑問:研究職に就きたいなら有名国立大で学位をとった方がいいですか?

はてな

「研究職に就きたいなら有名国立大で学位をとった方がいいですか?」と疑問に思う方がいます。

結論をいうと、作業療法界隈においてはまったく関係ないです。

それよりも、作業療法士で研究職に就きたいなら以下の方が問題です。

具体例

  • 博士号をもっているかどうか
  • まともな研究業績がコンスタントにでているかどうか

どの大学で学位をとったかで、研究職に就けるかどうか変わる、、、という話は、ポジショントーク以外で聞いたことないです。

つまり、実際にはどの大学でもいいから、博士号を取っていることの方が重要です。

また、かりに有名国立大で学位をとったとしても、研究業績が途切れ途切れならアウトです。

また、研究業績があったとしても、質がいまいちな研究論文ばかりならめちゃ不利です。

なので、研究職に就きたい作業療法士は博士号を確実にとって、まともな研究業績をコンスタントに上げていくことに注力すべし。

研究職に就きたい作業療法士は行動するだけ

研究職に就きたい作業療法士は行動するだけ

というわけで、研究職に就きたい作業療法士は博士号所得に向けて行動するだけです。

研究職に就きたい作業療法士のための大学院選びの基準は以下の通り。

大学院選びの基準

  • 若手・中堅の作業療法士の大学院生・大学院修了生が研究職に就いている
  • 指導教員だけでなく、大学院生・大学院修了生もしっかり活躍している

基本はこの2つでOK。

若手・中堅の作業療法士の大学院生・大学院修了生が研究職に就いている

研究職に就きたいなら、若手・中堅の作業療法士の大学院生・大学院修了生が研究職に就いている研究室を選ぶべしです。

研究職の求人はあまりないから、基本的には数少ないポストの奪いあいになります。

ポストの奪いあいに勝てる研究室は、若手・中堅の作業療法士の大学院生・大学院修了生が研究職に就いているものです。

なので、研究職に就きたいなら、そういう研究室を選んだ方がいいです。

注意ポイント

研究室によっては、大学院生・大学院修了生がたくさん研究職に就いているものの、多くは熟練の作業療法士だった、、、みたいなことがあります。

その場合、その人脈を活かして若手・中堅が研究職に就けているか、を調べたらOK。

調べ方のコツは、希望する研究室の見学にいって率直にお聞きしたらいいです。

そんな感じで、研究職に就きたいなら、若手・中堅の作業療法士の大学院生・大学院修了生が研究職に就いている研究室を選びましょう。

指導教員だけでなく、大学院生・大学院修了生もしっかり活躍している

また、研究職に就きたいなら、指導教員だけでなく、大学院生・大学院修了生もしっかり活躍している研究室を選ぶべしです。

指導教員は有名な研究者だけども、大学院生・大学院修了生は鳴かず飛ばず、、、という研究室があります。

そうしうたところは、一見すると魅力的に映るかもしれません。

けど、大学院生・大学院修了生が指導教員に搾取されているところもありますので、慎重に検討した方がいいです。

注意ポイント

ただし、指導教員しか活躍していないけども、政治力がめちゃくちゃ強いと大学院生・大学院修了生が研究職に就けているところもあります。

理不尽な目にあっても指導教員の政治力を利用する、、、という覚悟があるなら、わりと美味しい選択肢になるかもです。

めちゃくちゃ消耗するときがあるかもだけどね。

こんな感じで、研究職に就きたいなら、指導教員だけでなく、大学院生・大学院修了生もしっかり活躍している研究室を選ぶといいでしょう。

まとめ:これから研究職に就きたい作業療法士は博士号が必須です

本記事では「作業療法士として病院で働いていますが、将来的には研究職に就きたいです。どうしたらいいかなぁ」という疑問にお答えしました。

結論をいうと、作業療法士で研究職に就きたいなら博士号は必須です。

これから研究職に就きたい作業療法士は、今日から動かないと明日には忘れて変化なしです。

なので、いますぐ行動して気になる大学院の資料を集めましょう。

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