
こんな方におすすめ
- 作業療法士向けの求人の選び方を教えてほしい
- 求人の具体的な探し方も知りたい
本記事を書いているぼくは作業療法士であり、これまで3回の転職経験があります。
また、これまで就活・転職については以下のような実践ありです。
具体例
- 新卒の就職支援
- 第二新卒とそれ以降の転職支援
- 大学院生の就職・転職支援
- 大学院修了生の転職支援
また、信念対立というトラブルの研究をしており、職場問題で悩まれている方から求人の探し方の相談を乗ることありです。
というわけで、本記事ではそんなぼくが上記の疑問にさくっとお答えします。
作業療法士向けの求人の選び方【人口減少時代なので副業OKな職場を選ぼう】
結論:人口減少時代なので、副業OKな職場を選ぶべし
結論をいうと、人口減少時代なので、副業OKな職場を選ぶといいです。
ほとんどの作業療法士の給与は税金でまかなわれています。
ということは、単純にいえば「人口減少する→国の税収が減る→診療報酬が減る→給与が伸び悩む/減る」という悪循環が起こる可能性ありです。
特に、作業療法士や理学療法士ははその影響を受けています。
実際、財務省の資料をみても、作業療法士の給与は20年間上がっていません。

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia291025/01.pdf
過去20年間は横ばいトレンドでしたけども、これから人口減少が加速しますから下降トレンドに転じる可能性ありです。
総務省のデータによると、2020年以降は以下のようなペースで人口が減っていきます。
人口減少の予測
- 2010年から2020年:396万人減
- 2020年から2030年:748万人減
- 2030年から2040年:934万人減
- 2040年から2050年:1020万人減
- 2050年から2060年:1034万人減
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc111110.html
過去10年間に対して、2倍前後の速度で人口が毎年減っていくんです。
2019年には、出生数が予想よりも早く90万人を割ったので、実際には上記よりも急激な人口減少も起こりえます。
そう考えると、「人口減少する→国の税収が減る→診療報酬が減る→給与が伸び悩む/減る」という悪循環が起こる確率は向上します。
なので、これからの時代、今すぐ副業する予定がなかったとしても、副業OKな職場に勤務しておくというのはかなり重要なポイントになってくると思っておけばOK。
作業療法士の副業と課題
作業療法士の副業には以下のようなものがあります。
具体例
- 非常勤臨床業務
- 大学などの非常勤講師
- 講演/研修などの講師
- 雑誌/書籍などの執筆
- サイト制作、動画編集、ライターなどの在宅ワーク など
副業OKな職場とは、本業の業務遂行に支障が出るなどの場合を除いて、上記の活動を認めているところを指します。
「これぐらいどこでも認めているでしょ、、、」と思うかもです。
確かに、多くの職場はわりと自由に副業OKしているかとは思います。
けど、一部の職場でやりにくいところはいまだにあるものです。
例えば、大学などの非常勤講師を禁止しているところはあります。
講演料などは職場に納めるように求めるところもあります。
また、執筆依頼も病院の許可が必要で、なかなかOKしてくれない、、、みたいなところもあります。
そんな感じで、作業療法士の副業はいろいろあるけども、大手を振ってOKしてくれているところと、そうでないところがあります。
これから求人を探すならば、本業の給与の向上が期待しにくいので、副業OKなところにしたらいいです。
よくある疑問:副業の収入って必要なの?
はてな
「副業の収入って必要なの?」と疑問に思う人がいます。
確かに、本業で収入があれば、それで十分と思うかもです。
だけども、例えば、副業OKのところで月5万でも副収入があれば、生活はだいぶ楽になるものです。
だって、月5万ということは、1年間で60万円ですから、ボーナスが1回ぶんまるごと増えたみたいな状態になるからです。
上記で示したように、作業療法士の給与は20年間上がっていませんから、そのぶん副業で伸ばすというのは合理的な判断です。
また、副業って本業がブラックだと消耗するのでできないんですよね。
例えば、朝の8時から夜の10時まで働いて、その後や休日にも働けますか??
ぶっちゃけ無理ゲーですよね。
つまり、副業OKのところは、わりと労働条件がよかったり、福利厚生が整っていたりするんです。
でないと副業なんてできないから。
ということは、副業OKのところを選んでいけば、わりかしホワイトな求人を見つけやすい可能性ありなわけです。
作業療法士向け副業OKな求人の探し方
結論:転職エージェントを活用すべし
副業OKな求人を探したければ転職エージェントを活用すべしです。
専門のキャリアコンサルタントのサポートを受けられるからです。
具体的な活用は以下の手順でOK。
簡単な流れ
- 転職エージェントに無料登録する
- キャリアコンサルタントからの連絡に対応する
- 適宜、相談しながらいい求人を探してもらう
- 条件にあった求人が紹介されたらエントリーする
基本はこれでOK。
求職者は完全無料で活用できるし、専門のキャリアコンサルタントから条件にあった求人提案してもらえますから、副業OKな求人を探すなら利用しない理由はないです。
転職エージェントは出来高制なので、あなたの就職が決まったら職場から転職エージェントに紹介料を支払うことになります。
中には、その負担を心配する方がいらっしゃいますけど、いい人材を集めるために必要な投資ですから、それすらできない職場はむしろ辞めておいた方がいいです。
なので、そうしたことは一切気にすることなく、転職エージェントで副業OKな職場を探してもらいましょう。
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よくある疑問:ハローワーク、求人サイトではだめなの?
はてな
「ハローワーク、求人サイトではだめなの?」と疑問に思う人がいます。
確かに、一般的に言えば、転職エージェントよりもハローワーク、求人サイトの方が利用者は多いので、そう感じるかもです。

