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チームリーダーの負担を減らすコツ

京極真
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本記事では「チームのリーダーをしていますが、その重責に心が疲れてしまいます。どうすればいいですか?」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ
  • チームリーダーとしての負担を減らしたい人
  • リーダーとしての役割を担う人

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。他のことでもお困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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チームリーダーの負担を減らすコツ

結論から言うと、権限を分散させるです。

これは、チームリーダーの負担を減らす大きなポイントになってくると考えいます。

では、チームリーダーとチームメンバーの違いとはなんでしょうか?

チームリーダーとチームメンバーの違い

権限を持ってるのか、持っていないか

チームリーダー:物事を決める権限を持っていたり、人に指示を出す権限を持っている

チームメンバー:チームリーダーの指示にしたがって動いていく

一般的には、上記のように思われています。

ですが、これを実際に実行するとどうでしょうか?

チームリーダーはめちゃくちゃしんどい

一般的に思われているように実行すると、チームリーダーの役割というのはしんどいものになってしまいます。

では、それはどうしてか?

  • 全部の情報がチームリーダーに集約されている
  • チームリーダーが責任を一手に引き受けなければいけなくなる
  • チームリーダーとしての重責に耐えなければいけない

そのような状況では、周りの人がチームリーダーに対して忖度をし始めるので、本当の意味での交流ができなくなってしまいます。

その結果、チームリーダーは孤独な存在となってしまいます。

では、孤独と権力が混ざるとどうなっていくのか?

  • 判断をミスしてしまう
  • 重責もかかってくるから自己保身に走ってしまう

つまり、チーム全体がおかしな方向に進んでしまうようなものにならないためにも、チームリーダが持つ権力は分散させていく必要があるわけです。

そして、それがチームリーダーの負担の軽減にも繋がっていきます。

チームリーダーの権限をメンバーに分散させる方法とは?

では、具体的にはチームリーダーの権限をメンバーに分散させるのはどうすればいいのでしょうか?

対策としては、チームリーダーの権限を一般のメンバーとしっかり共有していくということが非常に重要になります。

チームメンバーに対して意思決定の場に関与してくるように促していきます。

情報の共有も進めていき、物事を決めるときに、少なくとも自分が担当することに関してはリーダーと同等の発言権を付与した状態で物事を決めることができるようにしていくわけです。

そうするとどうなっていくのかというと、、、。

  • チームリーダーが一個一個全部考えてコントロールしなくても、メンバーが一人一人が責任もって自立して物事を決めていくことができる
  • メンバーが自分で判断もできるようになるので、結果的にメンバーチームリーダーがしていたことをメンバーができるようにもなる

そうすると、チームリーダーの負担が減っていくし、結果的にメンバーの自立も上がっていき、チーム全体のパフォーマンスを改善していくということが期待できたりするわけです。

じゃあどうすれば、チームリーダーの権限を一般メンバーに移乗でできるか?あるいは権限を共有することできるのか?

結論は、オープンに情報を共有することをしっかり徹底することです。

情報は権限の源泉にもなる

そのため、特定の個人や少数のグループが情報を保持して秘密にしていると、どんどんパワーが強くなってしまいます。

この問題を逆手に取ります。

リーダーが知っていることは、一般のメンバーもみんな知っているという状態にしていく

つまり、極力情報をオープンにしていくわけです。

そうするとリーダーの意思決定に必要な判断材料と、一般のメンバーの意思決定に関与してくる判断材料が一緒になります。

そうなると、どうなるのか?

結果

チームリーダーの持っている権限が弱っていき、薄まっていく

→重責が減り、責任を一人で負わなければいけないことも減る

権力というのは、人を狂わすことがあります。

そのため、権力に狂わされるリスクも減っていき、いいことづくめになるのではないでしょうか?

まとめ:チームリーダーの負担を減らすコツ

[st-kaiwa1]本記事では「チームのリーダーをしていますが、その重責に心が疲れてしまいます。どうすればいいですか?」という疑問にお答えしました。[/st-kaiwa1]

結論から言うと、権限を分散させるです。

具体的には、チームリーダーの権限を一般のメンバーとしっかり共有していくということが非常に重要になっていきます。

そのためには、オープンに情報を共有することをしっかり徹底することを意識して行います。

権力の源泉でもある情報をチームメンバー全体で共有することで、権力に狂わされしまいチームの機能をダメにしてしまうリスクも減り、チームリーダーとしての負担も減らすことができます。

まずは、チームのメンバーと一緒に情報を共有することからはじめましょう!

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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