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【競争社会のメリットとデメリット】競争相手は自分にしよう!

京極真
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京極真
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本記事では、「競争社会のメリットとデメリットについて知りたいです。そんな社会で生きるにはどうすれば生きやすいですか?」と言う疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • 生きにくさを感じている人
  • 競争社会をうまく生きたい人

【競争社会のメリットとデメリット】競争相手は自分にしよう

競争社会のメリット

競争社会のメリットとはどんなものがあるのか?

競争社会のメリット

しっかり頑張っていくと、その分良い人生を送ることができる

競争社会そのものは全然悪いことではありません。

身分、生まれ、性別に関係なく、本来はその人がしっかり努力をし結果を出していけば、それなりに良い人生が手に入るという社会が競争社会です。

競争社会の以前は何かというと、封建社会になります。

競争社会と封建社会

競争社会:頑張ってしっかり成果を出していけば報われる社会のこと

封建社会:生まれとか立場とか身分とか性別によって、その人の生き方が決まってしまっている社会

封建社会がずっと続いていました。

ですが、産業革命が起き資本主義が成立するようになると、頑張って努力していけば、それによって得た資産が手に入り好きなように生きることができるようになるわけです。

つまり、誰にでもチャンスが開かれているのが競争社会の基本的な本質でありメリットです。

競争社会のデメリット

では、競争社会のデメリットについてはどのようなものがあるのか?

競争社会のデメリット

競争社会では基本的に頑張って努力して優秀な成果を収めていけばその人に資本が集まっていく→どんどん格差が広がっていく

それが今のアメリカや日本などの資本主義社会をとっている各国の惨状でもあります。

具体例:日本

  • ごく一部の人は非常に豊かな生活を送っている
  • 貧困な暮らしをしている人もいる

資本主義社会や、競争社会というのは頑張って成果を出せればそのメリットを感じることができるのですが、一度その格差が生まれたらそれを埋め合わせる方法がないという問題を抱えています。

競争社会っていうのは勝つ者にとっては良いけれど、一度敗者の道を歩み始めるとなかなかそこから挽回するのが難しいわけです。

一番ややこしい問題

勝者と敗者をきっちりサクッと分けてしまうところ

これは、なかなか難しい問題です。

勝っている人にとっては、とても良いものです。

勝ち組は、社会から評価もされて経済的な恩恵も受けて、いい生活をおくれるので全然いいわけです。

だけど敗者の側に回った人からしたら、なかなかしんどいと感じてしまうのがこの競争社会のデメリットになります。

競争社会ではどうすれば生きやすいのか?

競争社会をうまく生きていくためにどうすればいいのか?

それは、競争相手を自分にすることです。

競争社会の競争をなくしてしまえばいいと考える人もいると思います。

ですが、社会の発展を考えていたら競争っていうのはやる方がいいわけです。

競争すること

  • 良い人生が手に入る
  • みんな頑張る

頑張って良い結果が出れば、結果として人類全体の福祉の向上につながっていくので、競争はあった方がいいです。

ですが、競争は人類に恩恵をもたらす一方で、人生をハードゲームにしてしまうようなものも生み出すことがあります。

勝ったものと負けたものの間での信念対立を引き起こして、お互いの首を絞めあうというディストピアがやってくるわけです。

問題

  • 負けた側がルサンチマンで勝者の足を引っ張る
  • 勝った側は優越感に浸って他人をバカにしてしょうもないことを言う

それを避けるためには、うまい具合に競争を利用するしかない。

大事なポイント

  • 勝者と敗者の間での信念対立を激化させていくようなものではなく、うまい具合に競争を利用していくという発想に変えた方がいい

そうするにはどうしたらいいかっていうと、基本的には、他人と競うんではなくて自分と競うようにすることです。

これは、競争を健全に利用していくポイントだろうと思います。

競争相手を自分にする理由

競争相手を自分にする理由はなにか?

それは、ライバルを自分にすることで、昨日の自分を今日超えれるかという話になり、負けたからといって誰かの足を引っ張るというのがなくなり、勝ったからと言って他人をバカにする必要もなくなります。

だから、自分自身の比較の中でちょっとずつ成長していくことができていけばいいだけの話になります。

更に良い点

  • 昨日の自分と今日の自分が争うことによって、今日の自分が昨日の自分を越えることができれば、その人個人の成長のにもつながる

つまり、競争社会のメリットを引き出すことができるんですね。

そうなると、競争によってより良い人生を手に入れていくということと、そのメリットを担保しながら競争のデメリットで負けた人や勝った人が無駄な争いをしなくていいことで、気持ち良く誰もが生きていくことができるようになります。

競争のメリットを引き出していくために、自分をライバルにしてやっていきましょう!

それは健全な競争を生み出して、他者との共創を作っていくと言うことを可能にしていくことになるんじゃないかなというふうに僕は思っています。

まとめ:【競争社会のメリットとデメリット】競争相手は自分にしよう!

京極真
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本記事では、「競争社会のメリットとデメリットについて知りたいです。そんな社会で生きるにはどうすれば生きやすいですか?」と言う疑問にお答えしました

メリットとデメリット

  • メリット:しっかり頑張って言ったらその分良い人生を送ることができる
  • デメリット:競争社会では基本的に頑張って努力して優秀な成果を収めていけばその人に資本が集まっていく→どんどん格差が広がっていく

また、競争社会でうまく生きていくためには、それは、競争相手を自分にすることが大事です。

ライバルを自分にしてしまうと、結局昨日の自分を今日超えれるかという話になってくるため、負けたからといって誰かの足を引っ張るというのがないし、勝ったからと言って他人をバカにしてもしょうがないわけです。

それは健全な競争を生み出して、他者との共創を作っていくと言うことを可能にしていくことになるんじゃないかなと僕は思っています。

自分をライバルにして競争のメリットを引き出してましょう!

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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