【医療大麻】CBDを学べるおすすめ本【厳選1冊】

きょうごく
本記事では「最近たまに医療大麻CBDって聞くけど、いったい何なのだろうか。わかりやすく学べる本があれば知りたい」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • CBDについて学べる本を教えてほしい
  • CBDの概要を知りたい

DIAMOND onlineで「グリーンラッシュ」特集が組まれるなど、「CBD」というキーワードを目にする機会が増えました。

WHO(世界保健機関)の報告書でも健康の回復・促進に作用する可能性が示唆されるなど、CBDは医療とビジネスの両面から注目が集まっています。

面白そうなテーマだけども、ぼくはまったく無知だったので、全体像がつかめる文献はないかなぁと思い、いくつか読んでいたところに良さげな新刊本がでました。

なので、さっそく入手して読んでみました。

本記事ではその要点と感想をさくっと書こうと思います。

CBDを学べるおすすめ本【厳選1冊】

結論:『CBDのすべて』を読むべし

以下の本は他書に比べて、CBDの研究動向についてしっかり書かれているので、興味がある人にはおすすめできるかと思いました。

本書によると、CBDは医療大麻に含まれる成分の1つです。

その成分はいろいろありますが、大きくはTHCとCBDに分けることができます。

THCはハイになる成分で、日本では完全に「非合法」です(海外では合法のところもあります)。

他方、CBDは日本を含むほとんどの国が「合法」としており、これにはハイになる成分が含まれていません。

補足

  • 日本の法律では、大麻の茎と種子については違法ではないです。
  • 七味唐辛子にも大麻の実が入っています。もちろん、これは違法ではないです。
  • 日本で販売されているCBDは、茎と種子から抽出した成分になっています。

医療大麻は、THCとCBDの両方を含むケースと、CBDのみのケースがあって、本書は前者に触れつつも、特に後者に力点をおいた構成になっています。

一部の医療大麻推進派は普及拡大を進めたいあまり、既存の医療を全否定したり、効果を誇張した表現にするようなところがあって、そこがぼくの感覚からするとうさん臭いと感じるところにつながっていました。

けど、本書はそういうところがなく、利点と欠点を踏まえながら冷静に議論を展開しており、現状の理解に役立つ内容になっているかと思いました。

CBDの利点

本書は先行研究を踏まえつつ、CBDの利点と欠点が明確に論じられているところに特徴があります。

CBDの利点は、向精神作用を引き起こさず、健康効果が期待されているからです。

WHO(世界保健機関)はCBDが乱用あるいは依存性を示唆する証拠を認めず、てんかんの治療薬のほか他の健康状態の改善に有効である可能性があると報告しています。

実際、CBDは難治性てんかんに対する医薬品として承認されており、日本でも日本てんかん協会が早期承認を求めています。

難治性てんかん以外にも、不安、不眠症、慢性疼痛などの改善にも役立つ可能性が示唆されています。

本書を読むと、そうした研究の状況がわかりやすくまとまっており、とても勉強になるかと思いました。

CBDの欠点

他方、本書に明記されているように、CBDにも欠点があります。

例えば、健康状態を改善するために、CBDをどれくらい摂取したらいいのかがわかっていません。

長らく禁止されてきた経緯があるため、研究があまり進んでいないからです。

また、CBDがサプリメントとして入手可能であるため、その品質が厳密に担保されていないという問題もあります。

CBDをうたう商品にその有効成分が含まれているかどうかを確実に知ることはできないのです。

加えて、副作用という問題もあります。

例えば、吐き気、疲労、薬物交互作用などといった副作用を引き起こす可能性があります。

ただし、WHOも報告書で述べているように、純粋なCBDに関連する公衆衛生上の問題を示す証拠はないです。

本書を読むと、こうしたことが詳しく書かれているので、冷静に議論をするための知識を得ることができると思いました。

CBDの科学研究と社会実験は同時進行まっさかり

で、本書を読んで思ったのは、医療大麻は科学研究と社会実験が同時進行しているなぁ、ということです。

科学研究に関していえば、CBDが難治性てんかんで効果を示す強い証拠があり、薬物療法として承認されるなど一部で成果がではじめています。

他方、例えばCBDは心的外傷後ストレス障害については改善する可能性があるものの、研究デザインに問題があるのでさらなる研究が必要という状態です。

こんな感じで、科学研究はいろいろ進みつつあり、期待がもてそうであるけども、さらなる検討が必要な状態である、ということができます。

他方、CBDはサプリメントとしては誰でも入手可能であるため、効果、副作用、容量などは不明のまま多くの人が利用できる状態でもあります。

CBDを中心にした大麻ビジネスは「グリーンラッシュ」という呼び名がつくほど急成長中です。

その点において、現在進行系で壮大な社会実験が進んでいるということができそうです。

まとめ:CBDを学べるおすすめ本【厳選1冊】

本記事では「最近たまにCBDって聞くけど、いったい何なのだろうか。わかりやすく学べる本があれば知りたい」という疑問にお答えしました。

結論を言えば、以下の本がおすすめです。

しっかり書かれているように思うので、興味ある人はぜひどーぞ。

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