プレゼン後の質疑応答を準備するコツ【後は実際にやるだけ】

2018年8月7日

きょうごく
本記事では「プレゼン後にある質疑応答が苦手です。何かよい準備の方法はありますか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • 学術集会や学位審査などでプレゼンテーションするけども、その後の質疑応答が苦手で不安である
  • 質疑応答の準備を行いたいけど、どんな方法がよいのかわからない

なお、学会発表・学会参加に関連する記事は以下にまとめていますので、ぜひお読みください。

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さて、この記事を書いているぼくは、ここ何年も共同研究者や大学院生の質疑応答対策を行っています。

最初は質疑応答に不安を覚えていた人も、繰り返しやっているうちにそれなりにできるようになっています。

なので、たぶん役立つ方法を助言できます。

そんなぼくが、プレゼン後の質疑応答を準備するコツを解説します。

なお、学会発表で失敗しないコツは以下の記事でわかりやすく述べています。

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また、学会発表の質疑応答で失敗しないコツは以下の記事で解説しています。

学会発表のほかに学位審査でも使えると思うので、ぜひお役立てください。

プレゼン後の質疑応答の特徴

うまい質疑応答には以下の特徴があります。

ココがうまい

  • 発表者と質問者が対話できている
  • 対話を通して発表内容に対する理解が深まる
  • 対話を通して議論が活性化する
  • 研究に対する建設的なヒントがえられる  などなど

他方、ヘタな質疑応答には以下の特徴があります。

ココがダメ

  • 発表者と質問者のやりとりがかみあっていない
  • 発表内容の理解が深まらない
  • 議論が豊かにならない
  • 非建設的なやりとりに終始する などなど

質疑応答100本ノックのすすめ

うまい質疑応答を行うためには、事前準備が欠かせません。

ぼくが事前準備でおすすめしている方法が「質疑応答100本ノック」です。

これは、自身が行うプレゼンに対して、想定される質問を100個考えだし、それに対する解答を用意するのです。

質疑応答100本ノックの利点は、質疑応答の準備ができると同時に、プレゼン内容そのものの理解が深まるところにあります。

100個の質問を考えるには、隅から隅まで検討するしかないですから、結果として自身がプレゼンする内容の理解が深まるわけです。

質疑応答100本ノックには型がある

「100の想定問答なんて考えられない」と思うかもしれませんが、プレゼン後の質問にはある程度の「型」がありまして、それにそって丁寧に検討していけばよいんです。

その質問の主な型は以下の通りです。

ココがポイント

  • 意味を確認する
  • 論拠を問う
  • 具体例を問う
  • 別の視点から問う
  • 意義を問う

質疑応答の時間は短いので、だいたいこの型にそった質問で時間が終わります。

具体的に示すと以下のような感じ。

質問の型
意味を確認する 「〇〇という概念の意味を説明してください」「この文章について詳しく説明してください」「この方法をわかりやすく教えてください」
論拠を問う 「〇○と言える理由は何ですか?」「その議論の背景にある根拠を示してください」「結論の根拠が弱いので、少しその点を補足説明してください」
具体例を問う 「具体的にいうとどういうことか?」「例えばどういうことですか?」「抽象的過ぎるので具体的に説明してください」
別の視点から問う 「○○は□□だけでなく、△△からも捉えることができます。△△から捉えると、○○はどう理解できますか?」「その議論は○○ではすでにやられているので新規性がわかりにくいです。何が新しいのですか?」
意義を問う 「この研究の価値はなんですか?」「今回の発見は臨床にどう役立ちますか?」「この発表にはどういう意味があるのですか?」

プレゼンする内容にそって、型から導いた質問を100回ぶつけていくわけです。

そうすると、質疑応答の想定問答集ができますし、自身のプレゼン内容の理解が深まります。

後は皆さんが実際にやるだけです。

ぜひチャレンジしてみてください。

プレゼンの本質を理解したい人は以下の書籍がおすすめです。

まとめ

本記事では「プレゼン後にある質疑応答が苦手です。何かよい準備の方法はありますか?」という疑問にお答えしました。

ぼくの経験上、質疑応答100本ノックが断然おすすめです。

これやった人とそうでない人では質疑応答力に差が生じていると感じています。

一度ぜひやってみてください。

なお、学会発表・学会参加に関連する記事は以下にまとめていますので、ぜひお読みください。

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