コミュニケーションがうまくいかない原因と対策【具体例で学ぶ】

きょうごく
本記事では「コミュニケーションがうまくいかないときがあって困っています。コミュニケーションがうまくいかない原因が知りたいし、できれば対策も教えてほしいです」という疑問にお答えします

こんな方におすすめ

  • コミュニケーションがうまくいかない原因を知りたい
  • 具体的な対策を教えてほしい

本記事を書いているぼくは10年以上前からコミュニケーション論を研究しています。

その結果として、信念対立解明アプローチという哲学的実践論を体系化するにいたりました。

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本記事ではそんなぼくが上記の疑問にさくっとお答えします。

コミュニケーションがうまくいかない原因

結論:コミュニケーションがうまくいかない原因は文脈を読めていないです

結論から言うと、コミュニケーションがうまくいかない原因は文脈を読めていないです。

理由は、文脈を適切に解読できないと、相手の主張を理解できなかったり、自身の話があちこちに飛んだりするからです。

体験談:ぼくが失敗した話

具体的なお話をすると、ぼくは「信念対立」という意見の食い違いで生じるトラブルを研究していますが、だいぶ前にお会いしたある方は「信念対立なんて存在しない」とおっしゃっていました。

ぼくが先行研究や自前のデータを示しつつ説明しても、「信念対立なんて存在しない」の一点張りで話がぜんぜんかみあいません。

このやり取りで気づいたのは、ぼくは相手の「信念対立なんて存在しない」という主張の背景にある文脈を読めていなかったし、相手のかたは相手のかたで何百年と続く議論の蓄積や現在も示されつつあるデータに位置づけながら信念対立を理解することができてない、ということです。

これはまさに、お互いに文脈を読めていない(あるいは読もうとしてない)ために生じているエラーでした。

これでは、コミュニケーションがうまくいくはずありません。

良くある疑問:文脈だけなの?

そういうと「文脈だけが問題なの?」という疑問があると思います。

確かに、そういった疑問は妥当ですけども、コミュニケーションがうまくいかないときは文脈が読めていないと考えていたらさしあたりOKです。

なぜなら、文脈を読むとは、自他の話の流れの一貫性を把握したうえで、お互いのやり取りをかみ合わせていくことだからです。

よく分からない人は、コミュニケーション中に話の流れが把握できないケースを想像してみてください。

そもそも何を言っているかわからないわけでして、当然のことながらお互いのやり取りがかみ合うわけないですよね。

そうなると、コミュニケーションがうまくできると思いますか?

双方が超絶妙に同じように支離滅裂にならない限りにおいては、たぶん無理ゲーです。

良くある疑問:文脈は完璧に読まないと駄目ですか?

「コミュニケーションがうまくいくには、文脈は完璧に読まないと駄目ですか?」という疑問もあるかと思います。

結論は、完璧に読まなくてもOKです。

理由は、そもそも文脈の完全読解は不可能だということと、完璧に読まなくてもコミュニケーションは何となくうまくできるからです。

文脈は話の流れなのでその都度違うものですし、話すことによって話すことが変わることもあるので、完全に読むことは無理です。

だけども、飛行機が予想ルートを外しても安全に目的地につけるように、文脈も完全に読まなくてもおおよそ読めていればだいたいなんとかなります。

実際、ぼくも文脈を完全に読めているかというとぜんぜんです。

けど、わりとコミュニケーションをうまくやれている方だと思います(しらんけど)。

コミュニケーションがうまくいかないときの対策

結論:コミュニケーションがうまくいかないときの対策は文脈を読むです

以上を踏まえると、コミュニケーションがうまくいかないときの対策は文脈を読むです

理由は、文脈を読めていないとコミュニケーションがうまくいかないので、ならば逆に文脈を読めるようにしていけば何とかなると期待できるからです。

文脈を読めるようになるための対策は以下の通りです。

対策

  • その①:主張ー理由ー具体例を的確につかまえる
  • その②:コミュニケーションしている理由を明らかにする
  • その③:コミュニケーションの背景を把握する

それぞれ順に解説していきます。

その①:主張ー理由ー具体例を的確につかまえる

文脈を読むには、話の流れの理解が欠かせません。

ところが、コミュニケーションがうまくいかない人は、それが苦手です。

話の流れを理解するには、自他の話の「主張ー理由ー具体例」を的確につかめるようにしたらOKです。

主張とは、自他が結論として伝えたいことです。

理由は、結論を裏付けるものです。

具体例は、主張と理由が対応している現実世界の事実やメタファー(例え話)です。

話の流れを的確につかまえるには、論理トレーニングを積むとよいです。

以下の本がおすすめなので、コミュニケーションがうまくいかない人はぜひお読みください。

その②:コミュニケーションしている理由を明らかにする

また、文脈を読むにはコミュニケーションしている理由につながっている必要があります。

理由は、何のためにコミュニケーションしているのかわからなくなると、話が支離滅裂になっていくからです。

リアルな体験例:支離滅裂

具体的なお話をすると、以前お会いしたある方は話している途中から「あれ?私なんでこんな話していたんだっけ??」とおっしゃっていました。

つまり、話している途中で話している理由を忘れるのです。

すると、当然のことながら話が進むにつれて、話題は枝葉に分かれていくし、言葉数が多い割には何も残らないという状態でした。

こうした状態だと、話している本人も、それを聴いている人もわりとつらいですよね。

なので、文脈を読むにはコミュニケーションしている理由をつかまえておく必要があります。

理由を思い出すスキルは、ぼくの本で詳述しています。

「医療関係者」を謳っていますが、このスキル自体は領域を問わずに使えるので、ぜひどうぞです。

その③:コミュニケーションの背景を把握する

文脈は現在の話の流れだけでなく、時間、人脈などの背景もふくめて把握しないと読めません。

理由は、コミュニケーションは周囲の環境も含めて展開するからです。

リアルな体験例:謝罪

具体的なお話をすると、とある方が「〇〇さんに謝罪した方がいい」と忠告してきたことがあります。

ぼくからすると、謝罪する意味がまったくわからずお断りしたのですが、後で背景を知ったところによると、そのとある方が〇〇さんが怒っていると早とちりし、先回りしてぼくに連絡してきていたということがわかりました。

そういう背景を知らないままでいると、ぼくはそれらの方々とのコミュニケーションがうまくいかず、その後も苦慮し続けていたかもしれませんよね。

だけども、背景を把握することができると、「な〜んだ。そういうことか、笑」でおしまいです。

なので、文脈の理解には背景の把握が必要なんです。

背景の把握もぼくの本で詳しく書いているので、ぜひどうぞです。

まとめ:コミュニケーションがうまくいかない原因と対策【具体例で学ぶ】

本記事では「コミュニケーションがうまくいかないときがあって困っています。コミュニケーションがうまくいかない原因が知りたいし、できれば対策も教えてほしいです」という疑問にお答えしました。

結論から言うと、コミュニケーションがうまくいかない原因は文脈を読めていないです。

したがって、対策は文脈を読めです。

本記事がコミュニケーションがうまくいかない人の役に立つようでしたらうれしいです。

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追記:信念対立解明アプローチの書籍はこちらから

本記事の基盤にある信念対立解明アプローチの書籍は3冊あります。

本記事が面白かった人は、ぜひ書籍もあわせてお読みいただけるとうれしいです。

 

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