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【解説】YouTubeで「ネタがない人向け」の対処の方法

京極真
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京極真
京極真

本記事では「YouTubeで動画配信してみたい。けど、そんなに話せるネタがないです。どうしたらいいかなぁ」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • YouTuberになりたい
  • YouTubeでネタがない
  • ネタはあるけど、すぐネタ切れしそう

YouTubeで「ネタがない人向け」の対処の方法

結論をいうと、ぼくの対処方法は以下の通りです。

  • その①:過去の自分を活かす
  • その②:関連キーワードを活かす

基本はこの2つです。

その①:過去の自分を活かす

「ネタがない」という人は、過去の自分に向けて話してみましょう。

話す内容は、以下の観点から探すとOK。

  • 過去の自分に助言したいこと
  • もっと早く知っておきたかったこと
  • いまいち理解できていなかったこと
  • 過去の自分が悩んだり、困ったりしたこと など

人間は生きていれば無数の課題に対応しています。

「課題なんてなかった」という人も、忘れているだけでいろんな体験があるものです。

なので、自身の経験をよく振り返って考えて、過去の自分が知ることによって助かるであろう内容を話していけばOK。

その②:関連キーワードを活かす

また、YouTubeでネタがない、、、と感じる人は、関連キーワードを活用するといいです。

おすすめツールは以下です。

例えば、「仕事」で検索すると、Googleサジェストに以下のキーワードが表示されます。

「仕事」で検索する人は「辞めたい」「したくない」「ストレス」などの言葉と一緒に調べていることがわかります。

Googleアドワーズで月間の検索数を調べると、以下の通りです。

すると、「仕事 したくない」というキーワード月間1万から10万ほど調べられてることがわかりますよね。

「仕事 したくない」で検索する人は何を知りたくて検索しているのか、、、と考えて、それに対する解答をYouTube動画にして配信していけばOKです。

よくある疑問:ネタが浮かんでも忘れませんか?

疑問

ネタが浮かんでも忘れませんか?

結論をいうと、忘れます。

なので、メモにとればOKです。

例えば、ぼくの場合、忘れそうなYouTubeのネタはメモアプリに書いて、管理しています。

ちょっとしたすきま時間にどんどん書いていけばOK。

仕入れたネタをYouTubeで動画配信する際のコツ

配信するコツは以下の通りです。

配信するコツ
  • その①:自分の「専門」にからめる
  • その②:「意図」にフォーカスする
  • その③:明確な「論理」構造に落とし込む

基本はこの3つです。

その①:自分の「専門」にからめる

仕入れたネタをYouTubeで動画配信する際のコツは、自分の専門にしっかりからめることです。

例えば、ぼくが「宇宙の仕組み」について語っても、専門にまったく関係ないから信憑性がなく、ぶっちゃけ誰も聞きたくないですよね。

けど、研究法、作業療法、信念対立解明アプローチはぼくの専門なので、これらにからめた内容なら聞く価値あり、、、と思われやすいはず。

逆にいえば、自分の専門が明確でない人は、まずはそれを決めないとダメです。

専門はあなたが何かの専門家ならそれを極める。

他方、専門家でも何でもないなら、自分の得意を専門したらいいです。

それは、例えば「猫」「釣り」「筋トレ」など何でもよいです。

具体例を示すと、以下のチャンネルはおっさんが飲み食いしているだけの動画を配信していますけど、チャンネル登録者数15万人越えでして、再生回数もめちゃ多いです。

何が当たるかわからないので、自分が軸にする専門を明確にし、それにからめた内容で動画を配信しましょう。

その②:「意図」にフォーカスする

まだ、仕入れたネタをYouTubeで動画配信するときは、視聴者の「意図」にフォーカスするようにしたら話が深まりやすいです。

意図にしっかり根ざせば根ざすほど、一部の視聴者にグサッと刺さるので、いい感じに仕上がります。

例えば、「仕事 したくない」というキーワードを検索して動画にアクセスしてきた人は、どういう思いでこのキーワードで検索しているのか、、、を想像するんです。

例えばそれは以下のようなものかもですよね。

  • 上司がクソでしんどい
  • 部下がアホでストレスひどい
  • 残業ばかりで消耗している
  • 休日出勤が当たり前でつらい
  • 怠けたい一心で働いている など

こんな感じで、5つの意図を見つけることができれば、「仕事 したくない」で作れる動画は単純計算で5本です。

人気YouTuberでなければ、10分前後の動画が見てもらいやすいので、1つの意図に対して10分前後の動画1本作ればOKです。

その③:明確な「論理」構造に落とし込む

ネタがない、、、という人は何を話したらいいかわからないことが多いので、話すときは明確な論理構造に落とし込むといいです。

それによって、話す内容の質と量がぐんと高まります。

ぼくがよく使うのは「プレップ法」です。

これの論理構造は以下の通りです。

  • 結論
  • 理由
  • 具体例
  • 結論

ぼくのYouTubeを見てもらったらわかりますけども、どの動画も基本はほんとこれです。

見本として以下の動画を貼っておきますので参考にしてくださいね。

まとめ:【解説】YouTubeで「ネタがない人向け」の対処の方法

本記事では「YouTubeで動画配信してみたい。けど、そんなに話せるネタがないです。どうしたらいいかなぁ」という疑問にお答えしました。

結論をいうと、ネタ切れは以下の方法で対処できます。

  • その①:過去の自分を活かす
  • その②:関連キーワードを活かす
著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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