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作業療法士としての働き方を再考したい人におすすめ本【厳選3冊】

京極真
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本記事では「作業療法士です。今までの働き方でいいのか、、、と悩んでいます。おすすめの本はありますか」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 今の働き方に疑問がある
  • これからの働き方を模索したい

作業療法士としての働き方を再考したい人におすすめ本【厳選3冊】

本記事でおすすめする本は以下の3冊です。

おすすめ本
  • 医療・介護職の新しいキャリア・デザイン戦略 未来は、自分で切り拓く
  • このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
  • 転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方

いろいろ読みましたけど、この3冊が圧倒的におすすめです。

医療・介護職の新しいキャリア・デザイン戦略 未来は、自分で切り拓く

働き方を再考したい作業療法士は必読です。

ぼくが作業療法士を目指した20年ちょい前は、「国家資格をもてば将来安泰」という世界でした。

けど、いまはゲームチェンジが進んでおりまして、それはすでに「過去の栄光」と化しておりまする。

本書はその地殻変動をいち早く察知し、自らトライ&エラーを繰り返して、医療・介護職のためにキャリア論を構造化した著者らからの贈り物です。

「高齢化&人口減少時代がくる!」と昔からいわれていますが、それによって到来する未来を具体的に見抜いて先に行動を起こすのは並大抵ではないです。

今後の働き方について不安がある作業療法士はぜひどうぞ。

本書はとてもよかったので、動画でも紹介しています。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

「転職の思考法」をうたっていますが、働き方の本質をわかりやすく解説している本です。

作業療法士に特化していませんが、どの職種にも妥当する内容になっているのでご安心ください。

内容は小説仕立てで進んでいくので、人によってだかったるく感じるかもです。

最初、ぼくもそう感じました、笑。

けど、ポイントが抜き書きでまとめられているし、ストーリーが「あるある!」という感じなので、むしろ理解を助けてくれると思います。

働き方を再考したい作業療法士は読んでみましょう。

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方

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扶桑社
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「転職」と「副業」をうたっている本ですけども、その内実は現代社会における「働き方」論です。

こちらも作業療法士に特化していませんが、分野に関係なく通じる働き方の本質を論じていると思います。

働き方のゲームチェンジが起こっていますので、ぼくを含めて多くの労働者が新しいゲームのルールを暗中模索でつかもうとしつつあるでしょう。

本書は暗に進む地殻変動を言い当てつつ、これからの働き方をモデル提示してくれています。

その答えは「個人で稼ぐ」ですけども、その具体策も示しているので、作業療法士としてどう働くかをイメージできるはず。

これからの働き方を模索している作業療法士は必読です。

本を読んだ後にすべきこと

結論:考えつつ行動する

上記の本を読んだ後は、考えつつ行動していきましょう。

本を読んだだけでは、何も変わらないからです。

具体例

キャリアデザインを考えると、20代は自分の専門分野を突き詰める必要ありです。

いままだ決まっていないなら、自分が極める専門を考えるところからはじめたらOK。

実際にそれが自分に適しているかどうかはやってみないとわからないです。

なので、考えるところからはじめつつ、小さく行動してみていけそうならどかっとリソースを投入すればいいです。

こんな感じで考えつつ行動していきましょう。

よくある疑問:働きながらキャリアを考えると今の仕事にやる気がなくなるんですが?

疑問

働きながらキャリアを考えると今の仕事にやる気がなくなるんですが?

確かに、今の仕事を継続しつつ、これからのキャリアについて考えると、ちょっと萎える気持ちになることありかもです。

そういう場合は、キャリアの検討と今の仕事の継続は目的が違う、、、と整理したらOK。

キャリアの検討は「より良い未来にするため」という目的のために行いますよね。

他方、今の仕事の継続は「対象者の健康と幸福の改善に貢献するため」とか「生活するため」「実績を積むため」などの目的でやっているはず。

両者は目的が異なるわけでして、それを混同しちゃうのは錯覚です。

なので、何となく萎えるなぁ、、、と思ったときは目的を整理しましょ。

よくある疑問:働き方を変えたとして、その正否はどう判断するの?

疑問

働き方を変えたとして、その正否はどう判断するの?

確かに、失敗したくないから、そう考えることありかもです。

結論をいえば、「未来で答えあわせ」です。

働き方の正否はすぐわかる話ではないです。

なので、現時点で最良っぽい選択肢を選んだら、後はしっかり頑張って将来「あのときの選択は失敗していなかった」と思えるよう全力で頑張りましょう。

まとめ:作業療法士としての働き方を再考したい人におすすめ本

本記事では「作業療法士です。今までの働き方でいいのか、、、と悩んでいます。おすすめの本はありますか」という疑問にお答えしました。

結論をいえば以下の本がおすすめです。

おすすめ本
  • 医療・介護職の新しいキャリア・デザイン戦略 未来は、自分で切り拓く
  • このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
  • 転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方
著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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