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【朗報】悩みを相談する相手がいないのは当たり前です【人生孤独です】

京極真
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本記事では「学生時代は気軽に悩み相談できる友達がいましたけど、社会人になってから悩み相談できる相手がいません。悩み相談できる相手がいないことに悩んでいます。どうしたらいいですか」という疑問にお答えします

本記事の内容
  • 悩みを相談する相手がいないのは当たり前です【人生孤独です】
  • 悩みを相談する相手がいないときにできる5つの対策
  • 悩みを相談する相手がいない人におすすめ本【3冊】

悩みを相談する相手がいないのは当たり前です【人生孤独です】

人生孤独です

結論から言うと、悩みを相談する相手がいないのは当たり前です。

悩みとは、選択肢を決めかねたり、問題に対する対応を見いだせず、気に病んでいる状態です。

自分の人生は自分のもの、他人の人生は他人のものなので、ほとんどの人は自分の人生を生きることに精一杯です。

なので、他人の悩みにまで首を突っ込んでいる余裕はありません。

でも、それはあなた以外も同じです。

みんな独りぼっちで生まれ、独りぼっちで生きて、独りぼっちで死んでいくしかないんです

だから、悩み相談できる相手がいないことに悩んでもどうしようもないです。

悲観する必要はない

でも、悩みを相談する相手がいないからといって、悲観する必要はありません。

人生に孤独を感じていると病気になりやすかったり、寿命が短くなりやすいという研究もあるぐらいですから、人生孤独だと感じると相当ストレスフルです。

だから、人生に孤独を感じない工夫は不可欠ですけど、こと悩み相談に限ってしまえば悲観する必要はないです。

というのも、悩み相談したからといって、悩みがなくなることはあまりないからです。

悩み相談できる相手がいても悩んでいるときは悩むもんですし、相談した相手がアホだったら悩みが深まるだけです。

また、悩み相談の仕方がヘタクソだと、負の感情が強化されてしまい、抑うつ気分が強まることだってあります。

だから、悩み相談できる相手がいないことに悩む必要はないです。

よくある疑問:相談する相手がいないメリットってあるの?

疑問

相談する相手がいないメリットってあるの?

ぼくの考えでは、悩みを相談する相手がいないメリットは、いつまでも同じことをくよくよ考え続ける機会が減るところだと思っております。

というのも、悩みについて考え続けていると、抑うつ反応が促進されちゃって、ストレスがどんどん増えていくからです。

これは「反すう思考」といいまして、抑うつ症状の一種です。

相談する相手がいると、相談するときに悩みの種について、あれこれ考えることになります。

考え続けることなく考えることができればいいですが、相手によっては「あの件だけど、、、」と何度も聞いてくることもあって、そうなると結果として何度も嫌な記憶を呼び覚ますことになりがちです。

そう考えると、相談する相手がいないメリットって、反すう思考を誘発して抑うつ反応を強化する機会が減る、、、ところにあるのではないか、とぼくは考えています。

悩みを相談する相手がいないときにできる5つの対策

悩みを相談する相手がいないときの対策は5つです。

ポイント
  • その①:自力で解決する
  • その②:自力で解明する
  • その③:悩むことをやめる
  • その④:思いきって周囲の人に相談する
  • その④:プロに相談する

その①:自力で解決する

悩みを相談する相手がいないならば、自分で解決すべしです。

1人で悩んでいるだけでは、ストレスフルな状態が改善することはないからです。

解決とは、問題を分析し、対策を立てることです。

例えば、上司との関係に悩んでいるなら、悩みの理由を分析し、それがパワハラに由来しているとわかったら、しかるべき組織に訴えたらよいです。

こんな感じで、悩み相談する相手がいないなら、自分で責任をもって解決したらOK。

その②:自力で解明する

悩みを相談する相手がいないならば、自分で解明するのもありです。

解明とは、問題が生じる理由を紐解き、問題が生じない条件を作ることです。

解明と解決の違いは、前者が問題が生じる条件ごと変えるのに対して、後者が問題に対する策を講じるところにあります。

例えば、同僚との意見の対立に悩んでいるなば、意見が対立する理由を整理し、それが関心の違いに由来しているとわかったら、共通の関心を形成するように働きかけたらよいです。

