
こんな方におすすめ
- やりたいことがない
- やりたいことが見つからない
- そんな状態をどうにかしたい
先に結論を書いておくと、以下の通りです。
- その①:探索する
- その②:0ベースで考える
- その③:やりたくないことを明らかにする
以下それぞれ解説します。
やりたいことがない人は探索すべし
ポイント
「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」という人は
探索
しましょう!
探索というのはいろいろ試してみるという意味です。
「やりたいことが見つからない」、、、と悩んでいる人は頭であれこれ考えすぎていることがあります。
思考優位になると「あーでもない」「こーでもない」と悩むだけ悩んで、結局のところ何がやりたいのかよくわからない状態に陥りがちです。
なので、「やりたいことがない」ならば、いったんそれをストップして実際に試してみなければなりません。
つまり、あれこれ考えるのではなく、実際に行動してみるんです。
例えば、特に強い興味があるわけではないけども、ちょろっと「ランニングしてみる」とかでもいいです。
他にも
- 釣りに行く
- 映画を見る
- 旅行に行く
- スポーツする
- ドライブに行く
など何でもいいからいろいろ試してみたらいいです。
行動しているうちに「あっ。これ苦にならないかも」と感じることに出会うものです。
そしたら、それを習慣的にやっていけばOK。
注意点としては、やりたことなんてすぐに見つかるものではないので、行動してもピントくるものがなかったからといって、ソッコーで断念しないようにしてください。
探索し続けることが重要だ、という視点をもっておきましょう。
やりたいことがない人は0ベースで考えてみるべし
ポイント
「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」という人は
0(ゼロ)ベース
で考えてみましょう!
「やりたいことがない」と悩んでいる人は、現実的な制約を前提にし過ぎていることがあります。
現実的な制約というのは
- お金がない
- 時間がない
- 機会がない
などです。
つまり、先に「やりたいことができない理由」を見つけだしているために、「やりたいことが見つからない」と感じちゃっているわけです。
でも、その「やりたいことができない理由」って、本当なんですか。
ただ単にあなたがそう思い込んでいるだけであって、実際に制約になっているんでしょうか。
ぼくらの認識には必ずバイアスが入っているので、「やりたいことができない理由」は単なる思い込みだったりすることも多々ありです。
なので、「やりたいことがない」と悩んでいるならば、いったん0(ゼロ)ベースで考えることが重要になってきます。
例えば、「時間がない」から「やりたいことがあってもできない→やりたいことがない」となっているならば、「時間がない」という前提を取り払ってみるんです。
「お金がない」「機会がない」なども同じく取っ払ってみましょう。
そのうえで、「現実的な制約はすべて『ない』と仮定したら、何をやってみたいか」を問うのです。
何も制約がないという仮定のもとで考えると、わりと「やりたいこと」が見つかるものです。
もし何らかの「やりたいこと」が見つかったら、実際にそれをやってみたらOK。
つまり「探索」するんです。
行動しつつ「これはいいかも」と感じたら、それを習慣化していきましょう。
やりたいことがない人は、やりたくないことを明らかにすべし
ポイント
「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」という人は
やりたくないこと
を明確にしましょう!
「やりたいことがない」と悩んでいる人は、「やりたくないこと」を明確にするとやりたいことが見つかるケースありです。
「やりたいこと」と「やりたくないこと」は表裏一体です。
なので、「やりたくないこと」が明らかになれば、逆説的に「やりたいこと」も見出すことができるからです。
例えば、ぼくにとって「やりたくないこと」は
- 我慢すること
- 楽しくないこと
- 耐えること
- 慣例に盲目的に従うこと
- 不自由なこと
などです。
「やりたくないこと」は、自分にとって害があるので、「やりたいことが見つからない」という人でもわりと見つかるものです。
だって、本物のマゾでなければ苦痛は避けたいじゃないですか。
そして「やりたくないこと」が明確になっていれば、そこから「やりたいこと」を導出することができます。
しかも、簡単にできるんですよ。
例えば、
- 我慢すること → 我慢しない
- 楽しくないこと → 楽しいことする
- 耐えること → 嫌なことがあれば逃げる
- 慣例に盲目的に従うこと → 自分の頭で考える
- 不自由なこと → 生きたいように生きる
などと言ったように、「やりたくないこと」の裏返しで「やりたいこと」を見出せるものです。
ここまで来れば、あとは具体的に行動するだけです。
例えば、「我慢すること」が「やりたくないこと」ならば、「やりたいこと」は「我慢しない」ですよね。
ここが決まっていれば、仮に憂鬱な仕事を振られたら、率直にお断りするという行動をとればOK。
また、飲み会に誘われたけども気乗りしないなぁ、、、と思ったらならば、我慢せずにさくっと断ればいいですよね。
こんな感じで、「やりたくないこと」を明確にしたら、「やりたいこと」が見つかることありです。
それでも「やりたいことがない」状態から抜けられないときは?
ポイント
情熱的に活動している人に会おう!
