臨床経験の長短と大学院進学

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本記事では、大学院教育に関わる人が、臨床経験の長短だけで、その人の研究者としての可能性を判断するともったいないです、という主張を書いています。

本記事のポイント

  • 診療経験の長短は研究者としての能力に関連しない
  • 優秀な人は何をやっても結果を出せる可能性があるかも

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臨床経験の長短は研究者としての優秀さの証しになる!?

大学院進学において、臨床経験の長さを重視するという判断があるらしいです。

が、ぼく個人はまず臨床経験の長短を考慮しません(システムとしてそうなっているならしたがわざるを得ないかもですが)。

これは、ぼくのこれまでの経験が教えるところです。

臨床経験の長短は、研究者としての優秀さとはほとんど関係ありません。

臨床経験が短くても、伸びる人は驚くほど伸びる。

逆に、臨床経験が長くても、伸びない人は恐ろしく伸びない。

そもそも、臨床経験が長いといったって、たんに薄く長いのかもしれない。

もちろん、それが短ければよいという話ではまったくありません。

臨床経験が短いために、思考が深まらず、箸にも棒にもかからない、ということは普通にあることです。

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優秀な人は何をやっても結果を残せるかもしれない??

優秀な臨床家は研究者としても優秀な可能性がある、ということはありえます。

優秀な臨床家は、明確に的確な課題を設定し、それを解く方法を考えだし、着実に実行する、というプロセスを自覚的に日頃からやっています。

これは、研究で求められることと大枠でほぼ同型です。

なので、それができているということは、優秀な臨床家が研究者として伸びる可能性は、そうでない場合に比べてあるわけです。

けど、臨床家としては優秀でも、研究しはじめると凡庸なアイデアしか思いつかず、パッとしないということはよくあります。

また、臨床家としては努力しても、研究力を高める努力を怠る人もそこそこいます。

なので、優秀な臨床家が研究者としても頭角を現すためには、過剰な努力をいとわず、しぶとく学び続け、柔軟な発想をドライブさせなきゃいけないかもしれません。

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まとめ

だから、大学院教育に関わる人は、臨床経験の長短だけで、その人の研究者としての可能性を判断しないようにね。

もったいないですよ。

まぁ、何をもって優秀というのかはまた別のお話ですが。

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