正しさの衝突はなぜ人を壊すのか

正しさがぶつかると、人は壊れることがある。 いきなりこんなことを言うと、「じゃあ、正しいことを言ったらダメなのか」と思う人がいるかもしれない。 それは、もちろん違う。 間違っていることは間違っていると言った方がよい場合もある。明らかにおかしいことまで「人それぞれだから」で済ませたら、それはそれで困る。 ぼくが言いたいのは、そういうことではない。 人間関係でやっかいなのは、お互いが自分なりに正しいと思っているときである。 ぼくは、こういう問題を長く信念対立として考えてきた。 簡単に言えば、信念対立とは世界観の確執という問題である。 目次正しさがぶつかるというより、世界観がぶつかっている絶対に正し…