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働きたくない理由は「夢も希望もない」からです

京極真
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本記事では「あぁ働きたくないです。頑張ってもよくなるとは思えないし、何もかも無駄だと感じてしまう。あぁ働きたくない。どうしたらいいかなぁ」という思いにお答えします

こんな方におすすめ
  • 働きたくない若者
  • 働きたくないと思っちゃう理由を知りたい
  • 対策も教えてほしい

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。他のことでもお困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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働きたくない理由は「夢も希望もない」からです

結論をいうと、働きたくないと思っちゃうのは「夢も希望もない」からです。

先日、日本財団による第20回の「18歳意識調査」の結果がでていました。

対象は以下の通り。

  • エリア:日本、中国、ベトナム、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、インド、インドネシア
  • 対象:上記9ヶ国の17歳から19歳男女で、各国から1,000名を抽出
  • 手法:インターネット調査

結果は以下の通り。

自分自身の認識を問う設問では、日本はいずれの設問でも9ヶ国中最下位でした。

https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2019/11/wha_pro_eig_97.pdf

つまり、「自分を大人だと思う」「自分は責任がある社会の一員だと思う」「将来の夢を持っている」「自分で国や社会を変えられると思う」「自分の国に解決したい社会課題がある」「社会課題について、家族や友人など周りの人と積極的に議論している」のいずれにおいても、他の国に比べてもっとも乏しいという結果でした。

また、自分の国の将来について、日本は「悪くなる」と答えた人の割合がもっとも多いという結果でした。

https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2019/11/wha_pro_eig_97.pdf

アジアの国々に比べたら、日本は自由民主主義が根付いた国ですし、治安もいいし、衛生もいいですけども、若い人たちは今後の見通しを暗いと思っていることがわかります。

人によっては衝撃的かもです。

けど、ぶっちゃけて言えば、大学教育に関わっていると皮膚感覚レベルで納得できる結果ですね。

で、冒頭の結論に戻りますけども、この調査結果からもわかるように、日本のムードはわりと「夢も希望もない」という状態です。

つまり、未来に可能性を見いだしがたいわけでして、仕事を頑張っていい生活を手に入れよう、、、とは思いがたいわけです。

そう考えると、「働きたくない、、、」と思っちゃうのは、夢も希望も見いだせないからという話にいきつくかと思うわけです。

「働きたくない」と思ってしまう社会構造

夢も希望もない、、、と感じちゃうのは何でなんでしょうね。

そのヒントは以下の本の中にあると思っています。

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上記の本では、日本の主な問題点として以下を挙げています。

日本の主な問題点
  • 国債
  • 女性の役割
  • 少子化
  • 人口減少
  • 高齢化
  • 移民
  • 中国と韓国
  • 自然資源管理 など

これらの問題は、現代の日本の目前にある危機です。

けども、日本が過去に経験した明治維新、第二次世界大戦後といった二度の国家的危機に比べたらぜんぜんマシです。

二度の国家的危機を解消した経験に着目すれば、たぶんうまく乗り越えられるだろうという楽観的な見方をもつこともできます。

とはいえ、今を生きるぼくらにとってみれば、少子化1つとってみてもこれといった解決策もなく、問題に苦しみ続ける状態が続くわけです。

ぼくが小学生ぐらいの子どもの頃から「少子高齢化で将来的にたいへんなことになるぅ〜」って言い続けて、結局のところ何も打つ手なしのまま今に至っていますからね。

そりゃ夢も希望もなくなって、働きたくないわぁって気分になりますよ。

複数の問題に苦しむと同時に、それを緩和する方法が何十年立っても見つからない、、、という状態におかれるわけですから、心情としてそうなるのは想像に難くないです。

「働きたくない」と思っている人は、まずは冷静に現状を分析するところからはじめるといいので、以下の本はぜひ読んでみましょう。

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働きたくないなら、勢いのある国にひとり旅に行くといいかも

日本にべったり張り付いていると、難題山積でしかも解決策なしと感じがちです。

だから、夢も希望も失って働きたくない、、、という心情になっちゃいがちです。

そういう心情をふりはらって、「頑張って働こう!」という気持ちになりたければ、勢いのある国にひとり旅に行くといいかもです。

「どこにいけばええねん!」と思うかもですけど、基本はこれから伸びそうな国でいいかと思っています。

https://mohipeasuke.com/archives/659 | キャリアオタク

上記のサイトを見るとわかるように、インドネシアは2030年→2050年にかけて伸びて、日本を追い抜くと予想されています。

こういう伸びそうな国にひとり旅に行って、肌身で勢いを感じることができれば「世界は広い。わたしも頑張ろっ」と思えたりするものです。

働きたくないなぁ、、、と感じているなら、思いきって海外にひとり旅に出ちゃいましょ。

まとめ:働きたくないのは「夢も希望もない」からです

本記事では「将来、働きたくない。頑張ってもよくなるとは思えないし、何もかも無駄だと感じてしまう。あぁ働きたくない」という思いにお答えしました。

結論は、働きたくないと思っちゃうのは「夢も希望もない」からです。

不都合な事実をしっかり見つめつつも、思いきって新興国にひとり旅にでもいって視点を変えるといいですよ。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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