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作業療法
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【新刊】OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書

京極真
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こんにちは、京極真です。

この記事では、私たちの新刊『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』(メジカルビュー社)について紹介します。

作業療法の現場で直面している最大の問題は何でしょうか?

それは、作業療法の専門家として、本来の作業療法によるアプローチを活かしたかたちで、クライエント一人ひとりの具体的なニーズに対応し、健康、幸福、参加、公正を促進することの難しさではないでしょうか?

私たち作業療法士は、作業療法の専門家として日々努力しています。しかし、作業療法本来の専門性を活かすことには、大きな挑戦がともないます。作業療法の歴史が示しているように、ときには、作業療法らしい評価や介入ができないこともあるでしょう。また、作業療法とは何であり、何でないのかを識別できなくなった方もいるかもしれません。

この問題を放置することで、現場ではクライエントに作業療法の専門家として最適な評価や介入を提供できなくなる可能性があります。これは、クライエントにとって作業療法士から適切な支援を受けられないことを意味します。また、作業療法士自身の専門性の成長も停滞してしまいます。これは、作業療法士としてのキャリアにおいて、大きな機会損失となるでしょう。

このような課題に対して、私たちが提供するのが『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』です。本書は、作業療法の最前線で活躍するOCP(occupation-centered practice)、OFP(occupation-focused practice)、OBP(occupation-based practice)に造詣が深い専門家たちによる長年の研究・教育・臨床の経験が凝縮されたものです。本書は、作業療法の本質はOCPであるという基本コンセプトのもとで、OCP、OFP、OBPという作業療法実践の三大要素を理解し、日常の臨床に活かす方法を、理論的・実践的に解説しています。

この一冊を手にすることで、読者は作業療法士としての専門性を深めるだけでなく、クライエントに提供できる知識や技術の質を変化させることができるかもしれません。本書は、作業療法の専門性を強化する知識や技術を提供し、作業療法の専門家としてクライエント1人ひとりに貢献できるようになるための手助けを行います。

私自身は編著者として、全ての原稿に目を通して、内容を検討させていただきましたが、『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』に書かれた内容は、実際に現場で役立つものばかりだと感じています。特に、実践家に書き下ろしていただいた豊富な実践例は、読者に多大なヒントとなると確信しております。この本を通じて、読者がさらに多くのクライエントの作業にポジティブな影響を与えられることを願っています。

OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』は、すでにオンラインで予約可能です(※早速Amazonランキング1位(作業療法学)になっておりまして、心から感謝もうしあげます)。作業療法士として、クライエントの作業機能を向上させるために、今日からできることを一緒に学びましょう。あなたの専門性を次のレベルへと引き上げるために、この本を手に取ってみてください。

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メジカルビュー社
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著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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