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正答が1つと考えると信念対立に陥りやすい件【対策】

きょうごく
本記事では「正しい答えは1つしかないんですか?」という疑問にお答えします。

こんな方におすすめ

  • 信念対立のトラブルを抱えている
  • 人から攻撃されやすい

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正答が1つと考えると信念対立に陥りやすい件【対策】

結論から言うと、正答が1つであると言う考えは、錯覚です。

僕が、いろんな領域の方とのやり取りや、あるいは、実際に僕らのチームで、データをとり細かく分析をしていく時に感じることですが、、、。

「正しい答えが一つある」っていう確信が芽生えやすい領域ほど、衝突した時のどろっと感が深いというです。

正答が1つと確信している

【トラブルが激化しやすい】

  • 攻撃の力が強くなる
  • 否定の力が強くなる

「正しい答えが1つある」と考えると、答えがはっきりしているから揉めようがないんじゃないの?と感じる方もいませんか?

ですが、そんなことはありません。

正しい答えが1つであると確信すると、トラブルが激化しやすい傾向があります

正答が1つと考えると信念対立に陥りやすい理由

では、どうして正しい答えが1つと考えると、信念対立に陥りやすいのか?

それは、現実には、正しさっていうのが人それぞれ違うからです。

正答が1つであると確信する領域

自分が正しいと思っていることこそが、正しい答えの一つに該当する

自分の意見に合わない人は、全員間違ってると思ってしまう

人間は、相手が間違っていると思うと、攻撃の免罪符になってしまう場合があります。

間違っていると認識する場合

  • ためらいなく人を傷つける
  • 躊躇することなく批判できる
  • 平気で足を引っ張ったりできる

自分が正しいと認識することで、躊躇することなくためらいなくできてしまう

これが、怖いんですよね。

お互いが、そのような力動を案に感じてしまうので、どうしてもドロドロドロドロした事態になり、複雑化していくっていうことが起こってしまうのではないかと考えます。

では、正答が1つと考えることで生じる、信念対立の回避はどうする?

大前提:正答が1つあるというのは錯覚

正しい答えが1つあるっていうのが、「もう錯覚なんや」ということを、最初から前提にしておくということが重要です。

これは、単に、理念として推奨されるだけではなく、原理的に考えたとしても、正しい答えが一つあるっていうことを基礎づけることが不可能なんですね。

人間の信憑構造としては、「正答が1つである」ことは、あり得ると思っちゃうだけことです。

答えとしては「正答が1つである」ということは、ありえないことで錯覚

もう、自分の発想を変えてしまい「大前提として正しい答えが一つあるんや」と、そもそも考えないことが大切です。

つまり、正答は複数あることになる

そうすると何が起こるか?

正しい答えが複数あることになる

正答が複数あるメリット1

  • 意見が食い違った時に「あなたはそう思うんですね。私はそう思わないけど」という対応の仕方で、スッと通り過ぎることができる

スッと通り過ぎることができれば、そもそもぶつからないので、信念対立が起こらないんですよね。

正答が複数あるメリット2

【正答は複数あるということは、私にとっての正しいこともいっぱいある】

  • 「私にとって」を、「私たちにとって」とか「私とあなたにとって」とか拡張していくことができる

そこをうまく拡張できると、その都度の合意形成可能な正しさについて、お互いで見い出すことが可能になります。

正しさをお互いで見い出す

【必要に応じてチームで協力体制を築かなければいけないという前提がある場合】

  1. 「自分たちにとって、何が正しいだろ?」という問いを立てる。
  2. そのチームの協力体制や、メンバーにおいて、見い出すことが可能な正しさをその都度取り出していく。

このようにチェンジしていけば、無駄に信念対立で消耗することが減るかなっていうふうに、僕は感じています。

まとめ:正答が1つと考えると信念対立に陥りやすい件【対策】

本記事では「正しい答えは1つしかないんですか?」という疑問にお答えしました。

結論は、正答が1つであると考えるのは錯覚です。

そのため、正答が1つであるというふうに、正しさを1つであると限定してしまうことで、自分の周りにいる人を、攻撃したり、批判したり、平気でできるようになってしまい、信念対立が激化してしまうことにつながります。

ですが、原理的に考えていったとしても、正答が1つということを基礎付けることはできません。

つまり、正答は複数あるということになります。

正答が複数あることのメリットは、真正面からぶつからずに、通りすぎることができることです。

自分の考えと、相手の考えが、必ずしも一緒でなくてもいいから「通りすぎるということが」できるわけです。

チームで一緒に動く時には、その都度「自分たちメンバーにとっての正しさ」について問いを立て、取り出していくということが有効です。

無駄な信念対立で消耗するようなことがない方が、ずっと生きやすいですよね。

正しさは1つではなく、複数ある。

だから、いろんな意見があってもいいし、自分の考えと同じでない人を攻撃する理由にもなりませんよ。

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