ぼくの考えでは、問題はまず解明から対策した方が根本的なものになるのでおすすめです。

その③:悩むことをやめる

悩みとは選択肢を決めかねたり、問題に対する対応を見いだせず、気に病んでいる状態です。

が、悩みを相談する相手がいないならば、悩むこと自体を止めてしまってもよいです。

悩んでもたいした答えはでないものなので、悩むだけ無駄ということがあるからです。

例えば、悩みだしたら6キロ程度まで思いっきり走ってみる、としばらくあれこれ考えることができなくなるので、わりとオススメです。

ぼくは案外、悩みがあるときは悩むことから止める、、、を実行しております。

その④:思いきって周囲の人に相談する

悩みを相談する相手がいないと感じていても、誠実そうな人に思いきって相談するのもありです。

人生孤独はお互い様なので、思いきって相談すると案外しっかり聞いてくれるものです。

例えば、普段からよく話す機会がある人とか、同じプロジェクトに取り組んでいる人がいれば、エイヤッと思いきって相談するとよいです。

その際、何度も繰り返して悩み相談する、、、というのは止めた方がいいです。

抑うつ反応を強化しちゃう恐れありだからです。

その⑤:プロに相談する

思いきって相談する人もいないなら、プロに相談したらよいです。

人生孤独がデフォルトなのに、1人で悩みを抱え込むのはしんどいので、相談を受けることが仕事になっている人がいます。

例えば、オンラインでカウンセリングは悩み相談できる相手がいないと悩んでいる人にとっては最適な選択肢かと思います。

いつでもどこでも相談できますから、悩み過ぎてつらい、、、というとこに活用できます。

何度も繰り返し悩むときは専門家の支援を受けてみましょう。

悩みを相談する相手がいない人におすすめ本【3冊】

悩みを相談する相手がいないなら、本を読むこともおすすめです。

以下の本は悩んでいるときに読むと気が楽になります。

おすすめ本
  1. うまくいっている人の考え方
  2. あらゆる悩み・不満・ストレスが消える!最強の人生相談
  3. 医療関係者のための信念対立解明アプローチ

うまくいっている人の考え方

100万部のベストセラー本。

すでに読んだ人も多いかと思いますが、悩んでいるときに読むと考え方が整理されて気持ちが楽になります。

悩みを相談する相手がいない人はマジで必読。

あらゆる悩み・不満・ストレスが消える!最強の人生相談

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Q&A形式で書いている本で、自分の悩みに引きつけながら読めます。

例えば、「妻がアホで心から軽蔑してしまいますが、どうしたらいいですか」みたいなビックリするような疑問にピシャッと解答していきます。

けっこう笑えるし、しかも身につまされる問題がいっぱいでてくるので、悩み相談できる相手がいない人は読むべしです。

医療関係者のための信念対立解明アプローチ

ぼくの本です。

「医療関係者のための」とうたっていますが、誰でも使える内容になっています。

1人でじくじく悩んでいる人は本書を読むと、具体的にどう対応したらよいかを見通せるのでおすすめです。

また、以下の記事で信念対立解明アプローチについてどのような理論なのか紹介しています。

まとめ:悩みを相談する相手がいないのは当たり前です

本記事では「学生時代は気軽に悩み相談できる友達がいましたけど、社会人になってから悩み相談できる相手がいません。悩み相談できる相手がいないことに悩んでいます。どうしたらいいですか」という疑問にお答えしました。

結論をいえば、悩み相談できる相手がいないのは当たり前だと受け入れましょう。

そのうえで悩みを相談する相手がいないときの対策として以下の5つを解説しました。

ポイント
  • その①:自力で解決する
  • その②:自力で解明する
  • その③:悩むことをやめる
  • その④:思いきって周囲の人に相談する
  • その④:プロに相談する

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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