https://www.manpowergroup.jp/client/jinji/surveydata/150819_01.html
でも、副業OKのところを、ハローワーク、求人サイトで見つけるのはなかなか難しいです。
例えば、ハローワークのWeb検索をみればわかりますが、副業OKかどうかを調べる方法がありません。
対面で相談したらいけるかとは思いますが、現職を続けながらハロワに通い詰めるというのも、わりとしんどいですよね。
求人サイトも同様でして、現在のところ副業OKかどうかを検索で調べることはできないです。
そう考えると、転職エージェントでキャリアコンサルタントに相談して探してもらう、というのが今のところ最適解だという話になってくるわけです。
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よくある疑問:転職エージェントっていろいろあるけども、どこを選べばいいの?
はてな
「転職エージェントっていろいろあるけども、どこを選べばいいの?」と疑問に思う人がいます。
確かに、複数あるので迷いますよね。
結論をいうと、マッチングの問題があるので、少なくとも2、3社に登録した方がいいです。
専門のキャリアコンサルタントといっても、その質はまちまちです。
また、転職エージェントごとに扱っている求人も違っていたりして、最初から1社に絞ると自分にあったところを取りこぼす可能性ありです。
なので、複数の転職エージェントに登録して、いい求人案件を紹介してくれたところに最終的にしぼって求職活動する、というイメージでいればいいです。
実際、リクナビNEXTの調査によれば、転職決定者は平均4.2社を利用していたことがわかっています。

https://next.rikunabi.com/rnc/docs/cp_s00912.jsp?html_nm=agentnetwork/guide_agentnetwork.html
登録にかかる時間は1社あたり30秒ぐらいなので、副業OKの求人を見つけるためにさくさくっと登録しちゃいましょう。
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まとめ:作業療法士向けの求人の選び方【人口減少時代なので副業OKな職場を選ぼう】
本記事では「作業療法士です。おすすめの求人の選び方ってあるのかなぁ。あと、働き方のアドバイスも知りたいなぁ」という疑問にお答えしました。
結論をいうと、人口減少時代なので、副業OKな職場を選ぶといいです。
「人口減少する→国の税収が減る→診療報酬が減る→給与が伸び悩む/減る」という悪循環が起こる可能性ありでして、特に作業療法士の給与は20年間アップしていません。
これから人口はさらに急減しますから、横ばいトレンドから下降トレンドに転じるやもしれません。
いますぐ副業する予定がなかったとしても、これからは副業OKな職場を選ぶようにしましょう。
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