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雰囲気が悪い職場でも、メンタルを安定させる方法

京極真
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本記事では「職場の雰囲気が悪いです。上司は仕事しないし、部下も仕事できない人が多いです。ストレスでしんどいです。どうしたらよいですか」という疑問にお答えします

また、仕事や人間関係などについてのお悩みについて書いた記事を以下にまとめています。

お困りの方は以下の記事を参考にしてください。

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雰囲気が悪い職場でも、メンタルを安定させる方法

基本的な方法は以下の通りです。

基本方法
  • 手順①:感度を下げる
  • 手順②:自分の人生に集中する

これは、信念対立解明アプローチから導ける方法です。

詳しくは上記で紹介した記事を読むか、以下の本を読んでみてください。

医療関係者のための〜とうたっていますけど、いろんな領域で使える考え方になっています。

信念対立解明アプローチについて、記事でも紹介しています。以下の記事を参照してください。

手順①:感度を下げる

当たり前ですけど、メンタルが職場の雰囲気に影響されないようにするために、感度を下げましょう。

要するに、感受性を落とすということです。

感受性を落とす方法

現象を受け流しつつ、それぞれの立場を相対化する

基本的には、この方法しかないです。

職場の雰囲気が悪いと、腹が立つことやショッキングなことがわりと起こりがちです。

それをいちいち受け止めていたら、メンタルが不安定になってきます。

なので、職場の雰囲気の悪さは、気にとめずにさらっと流してしまうのです。

さらっと流すときに、感じ方は人それぞれであると考慮すべしです。

自分は悲しいと感じるかもしれないけど、人によっては何ともおもわないかもしれない。

そういう気づきがあれば、自分の感じ方に素直に反応しにくくなるので、結果として感度が一段下がります。

手順②:自分の人生に集中する

感度を下げつつ、自分の人生に集中しましょう。

その方が、職場の雰囲気もこれ以上悪くなりにくいし、自分のメンタルも安定してパフォーマンスが向上します。

自分の人生に集中する方法

価値ある目的を達成するためにたんたんと努力する

自分の人生に集中するには、基本的にこれしかないです。

価値ある目的は、職場で優先順位が高い課題かもしれませんし、あなた個人の欲望が反映されたものかもしれません。

自分の人生に集中するには、自他にとって大切な目的を達成することに専念する必要があります。

逆に言えば、目的の達成に専念しないと、雰囲気の悪い職場にメンタルをもっていかれるということです。

雰囲気の悪い職場は、良くない出来事が次から次へと起こるものです。

一度、悪循環に陥った職場が、良循環に至るのは至難の業です。

だけども、そんな悪条件のもとでも、自分の人生に集中することはできます。

雰囲気の悪い職場でもメンタルを安定的に保つには、価値ある目的の達成に専念する必要があるのです。

雰囲気が悪い職場の特徴と対策

雰囲気が悪い職場の特徴を知っておくと対策も実施しやすいです。

雰囲気が悪い職場の特徴は以下の通りです。

雰囲気が悪い職場の特徴
  • その①:コミュニケーション不足
  • その②:不信感の充満
  • その③:組織の機能不全

それぞれに対策があるので、さくっと解説します。

その①:コミュニケーション不足

雰囲気が悪い職場は、たいてい圧倒的にコミュニケーション不足です。

基本的な連絡・報告・相談がない、重要事項でも情報共有できない、情報共有しても伝わっていない、などなど。

「飲ミュニケーションしたらOK?」という人もいますが、そもそも意思疎通できていないのでたいてい無駄に終わりますね。

なので、目的を共有する、状況を確認する、目的と状況を踏まえたうえで方法を検討する、などのコミュニケーションを積極的に行っていきましょう。

それによって、雰囲気の悪さが多少なりとも緩和できるはずです。

面倒くさいと感じるかもだけど、一度やってみてください。

その②:不信感の充満

雰囲気が悪い職場は、不信感がみっちりと充満しています。

「基本的な信頼がない→職場の雰囲気が悪い→さらに信頼がなくなる」という負のループがぐるぐる回っているわけです。

不信感が充満すると、その後に何をやっても信頼できないので、わりとやっかいです。

不信感を払拭するには、きっとどこかに信頼できないこの人を信頼したり、愛したりしている人がいるんだ、、、と想像するといいかもです。

ぼくはそう想像すると、なんとなく優しい気持ちになって、ちょびっとだけ充満した不信感をガス抜き出来る感覚があります。

もちろん、100%信頼できないんだけどね。

その③:組織の機能不全

組織の機能不全も職場の雰囲気が悪くしますね。

指示命令系統がめちゃくちゃ、上司が判断と責任をになわない、部下がアホなどの要因がからむと、組織の機能不全が生じがちです。

「職場=組織」なわけでして、それが機能不全になったら、そりゃ雰囲気も悪なりますわな。

これを改善するには、やはり目的と状況の共有ですよ。

そこがいまいちだと組織の機能不全を改善できず、雰囲気の悪さはいつまでも続きます。

骨の折れる作業ですけども、目的と状況の共有から取り組んでみてください。

雰囲気が悪い職場のメリットとデメリット

雰囲気が悪い職場のメリットとデメリットを知っておくと、メンタルを安定させやすいものです。

雰囲気が悪い職場のメリット

メリット

割り切って働きやすい

「雰囲気が悪い=愛着がわかない」となりやすく、そのぶんドライに働くことができます。

業務時間中は最善を尽くすけど、時間がきたらさくっと帰宅し、プライベートを充実させたり、スキルアップに取り組んだりしたらよいです。

また割り切って働けるということは、もっと良い職場に転職する心理的ハードルが低いです。

隣の芝生が青く見えやすいので、さらなるチャンスをつかむために行動できる。

こういうメリットがあるとわかっていれば、メンタルも安定させやすいはず。

雰囲気が悪い職場のデメリット

他方、雰囲気が悪い職場のデメリットには以下のようにいろいろあります。

デメリット
  • 健康に悪い
  • 成果がでない

その①:健康に悪い

雰囲気が悪い職場にいたら、ストレスがたまりやすいので健康に悪いです。

上述のメンタルを安定させる方法を実行できればよいです。

が、そうでないなら心身にダメージがあるという認識はもつべしです。

その②:成果がでない

職場の雰囲気が悪いと、職員のパフォーマンスが向上しないので、努力してもから回って成果がでないです。

つまり、雰囲気悪い職場は努力が成果につながらない!

このデメリットは業種によっては致命傷になりかねないので、メンタルを安定させて結果を出せるようにしましょう。

まとめ:雰囲気が悪い職場でも、メンタルを安定させる方法

本記事では「職場の雰囲気が悪いです。上司は仕事しないし、部下も仕事できない人が多いです。ストレスでしんどいです。どうしたらよいですか」という疑問にお答えしました。

そういう場合はメンタルを安定させるしかなく、基本方法は以下の通りです。

基本方法
  • 手順①:感度を下げる
  • 手順②:自分の人生に集中する

雰囲気が悪い職場はわりと多いので、うまくサバイブしましょうね。

著者紹介
京極 真
1976年大阪府生まれ。Ph.D、OT。Thriver Project代表。吉備国際大学ならびに同大学大学院・教授。作業療法学科長、保健科学研究科長、(通信制)保健科学研究科長。首都大学東京大学院人間健康科学研究科博士後期課程・終了。『医療関係者のための信念対立解明アプローチ』『作業療法リーズニングの教科書』『作業で創るエビデンス』など著書・論文多数。
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