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【初心者向け】研究つらいなら休んでもOKです【体験談あり】

京極真
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本記事では「研究がつらいです。研究を頑張ってきたけど、めちゃくちゃ大変ですね。かなりつらいです。なかなか成果もでないし、どうしたらよいかわからなくなってきました。。。研究つらくても頑張るしかないですか」という疑問にお答えします

本記事の内容
  • 研究つらいなら休んでもOKです
  • 研究つらい人におすすめの休み方
  • 研究つらいからといって、手抜き研究はNGですです

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研究つらいなら休んでもOKです

研究つらいなら、休んでもよいです。

「研究つらいなぁ」と感じながら無理に努力し続けると、うつになってしまう恐れがありますからね。

うつになったら取り返しがつかないこともあります。

「何を大袈裟な!」と思うかもしれませんが、人間の心は思っているほど頑丈ではないです。

なので、研究つらいと感じるなら休むのもありです。

研究つらい理由としてよくあるのが以下の通り。

研究がつらい理由
  • 研究が思い通りにすすまない
  • 研究にかかる労力が半端ない(最盛期はぼぼ毎日徹夜)
  • プレッシャーがすさまじい
  • 研究テーマに興味がなくなった
  • ブラック研究室に所属している など

研究歴18年ほどあるぼくですが、これらの話は「あるある」でして、一時でしたら「なにくそ!」と踏ん張れるもんのです。

でも、いろんな理由で厳しい状態が続きすぎると、「研究つらい」という思いが募っていくものです。

ぼくは若いころ通常業務に加えて「修士論文×原著論文×書籍3冊×連載論文」の〆切がかさなって、何日もほとんど寝ないで書いていたら突発性難聴になってしまって、このときばかりは「つらいなぁ」と感じたことがあります。

さいわい完治しましたから笑い話ですみますけどね、笑。

話を戻しますけど、研究つらいという思いで心がポキッと折れる前にさくっっと休むとよいかなぁと思います。

研究つらい人におすすめの休み方【3つ】

ただ、研究つらいなら休んでもよいけど、完全に休んでしまうと前に進めなくなるので、まずは気分転換しながら継続する方向で考えた方がいいです。

なので、気分転換につながる休み方を、3つご紹介です。

おすすめの休み方
  • その①:読書する
  • その②:運動する
  • その③:旅行する

その①:読書する

ご自身の研究にまったく関係ないテーマの本を読むとよいです。

研究に関連するテーマの本を読むと、つらくなるのでやめるべしです。

本は学術書でも、ビジネス書でも、漫画でも何でもよいです。

まったく関係ないテーマの本を読むと、視点が広がるので気持ちが楽になります。

また、馴染みのないテーマの読者は、新しい発想が生まれるので、間接的に研究の進展にも役立つものです。

以下の本は、研究つらいときに読むと、もっと気楽に生きればよいんだなぁ、と思えるのでおすすめです。

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その②:運動する

研究つらいときは運動した方がいいっすよ。

他の人と一緒にやる運動は調整が面倒なんでやめた方がいいです。

それよりも、一人で楽しく続けられる運動がよいです。

運動するとその間に思考と感情が整理されて、気分が楽になりやすいです。

また、運動中に新しい発想が芽生えるので、わりとつらい状況を打破するための案が浮かびやすいです。

おすすめの運動はノルディックランニングとアブローラーなので、普段あまり運動しない人はぜひやってみてください。

その③:旅行する

研究つらいときは、わりと旅行もおすすめです。

理由は、旅行に行くと環境が変わるので気分転換しやすいからです。

旅行は日帰りでも、宿泊ありでもどちらでもよいです。

それは、ご自身のスケジュールにあわせて決めてください。

個人的にはボンヤリしやすい温泉旅行がおすすめです。

ぼくは、温泉につかりながらボンヤリしていると気分転換できますし、何よりも新しい発想が生まれるので状況を打開しやすいです。

研究つらいからといって、手抜きで研究するのはNGです

ここで注意点としては、研究つらいからといって手抜きで研究するのは駄目です。

手抜き研究のデメリットは以下の通り。

デメリット
  • 研究倫理に反する
  • 研究でミスが生じる
  • 自分のやる気がさらになくなる
  • 周囲から叩かれる
  • 取り返しがつかない問題に発展する など

こんな感じで手抜きで研究しても何もよいことないです。

ぼくもめっちゃ昔、研究つらいのでとりあえず論文を書いて投稿したことありますが、見事にリジェクトを食らいまくりました。

これは若気の至りとはいえやってはいけないことですし、リジェクト判断を下してくださった査読者には感謝しかないです。

研究の本質は他者贈与です。

他者=人類のために最善を尽くすのが研究の生命線です。

それに反した取り組みは、余計に研究がつらくなる状況を生みだすだけです。

研究するならば最善を尽くしてください。

ただし、研究つらいなら休んでもOKです。

まとめ:研究つらいなら休んでもOKです

本記事では「研究がつらいです。研究を頑張ってきたけど、めちゃくちゃ大変ですね。かなりつらいです。なかなか成果もでないし、どうしたらよいかわからなくなってきました。。。研究つらくても頑張るしかないですか」という疑問にお答えしました。

結論は、研究がつらいなら休んでもいいけど、気分転換しながら継続しよう、です。

本記事では、気分転換につながる3つの休み方を解説しました。

おすすめの休み方
  • その①:読書する
  • その②:運動する
  • その③:旅行する
著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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