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研究計画書の序論の書き方のコツ【第1パラグラフ】

京極真
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京極真
京極真

本記事では「研究計画書の序論の書き方で困っています。コツを教えて欲しいです。」というご要望にお答えします

こんな方におすすめ
  • 研究計画書の序論の書き方がわからない人
  • 研究計画書がうまく書けない人

動画で学習する方がわかりやすい人は以下の動画もご活用ください。

研究計画書の序論の書き方のコツ【第1パラグラフ】

研究計画書の序論の書き方のコツとは?

研究計画書の序論に当たる、つまり最初の第1パラグラフをどのように書けばいいのか?

結論

共通の理解の土俵を作っていくという視点で文章を書く

では、その共通の理解というのは何か?

共通の理解とは?

知識を持っていない専門外の人でも、どのような背景でこの研究が始まるのか理解できること

研究計画省の序論である、特に第1パラグラフというのは、共通理解の土俵を作っていくという視点で文章を書くことが大事になります。

研究計画書の序論を書く時にやりがちな問題

問題
  • あまりにも広い背景に焦点を当ててしまう
  • その背景となる知識をあらかじめ知っている人でないとわからないような導入にしてしまう

そのような問題を抱えている人は、研究計画書は何のために書くのか考えてみましょう!

大事なポイント

研究計画書:研究の許可を得るために書くもの

つまり、研究計画書は、審査をされるために書くわけです。

審査する人:

第1パラグラフを読む→何を書いているのかわからない→それ以降は読まない

僕も、いろいろな審査に関わっています。

僕もそうですが、審査をされる先生方は、忙しい場合が多いです。

そのため、第1パラグラフがめちゃくちゃでよくわかんない場合は、それ以降読まれないというリスクがあります。

あまりに広い背景を最初から示したり、前提となる知識がないと理解できないような書き出しで文章を始めてしまうとどうなるのか?

結果
  • 研究の許可を得る相手から理解を得られない
  • 研究計画書に対する評価が下がる
  • 研究計画書の許可を得られず、研究を実行することが出来なくなる

このようなことにならないためにも、序論でしっかりと「共通の理解の土俵を作っていくという視点で文章を書く」ということを意識して書いていくことが大事です。

研究計画書の序論で共通理解のある序論を書くには?

共通の理解の土俵を作っていくという視点で序論の書けるようになるためにはどうすればいい?

対策
  • 何回も書いて研究計画書の書き方に慣れる
  • フィードバックをもらったり、添削をしてもらうことを繰り返しやっていく
  • 研究計画書の書き方について学べる講演会や研究会、オンラインのコースへの参加をし学習をする

地道にはなりますが、いろんな方の力を借りながら、そのさじ加減、力加減を理解していきます。

繰り返し何回も書いていくことで、最初の書き出しのところできちんと共通理解の基盤を作り、次のステップにつながるような文章を書けるようになります。

「共通の理解の土俵を作っていくという視点」を忘れないように序論を書けるようにしていきましょう!

まとめ:研究計画書の序論の書き方のコツ【第1パラグラフ】

[st-kaiwa1]本記事では「研究計画書の序論の書き方で困っています。コツを教えて欲しいです。」というご要望にお答えしました。[/st-kaiwa1]

結論

共通の理解の土俵を作っていくという視点で文章を書く

知識を持っていない人でも理解できるように、あまりに広い背景に焦点を当てすぎてしまったり、背景となる知識を持っていないと理解できないような文章にならないように気をつけてください。

結果
  • 研究の許可を得る相手から理解を得られない
  • 研究計画書に対する評価が下がる
  • 研究計画書の許可を得られず、研究を実行することが出来なくなる

そのためには、地道になりますが、何回も研究計画書を書き慣れていくということをしていきましょう!

今は、便利なオンラインコースなどもあります。

うまく活用して、研究計画書の序論を書くために役立てていきましょう!

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著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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