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勉強しないと後悔するは本当なのか?

京極真
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本記事では「勉強しないと後悔するは本当なの?」という疑問にお答えします

 勉強しないと後悔するはマジな話

勉強しないとマジ後悔する

結論から言うと、勉強をしないとマジで後悔をします。

理由は勉強をしておかないと、急激に変化する社会に適応することができず、結果としてわりを食う人生になるからです。

現在社会
  • 人生100年時代と言って、従来よりも長い間の活動期間がある
  • その間に社会はどんどんどんどん変化していき、しかもかつての知識や技術が通用しない方向へと進んでいる
  • 昔習い覚えたことや培ったノウハウが、数年経ったら通用しないなんていうのはもう当たり前

こんな時代で何とか生き残っていこうと思ったら、子供も大人も高齢者も勉強して当たり前です。

勉強しなかったら、現代を生きる化石のような状態になってしまうのはもうほぼ確定です。

それで幸せならいいですが、大抵の人は周縁化される状態に追い込まれるため、不幸を感じやすくなります。

1度しかない人生ですから、そんな状態に自らを追い込むのは、本当にもったいないし、悲しいことです。

したがって、後悔しない人生を送るためにも勉強はしっかりしておきましょう。

勉強なんかしなくてもいいという人がいるけども

すると、勉強なんかしなくてもいいって言う人がいるじゃないかという疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれません。

確かにそのような主張をされている方もいらっしゃいます。

しかし、この主張には一つの盲点があります。

この主張の盲点
  • 勉強なんかしなくてもいいという人は、実はその勉強を『学校で習うような勉強に限って言っている』ことがほとんど
  • 何かを学ぶことを否定しているわけでは全然ない

勉強なんかしなくてもいいっていう人は、どちらかというと社会でどう役に立つかどうかわからないような学校で習う知識を否定しているだけであって、生きていく為に必要な知識を学ぶことを否定してるわけでは全然ありません。

つまり、勉強しなくてもいいと言うときにその対象は極めて限られたものであって、学習することそのものを否定しているわけではないんです。

また、学校で習う知識を役に立たないっていうふうに決めつけるのも、わりと偏った意見です。

具体例

何か物を作ったり売ったりしようと思ったら、学校で習うような数学や理科や国語といった知識がなければ不可能です。

よく考えてみてください。

そういった知識を持つことなく生きていく為に必要な知識をどう学ぶんですか?

字すら読めないんですよ!

そう考えたら、学校で学ぶ知識に無駄なものっていうのは基本的にはないというふうに考えておいた方が妥当です。

勉強が嫌いな人は好きなことを勉強するようにしたらいい件

どうしても勉強することが嫌な場合は、どうしたらいいか

どうしも勉強がすることが嫌な場合は、自分が興味や関心を持てることに焦点を当てて何かを学んでいけばいいです。

具体例

漫画、映画、写真、ゲームなんでもいいので、自分自身がやっていて全然苦にならないようなものを見つける

そして、それについて興味関心が向くままに、どんどんどんどん学んでいけばオッケーです。

自分が好きなこととまだ出会えていない人は、適当にいろんなことに手を出していけば良いです。

興味関心がある活動に出会っていないのは、行動が圧倒的に不足しているからです。

僕達人間は行動しなければ自分の興味や関心の輪郭を明確にしていくことが、ほぼほぼ不可能です。

なので、もしまだ自分が好きなことと出会っていないなっていうふうに感じてる方がいらっしゃったら、圧倒的に行動が足りていません。

なので、適当に行動に移していきましょう。

小さな一歩でも全然構いません。

昨日やっていなかったことになにか1つ足すだけで全然オッケーです。

小さな行動の積み重ねが、徐々に自らの興味や関心の輪郭を作っていって、その結果として好きなことが明らかになっていきます。

もし行動の積み重ねで興味関心のある事柄が見つかれば、そこにしっかり焦点を当てて学んでいけばいいです。

嫌いなリストを上げて、それを除いていくのもありな件

人によっては、好きな活動を見つけて取り学んでいくよりも、嫌いなものを除いていく方が性に合っている方もいらっしゃいます。

そうした場合は、好きな活動に焦点化するのではなくて、嫌いな活動にしっかりと注意を向けて、それを自分の生活から取り除いていくことによって、消去法的に興味関心がある活動を残していき勉強していくというやり方もあります。

