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【5つの基本型】学会抄録や研究論文のタイトルのつけ方【査読対策】

Makoto KYOUGOKU
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本記事では「学会抄録や研究論文のタイトルは重要だと言われているけども、どんなタイトルをつければよいのだろうか?」という疑問にお答えします。

本記事のポイント
  • タイトルの5つの基本型が理解できる
  • しかもすぐに実行に移せる

学会抄録や研究論文でタイトルが重要な理由

タイトルは、学会抄録や研究論文でもっとも重要なパーツです。

多くの読者は、学会抄録や研究論文が自身の疑問に関連しているか否かを、タイトルでさくっと判断するからです。

優れたタイトルは、多くの読者に読んでもらう機会を作ってくれるのです。

そう考えると、タイトルは学会抄録や研究論文を多くの人に届けるために非常に大切であると理解できるでしょう。

学会抄録や研究論文における良いタイトルの決め方

基本的にタイトルは、学会抄録や研究論文を書きはじめるときは「仮タイトル」をつけておきます。

ひと通り書き終えて、全体を何度も推敲しながら、最終的なタイトルを確定します。

以下の視点でチェックすると良いタイトルを決めやすいです。

チェックポイント
  • タイトルは研究の内容を的確に反映しているか?
  • タイトルは読者の関心を引きつけるか?
  • タイトルで使用する概念は主要な電子データベースのシソーラスに含まれているか?

学会抄録や研究論文のタイトルの5つの基本型

タイトルにはいくつかの方があります。

以下の5つの型は、タイトルでよく使用されるものです。

ご自身の学会抄録や研究論文のタイトルをつける際に参考にしてほしい。

基本型1:タイトルに主要キーワードを使う

学会抄録や研究論文で用いた主要キーワードを反映させる方法があります。

基本型2:サブタイトルを使う

メインタイトルを補うために、サブタイトルをつける方法があります。

基本型3:サブタイトルに研究デザインを入れる

基本型2の亜型ですが、研究デザインの情報をサブタイトルに入れることによって、読者の興味をひきつける方法があります。

基本型4:サブタイトルに分析名を入れる

これも基本型2のサブタイプです。

サブタイトルに分析名を入れることによって、より幅広い読者に読んでもらいやすくします。

基本型5:タイトルに疑問形を使う

読者の好奇心を刺激するために、疑問形のタイトルを用いることがあります。

追記

タイトルをつけるためには、前提として研究を行っている必要があります。

「研究したいけど、どうしたらよいかわからない!」という人は以下の書籍がオススメです。

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まとめ:学会抄録や研究論文のタイトルのつけ方【5つの基本型】

本記事では、「学会抄録や研究論文のタイトルは重要だと言われているけども、どんなタイトルをつければよいのだろうか?」という疑問に答えてきました。

5つの基本型を参考に、ご自身の研究によりよいタイトルをつけていきましょう。

また、学会発表・学会参加で失敗したくない人向けの記事を以下にまとめています。ご参考にどうぞ!

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著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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