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仕事を辞めたいなら限界がくる前に辞めるべし

京極真
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本記事では「仕事つらい。仕事を辞めたいけど辞め癖がつくといけないので、限界まで頑張ってからの方がいいのだろうか」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 仕事を辞めたいけど、辞め癖をつけたくない
  • 限界まで頑張ってから辞めようと思っている

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。他のことでもお困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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仕事を辞めたいなら限界がくる前に辞めるべし

結論:仕事を辞めたいなら限界がくる前に辞めた方がいい

結論をいうと、仕事を辞めたいなら限界がくる前に辞めるべしです。

理由は限界まで頑張っていると、「限界がきた」という判断そのものができなくなってしまいます。

そのため、気づいたときには「もう無理、、、」という状況になり自分が壊れてしまう恐れありだからです。

多くの人は、今の仕事を多少なりとも「やりたい」と感じて選んだはずです。

だから、頑張りたいという気持ちになるし、実際に頑張っているかと思います。

けど、「仕事つらい。仕事を辞めたい」と思っているのに、限界まで頑張っていると気づいたときには自分が壊れていることがあります。

しかも、そういうときは判断力が鈍っているので、壊れるまでそのことに気づきません。

まだ大丈夫は大丈夫でないという認識が必要

なので、仕事を辞めたいなら「まだ余裕があるかなぁ、、、」という状態で動きはじめた方がいいです。

よくある疑問:頑張ることも大切ではありませんか?

疑問

頑張ることも大切ではありませんか?

確かに、頑張ることは大切ですし、人生には過剰に頑張ることで切り開ける領野があります。

自分でコントロールできることで頑張るぶんにはいいです。

理由は、ぼくらってコントロールできることは楽しいので仕事つらいとはならないからです。

他方、自分でうまくコントロールできないことは要注意です。

例えば、職場から暗黙のうちに強要されつつ頑張る、とか、好きでもないことを頑張らざるを得ない、などが該当します。

休みたい、、、と思っても、上司から「まだ働けるだろ?」などと追い込まれながら頑張っていると、無理がたたって心身が壊れかねないです。

こういう頑張りは楽しくなく、ひたすらしんどいはずです。

なので、そんな日々が1年も続くなら(人によっては数ヶ月)、限界が来る前に辞めたらOK。

よくある疑問:限界が来ていることはどう判断したらいいの?

疑問

限界が来ていることはどう判断したらいいの?

次のようなサインがあらわれたら限界です。

危険なサイン
  • 眠れない
  • 食べれない
  • 笑えない
  • 突然涙がでる
  • 動けない など

こういう状態になったら限界に達していると思えばOK。

仕事つらいなら、上記のようなサインがでる前に逃げる必要ありです。

既にダメージがでているわけでして、自身が壊れるのも時間の問題だからです。

仕事は大切ですが、自分をいたわりながら働くべしです。

限界前に仕事を辞める人への何となくのアドバイス

複数のコミュニティに参加しよう

「自分には仕事しかない」と感じていると、限界に達していると気づいても動けないものです。

人間は社会的存在なので、その喪失は耐えがたいので、逃げたくても逃げられなくなるからです。

そうした事態を回避するために、普段から複数のコミュニティに所属しておくといいです。

例えば、趣味、特技をともに楽しむ仲間とか、副業で社会につながっておくとか、ボランティア活動への参加、などなど。

こういうつながりがあると、「自分には仕事しかない」と思い込んでいるときに比べて動きやすいものです。

いまの仕事と距離をとっても、社会的存在としての喪失がともなわないからです。

なので、普段から複数のコミュニティに参加し、自身の社会的存在としてのアイデンティティを分散させておきましょう。

それがいざというときに保険として機能します。

働き方を変えよう

「仕事つらい、、、」と感じるということは、働き方に何かしらの問題がある可能性もありです。

なので、次の仕事で同じような状態にならないためにも、より健全な働き方に変えられるよう働き方を内省しておきましょう。

例えば、「適当に手を抜く」ことを覚えてみませんか。

他の人が頑張っているから自分も頑張る、、、ではなく、他の人が頑張っているから自分は適当に手を抜く。

他の人が手を抜いているから、自分も適当に手を抜く。

「仕事つらい。限界まで頑張った方がいいのだろうか、、、」などと思っちゃう人は、こんな感じで上手に手を抜きつつ働く方法を身につけてみたらいいです。

手を抜いて結果がともなわないと怒られる、、、という人は、手の抜き方がヘタクソです。

本気で手を抜くのが上手い人は、バレないように最低限の結果を出しつつ、あの手この手で手を抜いています。

次も「仕事つらい」とならないように、働き方を変えてみましょう。

細くても長く働いたもん勝ち

人生100年時代です。

しかも、年金減額、終身雇用崩壊、低賃金、低金利などの合わせ技で、ぼくら一般の国民は「死ぬまで労働」です。

そういう情勢においては、細くてもいいから長く働いたもん勝ちです。

結果がでにくい状態なので、続けることが最適解になりやすいからです。

人生はマラソンです。

「仕事つらい、、、」と感じながら働いて、途中で自分が壊れてしまうよりも、適当に手を抜きつつ細くても長く働けるような働き方を身につけた方がいいです。

つらいなら逃げる。

休みたいなら休む。

無理だと思ったら限界が来る前に辞める。

我慢はけっして美徳ではありません。

細く長く働けるよう認識を変えていきましょう。

まとめ:仕事を辞めたいなら限界がくる前に辞めるべし

本記事では「仕事つらい。仕事を辞めたいけど辞め癖がつくといけないので、限界まで頑張ってからの方がいいのだろうか」という疑問にお答えしました。

結論は仕事を辞めたいなら限界がくる前に辞める、、、です。

限界が来たときにはすでに手遅れの可能性ありだからです。

仕事つらいなら、さっさと逃げましょう。

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著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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