具体例
  • 僕の場合、片付けた事務仕事が本当に苦手で、それは極力自らの生活範囲の中から押し出していくように努力しています。
  • もちろん社会人なので、片付けをしなければならないし、事務仕事もやらなければならないことはあります。
  • その場合は泣く泣くやっていますが、自らの生活の中心点にそれらを置くことは基本的にはありません。

嫌いな活動を特定し、それを生活の中心点から周辺に追いやっていくと、自らの生活の中軸には好きな活動が集まってくることになります。

だから、それに焦点を当てて学んでいけばどんどんどんどん勉強していくことができます。

人生は1回しかありません。

どうしても勉強するのが嫌だって人は、興味関心を明らかにして好きな活動に取り組むか、嫌いな活動を除いていくことによって好きな活動に取り組む機会を担保するかをしていけばいいでしょう。

 勉強嫌いな人におすすめの書籍

勉強嫌いな人におすすめの書籍は以下の4冊です

おすすめの本
  • 好きなことだけして生きていく
  • インプット大全
  • アウトプット大全
  • 独学大全

紹介していきます。

好きなことだけで生きていく

勉強が嫌いな人は、好きなことだけして生きていきたいという欲望がわりと強い傾向にあると感じています。

本書を読むと、好きなことだけで生きていこうと思ったら、かなり学ばなければいけないということがよく分かります。

実践を通して学習し、改善し、そして更に学習する。

そのルーチンを回していくことによって、結果として好きなことだけで生きていける可能性を高めていく。

それを本書から学ぶことができます。

勉強が嫌いな人は、好きなことだけで生きていきたいと思っているでしょうから、本書を通してその欲望を実現するためには、勉強しなければならないというふうに気づけるといいなと思います。

インプット大全とアウトプット大全

学びをしっかりしていこうと思ったらインプットとアウトプットを連動させていく必要があります。

それを怠っていると、学習していってもなかなか身体に知識が宿りませんし、行動を変えていくことが難しくなります。

本書でインプットとアウトプットの重要性、およびその実際の方法を理解することができます。

むちゃくちゃわかりやすくエッセンスがまとめられていますので、勉強嫌いな人ほど本書を読んで勉強のコツを身につけた方がいいです。

ぜひ勉強嫌いな人は本書を手にとって見てください。

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独学大全

勉強嫌いな人は学校での勉強を通して勉強が嫌いになってしまっていることが多いです。

僕自身も小中高の勉強で勉強が嫌いになってしまったことがあります。

ところが、社会人になって独学で学んでいくようになると、勉強が非常に楽しくなってしまい、もっと前から勉強しといてよかったなぁという風に思うことが多々ありました。

社会人になってからの勉強は、基本的には独学です。

これは、自分の興味関心に沿って好きなことをどんどんどんどん深めていくことができる方法になります。

独学は、学びの真骨頂だと僕自身は思っているのですが、それは勉強嫌いになることなく勉強し続けることができるところにも理由があります。

本書は、独学の考え方や具体的な方法を非常に分かりやすくまとめていますので、勉強嫌いな人は本書を読んで、独学の方法を身につけて、自分の興味関心の赴くままに学習していく体験をしてみましょう。

そうした学習体験は、非常に楽しいものですし、勉強嫌いだった過去なんてあっという間に吹き飛んでしまうことでしょう。

まとめ:勉強しないと後悔するは本当なのか?

本記事では「勉強しないと後悔するは本当なの?」という疑問にお答えしました。

答えは勉強しないと後悔するです。

1度しかない人生ですから、後悔しないように勉強するようにしましょう。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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