
この記事の内容
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- 人間関係で大事なことは5つぐらいある
- 人間関係で最も大事なことは生存に尽きる
人間関係で大事なことは5つぐらいある
結論は以下の通り。
ポイント
- その①:現象を最も尊重する
- その②:絶対はない
- その③:感情はコントロールする
- その④:人それぞれ違う理解する
- その⑤:必要に応じて助けあう
それぞれコツがあるので、実体験をベースに解説します。
その①:現象を最も尊重する
最も疑いの余地がないからです。
過去のぼくは見たり、聴いたりしたことはすべて存在する、、、と疑っていませんでした。
もちろん、自分が存在することも、まったく疑っていませんでしたね。
すると、意見が対立したときに「何で理解できないのだろう?」と思っていたのですが、完全にアホでした。
「見たり、聴いたりしたこと」は疑いの余地があって、それほど当てにならないからです。
また、自分の存在も素朴に感じているほど、確かなものではありません。
なので、そういうことが世界の基盤だと認識していたのか、謎すぎです。
現象はすべての立ち現れでして、これは何かがあるということ以上でも以下でもないです。
他はすべて疑わしいとしても、これだけはたぶん残りえるものです。
確かなものは現象だけだと認識したら、人間関係がギクシャクしても「自分はそう感じているだけで、本当はそうじゃないかもしれない」と流せるので、それ以上事態が悪化しにくいと思います。
まともに受け取るとモメルばかりです。
その②:絶対はない
柔軟性を担保するためです。
過去のぼくは、現象は絶対に正しいとかんじたことがありました。
でもそれも、「人間関係で大事なことってなんだろう?」という関心に紐付いたものであり、そういう関心をもっていない人にとっては通じないんですよね。
また、過去のぼくは「重力が存在する」っていう知識も絶対に正しいと素朴に感じていました。
しかし、この知識は言語ルールを共有している限りにおいて正しく、それを共有していない存在(たとえば犬)には関係ない話なんです。
どんなことも関心、状況によって正しさは変わるわけで、疑いの余地はいくらでもあるのです。
そう考えると、自分の意見を絶対化して他人に押しつけたり、他人の主張を絶対化して「受け入れるかどうか」でもめたりするのは不毛だと理解できます。
絶対はないと理解できれば、柔軟に人間関係を構築することができます。
その③:感情はコントロールする
ストレス減にしないためです。
あなたがどのタイプですか?
どのタイプ?
- 受動タイプ:嫌なことがあったら、理不尽だと感じつつもすぐ我慢する
- 攻撃タイプ:嫌なことがあったら、すぐ怒る
受動タイプなら我慢せず、うまく理不尽さが減るようにやりとりしたり、そういう気持ちをスルーした方がいいです。
攻撃タイプは「怒る」以外の対応を身につけた方がよいです。
どちらのタイプも人間関係をうまく構築できないです。
目指すところは、我慢したり、怒ったりしている自分を観察し、そこから意図的に解き放たれる状態です。
マインドフルタイプとでもいえるかもです。
過去のぼくはどちらかというと攻撃タイプでしたが、いまはわりとマインドフルタイプかなと感じています。
その④:人それぞれ違う理解する
多様性を尊重するためです。
過去のぼくは、人それぞれ違うと認識しつつも、それを無視する他人にイラついていました。
すると、そういう人とはうまく人間関係が作れないわけです。
ところが、忘れがちですけども、人それぞれ違うということは、それを無視する人も承認するほかないです。
人それぞれ違うので「みんなで1つ」という人がいたとしても、「へー。そういう人がいるのか。感性は赤ん坊だなぁ・・・」という受け流し対応でOKだからです。
人それぞれ違うということは、それを理解できない人も含めます。
そう捉えることができれば、本当の意味で多様性を尊重することができます。
人間は千差万別で、アホな人もいれば、バカな人もいます。
そういう人もコミコミで「いろんなひとがいるんやなぁ」と認識できれば、意見が食いちがったときに正面衝突しにくいです。
その⑤:必要に応じて助けあう
生きていくためです。
「人それぞれ違う」と認識しつつ、必要に応じて他人とも助けあいます。
ずっーと昔のぼくは「人それぞれ違う」のだから、別に助けあわなくてもよいのでは、、、と思ったことがありますが、青二才でした。
人間は社会的存在なので、お互いに助けあわないと生きていけないからです。
とはいえ、「助けてあげたのだから感謝しろ」という理屈は通じませんよ。
人それぞれ違うのだから、助けられても感謝しない人がいてもしょうがないからです。
もちろん「ありがとう」の一言ぐらいいえた方が、人間関係はうまくいくと思います。
けど、それはやっぱ人それぞれだという感度がないと、人間関係はしんどくなります。
なので、生きていくためには必要に応じて助けあう必要があるけども、そのときも人それぞれ違うという理解を前提にしておく必要があります。
人間関係で最も大事なことは生存に尽きる
いろいろ書いてきましたが、最重要は「生存」ですね。
生存していないと、人間関係を作れない話
そもそもの問題として、生存していないと人間関係は作れないです。
もちろん、死者とも対話できますけども、それはあくまでも自分の中で作った像との対話ですよね。
それは個人的にも、文化的にも大変重要なことです。
けど、人間関係に限っていえば、やっぱ生きていないとどうにもならないです。
生存していない人との人間関係は作れないからです。
健康と幸福を促進しよう
生存するためには、健康と幸福は最重要課題です。
単純に言えば、不健康だと病気になって死んでしまう可能性があるので、生存がおびやかされます。
また、不幸だと自死を選びかねないわけでして、やはり生存の危機です。
また、不健康、不幸だと余裕がないので、自分のことで精一杯になりがちです。
誰でも体験するように、ぼくも身体を壊したり、幸福でないときがありましたけど、余裕がなくなって他人に優しくなれませんでした。
そうすると、人間関係はギクシャクしがちです。
なので、生存を確かなものにするために、健康と幸福は促進しましょう。
健康と幸福を促進するためにやるべきこと
健康と幸福を促進するために、普段の生活からやるべきことは以下の通り。
主なポイント
- 安心・安全の保証
- 規則正しい睡眠
- バランスの良い食事
- 定期的な運動
- 禁煙・禁酒
- 没頭できる活動
- 社会参加 など
他にもいろいろありますが、とりあえずこんな感じで。
例えば、ぼくは昔、作業療法学生時代に実習にいったときは、睡眠時間が平均で1、2時間でした。
当時、実習自体はたくさん学べましたが、2ヶ月で体重は7キロほど減るし、頭はボーッとするし、気分も晴れやかではなかったです。
そういう経験を思い出すと、安心・安全が保証された状態で、規則正しく睡眠をとって、適切なかたちで社会参加することは、マジで重要だと感じますね。
まとめ:人間関係で大事なことは5つぐらいある
本記事では「人間関係で大事なことって何だろう。人間関係で大事なことが知りたい」という疑問にお答えしました。
人間関係で最も大事なことは生存ですが、その他にも以下の5つがあります。
ポイント
- その①:現象を最も尊重する
- その②:絶対はない
- その③:感情はコントロールする
- その④:人それぞれ違う理解する
- その⑤:必要に応じて助けあう
というわけで、今回はこれぐらいにしようと思います。
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