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やる気がない人への対処法

京極真
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本記事では「職場のやる気がない同僚に困っています。そのような人にはどのようにすればいいのですか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • やる気がない人への対応に困っている
  • やる気がない人にイライラしてしまう

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。

お困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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やる気がない人への対処法

対処方法

やる気がない人への対処方法は、同じようにやる気がない人でも、その人がしっかり結果を出しているのか、出していないのかにより対応の仕方が違います。

対応の仕方に違いあり!
  • 結果をしっかり出ている人
  • 結果をしっかり出てない人

以下に解説します。

①結果をしっかり出ている人の場合

結果を出している人に対しては、結論から言うと、その人に対して対処する必要はありません。

具体例:結果を出している人の場合

あなたが、その人のやる気があってもなくてもいいのではないかという視点を持つ

その人のやる気の有無に関係なく、しっかり人並みに結果を出してる状態です。

このような場合は、その人は誰にも迷惑をかけていません。

あなたが、その取り組みに価値を見出し、やる気満々で取り組んでいるのかもしれません。

ですが、その人にはその人の人生があり、そこに価値を見いだすことができないわけです。

それでも、しっかりとその人に課せられた役割を達成できているのであれば「やる気がなくてもいい!」と僕は思います。

仕事にしても、学校にしても、結果さえ出していればそのプロセスがどうであれ、周囲が満足できるような結果され出ていればなんとかなるわけです。

注目する視点
  • その人が自分の役割を達成できているのかどうか
  • その人が期待できるような成果を出しているのかどうか

しっかり結果を出している人の場合は、やる気の有無ではなく、上記のポイントに注目できるように、あなたの視点を変えましょう!

②結果をしっかり出てない人の場合

結果を出していない人に対しては、具体的な行動レベルでの変容を促すことをしましょう!

具体例:手抜きしすぎて成果が出ていない、役割を達成できていない人の場合

その人が成果を出すために何をする必要があるのか話し合う

このときにやりがちなミスは「やる気だせ!」と喝を入れるような言い方をすることです。

やる気の有無はその人の気持ちの問題になります。

個人が何をどう思うのかは自由ですから、そこは問わなくていいと僕は思います。

目に見えないやる気の有無の問題に着目するのはやめましょう。

注目する視点

今の働き方や、学び方を「具体的にどう変えて行けばいいのかという行動レベルのことに着目する」ことが大事

  • 具体的にその本人が納得できる範囲でやり方の工夫をしてもらう/具体的に考えれるように促していく
  • 少しでも何か試していくような行動に繋がったり、少しでも結果が出てきたりするなどのプロセスに変化が見られる→ポジティブにフィードバックする
  • ポジティブにフィードバックをして、更に行動を促していく

まとめ:やる気がない人への対処法

本記事では「職場のやる気がない同僚に困っています。そのような人にはどのようにすればいいのですか?」という疑問にお答えしました。

対処方法は以下の場合により変わります。

対応の仕方に違いあり!
  • 結果をしっかり出ている人
  • 結果をしっかり出てない人

結果をしっかり出している人の場合は、その人に対処する必要はありません。

むしろ、あなたが、やる気があってもなくてもいいのではないかと言う視点を持ちましょう!

しっかり結果を出しているのであれば、誰にも迷惑をかけているわけではないので、やる気の有無はどうあれ、あなたの視点を変えることが大事になります。

また、結果をしっかり出していない人の場合は、具体的な行動レベルでの変容を促すことをしましょう!

つい「やる気を出せよ」と言ってしまいそうになる人もいるでしょう!

ですが、少しでも何か試してみたり、少しでも結果が出てくるようであれば、そこをポジティブにフィードバックをして、さらに行動につながるように対応して行くことが大事になります。

目に見えない「やる気」に注目するのではなく、「行動レベルの変化」に目を向けれるようにしましょう!

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著者紹介
京極 真
京極 真
Ph.D.、OT
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授(役職:人間科学部長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長、他)。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『OCP・OFP・OBPで学ぶ作業療法実践の教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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