ポピュリズムを学べるおすすめ本厳選1冊【+1】

きょうごく
本記事では「『ポピュリズム』という言葉を聞くことが増えましたが、よくわかりません。ポピュリズムについて知りたいです。おすすめ本があれば教えてください」という疑問にお答えします

本記事の内容

  • ポピュリズムを学べるおすすめ本厳選1冊
  • ポピュリズムの理解をさらに深めるおすすめ本【+1】
  • ポピュリズム本を読むべき理由

本記事を書いているぼくは読書の虫でして、20代の頃から毎月3万円から5万円近くは自費で読書に投資しています。

積ん読状態のものも多いですが、それも含めて読書の醍醐味なので、あまり気にしていません。

先行研究をみると、読書は健康と幸福にも良さそうなので、まさに一石三鳥です。

本記事ではそんなぼくが上記の疑問にさくっとお答えします。

ポピュリズムを学べるおすすめ本厳選1冊

ポピュリズム本はいろいろ出版されていますが、ぼくが一番腑に落ちたのは以下の1冊です。

ポピュリズムを学べるおすすめ本

  • ポピュリズムとは何か

ポピュリズムについて知りたい人は多読不要でして、ひとまず上記の1冊を読めばOK。

ポピュリズムとは何か

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ポピュリズムを知りたいなら必読書です。

ポピュリズムの定義は曖昧でとらえにくいのですが、本書はそれを明解に整理しつつ問題点を明らかにしていきます。

ポイント

本書最大のポイントは「ポピュリズム=反多元主義」と論証しているところです。

ポピュリズムは物言わぬ多数派の声を代表しているかのように見えますけど、実際には物言う少数派の声を代表しているという特徴がある、と本書で明らかにされています。

つまり、ポピュリズムは民主主義の一形態かのように理解されがちですが、実のところ多元主義を擁護する民主主義の成立を阻害するわけです。

ポピュリズムは「既得権益を代表する権威・エリート」と「虐げられた多数派の民衆」の対立構図を際立たせて、民衆の側に立った政治であると理解されがちです。

しかし、これだと権力に対抗する政治家・政治運動はすべてポピュリストになってしまいます。

民主主義は権力への対抗という取り組みなので、権力に対抗する政治家・政治運動の存在はむしろ健全です。

それに対して、本書はポピュリズムの本質に反多元主義があると位置づけ、そのうえに対立構図を持ち込むところに特徴がある、と鮮明に描き出していきます。

ポピュリズムを理解したい人は全員必読です。

ポピュリズムの理解をさらに深めるおすすめ本【+1】

ポピュリズムは民主主義に対する挑戦です。

なので、ポピュリズムについて理解したいなら、民主主義の本質について学ぶ必要があります。

民主主義を学べる本で圧倒的なおすすめは以下です。

民主主義を学べるおすすめ本

  • 民主主義

民主主義の本はいろいろありますが、民主主義そのものについて理解したいなら、ひとまず上記の1冊を読めばOK。

民主主義

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ポピュリズムは民主主義の一形態という立場もあります。

けど、ぼくは、それを民主主義の基本原理である多元主義を否定するポピュリズムの本質を見落としたものだ、、、と感じています。

本書を読めば、民主主義の理解が深まって、さらにポピュリズムの意味も理解しやすくなると思います。

ポイント

本書は文部省が書いておりまして、日本で1948年から1953年まで実際に使われていた教科書です。

民主主義の本質と留意点、当時の脅威だった独裁・ファシズムとの移動、民主主義の方法論など深く広く明解に論じています。

民主主義は多元主義を基底にしているので、対立と協働の絶妙な均衡のうえに成立しており、ポピュリズムがその反動形成であると了解できると思います。

本書は民主主義を学べる名著です。

ポピュリズムは反多元主義をベースにした信念対立の激化という特徴があり、見かけ上はサイレント・マジョリティーを代表していますが、実際にはノイジー・マイノリティーを代表しているに過ぎません。

本来の民主主義はそのプロセスで移ろうため、どんな政治家・政治運動も自らが民衆を代表しているといえません。

本書を読めば、民主主義が不断の努力のうえに成立する不確実な実践であると理解でき、自らのみが民衆を代表しており、それ以外は敵だと主張するポピュリズムの危うさに気づくことができるでしょう。

ポピュリズム本を読むべき理由

結論:現代はポピュリズムの時代だからこそ読むべし

現在社会は国内外とわず、政治家・政治運動ともにポピュリズムが流行しています。

ポピュリズムは複雑な事象を敵と味方にシンプルに整理し、自分たちこそが民衆を代表していると主張しますので、ぱっと見とても理解しやすいです。

民主主義は対立と協働の連続なので、ときに敵と味方に別れて争いつつも、最大多数の最大幸福の実現に向けて前進していきます。

けど、ポピュリズムは物言う少数派の声を多数派の民衆の声かのように位置づけて、自分たち以外を否定するので最大多数の最大幸福の実現とは逆の方向に進みます。

ポピュリズムの本質に反多元主義があると位置づけ、そのうえに対立構図を持ち込むところに特徴があるのです。

したがって、ポピュリズムの先には、ほとんどの人にとって抑圧された社会の成立がまっています。

ポピュリズムは聞こえのよい主張を展開するので迎合しがちですけども、その危険性について理解しておかないと後で取り返しがつかないことになるかもしれません。

そうした事態を回避するためには、ポピュリズム本を読む必要があると思っています。

ポピュリズム本を読んだ後にすべきこと

ポピュリズム本を読んだ後は、政治家・政治運動が反多元主義かどうか、、、という観点から検討したらOK。

それによって、支持しても大丈夫な相手なのかどうかを判断できるからです。

具体例

具体的にお話しすると、権力に対抗する政治家・政治運動は民主主義の実践でもあるのでOKです(ただし暴力不可)。

けど、それが「自分たちこそが正しく、他はすべて間違っている」という反多元主義に陥っていたら要注意。

ただし、ポピュリズムだからといって対話を絶つのはダメです。

それやると多元主義が反多元主義化するためポピュリズムが加速するので、多元主義を擁護する側はチャネルを開いて対話する姿勢を保持すればよいでしょう。

こんな感じで、いち国民としてはポピュリズム本で学んで、自分たちの頭でしっかり考えるようにすればOK。

声の大きい一部の少数派によって、大多数が犠牲になるような社会は避けなきゃダメです。

まとめ:ポピュリズムを学べるおすすめ本厳選1冊【+1】

というわけで今回は以上です。

ポピュリズムについて知りたい人は多読不要でして、ひとまず以下の1冊を読めばOKです。

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