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研究で大切なこと【結論:質より量】

京極真
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京極真
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本記事では「これから研究していきます。研究で大切なことが知りたいです」という疑問にお答えします

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研究で大切なこと【結論:質より量】

結論をいうと、研究で大切なことは「質」より「量」です。

理由は以下の通りです。

理由
  • その①:質はいきなり上がらない
  • その②:量が質を生む
  • その③:良質なものはごく一部である

その①:質はいきなり上がらない

過去の経験をふり返ればわかると思いますが、最初から高品質なものを生みだすことはできません。

例えば、急に思いたって「論文を書こう!」と思った人が、いきなり良質な論文を書けるわけないのはわかると思います。

誰でも最初の一歩は駄作です。

質はいきなり上がらないのです。

その②:量が質を生む

質を上げるには、挑戦回数を上げる必要があります。

例えば、論文は1本よりも10本、10本よりも50本、50本よりも100本、、、と書いているうちに、その中からたまに良質なものが生みだされていきます。

数をこなしていると、だんだん努力の質がアップしてくるので、徐々に良質な論文も産める確率が上がってくるわけです。

量が質を産むのです。

その③:良質なものはごく一部である

量が質を産むといっても、残念ながら量をこなせばすべての質が上がる、というわけないです。

量をこなしていても駄作を産むことは普通にあります。

圧倒的な量の中からごく一部で質の高い研究ができるんです。

だからこそ、質より量が大切という話になるわけです。

研究で大切な「量」をこなすコツ

研究で大切なことは質よりも量です。

量をこなすコツは以下の通りです。

量をこなすコツ
  • その①:よく寝る
  • その②:運動する
  • その③:習慣化する
  • その④:得意分野で勝負する
  • その⑤:失敗しても気にしない

その①:よく寝る

質より量が大切ということは、数をこなす必要があるので、健康状態が良好な方がよいです。

健康状態に影響しやすいには睡眠でして、研究者は寝不足の人が多いですけど、ぼくはあまりおすすめしません。

日中の集中力を維持し、創造性を高めるためにも、しっかり寝ましょう。

その②:運動する

質より量が大切ということは、ぶっちゃけ「研究=体力勝負」ということです。

研究はラットレースそのものなので、途中で息切れしないためにも有酸素運動で身体を鍛えた方がいいです。

最後まで走り抜くためにも、運動習慣を身につけてくださいませ。

その③:習慣化する

質より量を実行するには、研究の習慣化がわりと大切なポイントです。

呼吸するかのごとく研究に関わり続けることが、質より量の基礎になりえるからです。

習慣化のハードルは最初の3ヶ月ほどなので、ここを乗りきれば軌道にのせやすいですよ。

その④:得意分野で勝負する

質を高めるために量をこなすには、やっていることが「好き」でないとマジで苦行です。

なので、研究は自分の得意分野(好きな分野)で勝負するようにしたら良いです。

得意分野がない人は、数をこなしているうちに苦にならない分野が見つかると思うので、それがわかったらリソースを集中投下したらよいです。

その⑤:失敗しても気にしない

質より量を実行すると、思っているよりも失敗が重なるものです。

でも、それを気にしていると圧倒的な数をこなすことは不可能です。

なので、マインドとしては「失敗しても気にしない」を徹底させるべきです。

研究で大切なことを学べるおすすめ本

研究で大切なことを学べるおすすめ本は以下の通りです。

おすすめ本
  • 死ぬこと以外かすり傷
  • 多動力
  • 行動しながら考えよう 研究者の問題解決術

死ぬこと以外かすり傷

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研究者向けの本ではないですが、研究者こそ読んでほしい本です。

量をこなすことによって質がアップすることが、いい具合に狂った熱量で伝わってきます。

研究者にとって大切なことがわかる、必読本です。

多動力

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こちらも研究者向けの本ではないですけど、すべての研究者に読んでほしい本です。

「熱中する→量をこなす→質が向上する→他分野に展開する」という構図が理解できるので、まずは質より量をこなす必要があるとわかります。

失敗を恐れずに量をこなすべし!

行動しながら考えよう 研究者の問題解決術

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研究者向けの良書です。

研究者として大切なことが、一通り学べます。

まずは量をこなしつつ質を高めながら、きっちり成果を出していくポイントが理解できます。

まとめ:研究で大切なこと【結論:質より量】

本記事では「これから研究していきます。研究で大切なことが知りたいです」という疑問にお答えしました。

最後に、「質より量」は研究者にとってとても大切なことなんですが、ラットレースに陥りやすいのでたまに「つらい」と感じるときもあるでしょう。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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