上述した
- その①:探索する
- その②:0ベースで考える
- その③:やりたくないことを明らかにする
をやっても、「やりたいことが見つからない」と悩まれる方がいます。
その場合、情熱的に活動している人に会ってみるといいです。
人間の感情は伝染するので、情熱的な人に会うと自分のエネルギー血が高まる可能性ありだからです。
とは言え、情熱的に活動している人は、めちゃ多忙です。
「会いたい」と言っても、なかなか会えないし、メールの返信もないでしょう。
なので、現実的には情熱的に活動している人たちのSNSを覗いてみるか、そういう人たちが主宰しているサロンやメルマガなどに参加してみるといいです。
行動している人は、情熱がほとばしっていますから、それに感化されたらOK。
例えば、ぼくの場合、堀江貴文さんのメルマガは刺激をもらっていますね。
堀江さんは物凄い行動量でして、疲れたときに見ると勇気づけられます。
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注意点として、人によっては情熱的に活動している人を見ると嫉妬したり、自己否定したりすることがあります。
けど、それは無駄なのでやめた方がいいです。
嫉妬、自己否定することなく、情熱的に活動している人からエネルギーをもらうコツは「比較しない」です。
「あの人はめちゃ頑張っているのに、それに比べて自分は、、、」と考えるのは、嫉妬、自己否定の罠にハマって不幸にしかなりません。
せっかく情熱的に活動している人からエネルギーをもらえるチャンスなのに、それを活かせないのはもったいなさ過ぎです。
なので、自分と比較したりせずに、素直に「すげー!」と受け取りましょう。
やりたいことがないのは悪いこと?
ポイント
悪いことじゃないです。
「やりたいことが見つからない」という状態になると、自分で自分を否定しちゃう人がいらっしゃいます。
そういう人は「やりたいことがないことは、悪いことなのか」とよくよく考える必要があります。
結論は「悪いことじゃない」です。
周囲の人に聞いてみればわかりますが、多くの人は口に出さないだけでわりと「やりたいことが見つからない」と感じながら生きているものです。
例えば以前、講演に呼んでいただき、懇親会で「これから、何かやっていきたいことってある?」と話題を振ってみました。
すると、20代、30代、40代、50代、60代の各世代で「ない」と答えた方がいらっしゃいました。
ぼくはこういう事態を良くも悪くもないと考えていて、普通に生きていたらそんなもんじゃないかなぁと思っています。
つまり、「やりたいことが見つからない」というのは、わりと普通のことなんです。
みんながみんな「やりたいこと」がいっぱいで、目をぎらつかせているわけではない。
だって、そもそも生命に目的なんてないですからね。
これは原理的に考えたら分かることですけども、ぼくらの生命は生きるために生きるだけであって、何かしらの高尚な目的のもとにあるわけではないです。
ぼくも、皆さんもお父ちゃん、お母ちゃんがホニャララしたから生まれただけであって、何か目的を授かって生まれたわけではないです。
もちろん、それはいま存在する生命だけでなく、かつて地球上に存在したはずのそれすべてが当てはまります。
ぼくはら生きるために生きているだけなんです。
ということは、「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」はデフォルトであって、そういう状態が悪いとかどうとかは全く言えない。
だから、「やりたいことがない」からと言って自己否定する必要はまったくないです。
やりたいことがない人におすすめ本
やりたいことがない人には以下の本がおすすめ。
ココがおすすめ
それぞれ解説します。
やりたいことなんて、なくていい。 将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義
おすすめ度:
「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」と不安を感じる必要はないと思える良書。
そういうことに悩むよりも、今やっていることに集中する重要性に気づけます。
「やりたいことがない」と悩んでいる社会人・大学生は必読。
大切なことだけやりなさい
おすすめ度:
「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」と悩むよりも、自分にとって大切なことに時間を使う重要性に気づける良書。
本記事で解説した方法で方向性が見出せたら、本書をヒントに目標を設定して行動を継続したらOK。
「やりたいことがない」から次のステップへつながるので、この手の問題に悩んでいる人は必読。
多動力
おすすめ度:
マインドを学べる良書。
「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」と悩むなら、まずは行動しつつ考えようと思える良書。
思考優位から行動優位へシフトチェンジする重要性に気づけます。
本を読んだ後にすべきこと
本を読んだら、そこに書いている内容を自分の生活に落とし込みましょう。
一番ダメな読書は「読んで満足」です。
これやっていると、読書しても何も変わらないからです。
ぼくら読書から態度、知識、技術を学ぶことができます。
それを活かすには、自分の生活で使ってみることが極めて重要です。
なので、上記の本を読まれた方は「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」という状態を変えるために、「読書する→生活に活かす」というループを回しましょう。
まとめ:やりたいことがない人がやるべきこと
本記事では「やりたいことが見つからない。どやったらやりたいことって見つかるのだろうか」という疑問にお答えしました。
結論は以下の通り。
- その①:探索する
- その②:0ベースで考える
- その③:やりたくないことを明らかにする
「やりたいことがない」「やりたいことが見つからない」人は、まずはここから始めていきましょう。